京都競馬場3200メートル(芝)で行われる
4歳以上オープン戦
当レースは、日本のGⅠ競走で最も長い距離、芝3200メートルで行われるレースである。
1984年までは秋の「天皇賞」も同じ距離で行われていたが、現在は芝2000メートルに短縮されている。
このレースはステイヤーと呼ばれる長距離を得意とする競走馬が出走し、古馬が出られる国内唯一の芝3000メートル以上のGⅠ競走として定着している。
近年は短距離やマイル、中距離のレースが増えたため、ステイヤーレースの有力馬の参戦が減少傾向にあったが、2020年以降には芝3000メートル以上のレース「松籟ステークス」や「古都ステークス」などが増え、ステイヤー競走の地位が少しずつ回復傾向になってきた。
今年の「天皇賞(春)」には21頭の出走登録があり、昨年の「日本ダービー馬」や「菊花賞馬」など数多くの有力馬が登録されており、「天皇賞」に相応しい豪華メンバーが揃った。
ステイヤー戦は、走破タイム、レース展開など中距離以下のレースとは一味違う醍醐味があり、これからのステイヤー路線のレベルを占う意味でも、実に楽しみな一戦となっている。
今回も過去10年(2021年から2022年の阪神競馬場開催を含む)の結果より好走馬の傾向を探ってみた。
注目ポイント
人気別戦績
まずは下記のデータをご覧頂きたい。
過去10年の1番人気の戦績
1着3頭、2着3頭、3着0頭、4着以下4頭
勝率30.0% 3着内率60.0%
過去10年の2番人気の戦績
1着5頭、2着0頭、3着1頭、4着以下4頭
勝率50.0% 3着内率60.0%
過去10年の3番人気の戦績
1着1頭、2着1頭、3着1頭、4着以下7頭
勝率10.0% 3着内率30.0%
過去10年の4番人気
1着1頭、2着1頭、3着4頭、4着以下4頭
勝率10.0% 3着内率60.0%
過去10年の5番人気の戦績
1着0頭、2着1頭、3着0頭、4着以下9頭
勝率0.0% 3着内率10.0%
過去10年の6番人気から9番人気の戦績
1着0頭、2着2頭、3着2頭、4着以下36頭
勝率0.0% 3着内率10.0%
過去10年の10番人気以下の戦績
1着0頭、2着2頭、3着2頭、4着以下72頭
勝率0.0% 3着内率5.3%
過去10年の当レースの傾向を見ると1番人気から4番人気の馬が勝利しており、ポテンシャルや実力が反映されやすく、フロックが起きにくいレースとされている。
特に2番人気は5勝しており、1番人気よりも勝率が高い傾向にあることは抑えておきたい。
一方で、6番人気以下の馬も8頭が入線しており、そのうち5頭は前走が芝2200メートル以上の重賞で6着以内に入っている。
今年の出走登録馬の中でも、前走が芝2200メートル以上の重賞で6着以内に入線した馬は5頭おり、このような馬はステイヤーとしてのポテンシャルを秘めている可能性もあり、この条件に当てはまる馬は注目して狙ってみるのも面白いだろう。
馬齢別戦績
こちらもまずは下記のデータをご覧頂きたい。
過去10年の4歳馬の戦績
1着4頭、2着2頭、3着4頭、4着以下30頭
勝率10.0% 3着内率25.0%
過去10年の5歳馬の戦績
1着5頭、2着3頭、3着1頭、4着以下38頭
勝率10.6% 3着内率19.1%
過去10年の6歳馬の戦績
1着1頭、2着4頭、3着2頭、4着以下33頭
勝率2.5% 3着内率17.5%
過去10年の7歳馬以上の戦績
1着0頭、2着1頭、3着3頭、4着以下頭32
勝率0.0% 3着内率11.1%
過去10年の当レースでは、勝ち馬の大半が4歳馬から5歳馬で、その勝率は10.0%を超えている。
対して6歳以上の勝ち馬は稀で、唯一の6歳馬で勝利したのは2015年の「ゴールドシップ」のみとなっている。
しかしながら、6歳馬は2着から3着に6頭入線しており、3着内率は17.5%と比較的高い戦績を残していることは覚えておきたい。
7歳以上の馬は好走数が著しく減少し、3着内率は11.0%にとどまっている。
この傾向から、当レースは若い世代の馬が活躍する傾向があり、馬券を組み立てる際には若い世代の馬を中心に組み立てることがベターだと言える。
前走クラス別戦績
オープン組以下は馬券に絡んでいない。
下記のデータをご覧いただきたい。
過去10年の前走GⅠ組の戦績
1着2頭、2着1頭、3着0頭、4着以下6頭
勝率22.2% 3着内率33.3%
過去10年の前走GⅡ組の戦績
1着8頭、2着8頭、3着8頭、4着以下101頭
勝率6.4% 3着内率19.2%
過去10年の前走GⅢ組の戦績
1着0頭、2着1頭、3着2頭、4着以下20頭
勝率0.0% 3着内率13.0%
過去10年の前走オープン組の戦績
1着0頭、2着0頭、3着0頭、4着以下4頭
勝率0.0% 3着内率0.0%
過去10年の前走3勝クラス組の戦績
1着0頭、2着0頭、3着0頭、4着以下4頭
勝率0.0% 3着内率0.0%
過去10年の当レースで馬券に絡んだ30頭、すべての馬が前走重賞競走を臨戦していたことがわかる。
特に前走GⅡからの臨戦馬の戦績が優秀で、3着内率こそ前走GⅠからの臨戦に劣るが、勝ち馬8頭、馬券内に24頭は高水準の結果となっている。
対して、前走がオープン以下の馬は少数ではありつつも、いずれも馬券外に敗れていた。
このことから、馬券予想の際には前走のクラスにも注意を払うことが必要だといえる。
今年の出走登録馬の中で前走がオープン以下の馬は5頭いるが軽視しても良さそうだ。
以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う。
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推奨馬
◎本命 ドゥレッツァ
前走、「金鯱賞」2着からの臨戦馬。
人気上位になる可能性は高いと見ており、単勝人気のデータ上好材料にもなる可能性がある。
4歳馬。前走GⅠ組。多くの好走データと合致している、言わずと知れた昨年の「菊花賞馬」で長距離の適性は最上位クラスだと言える。
さらに「菊花賞」では不利と言われた大外枠から2着と0.6秒差離して勝っており、ここは本命としたい。
〇対抗 タスティエーラ
前走、「大阪杯」11着からの臨戦馬。
単勝人気のデータ上好材料にもなる可能性がある。
4歳馬。前走GⅠ組。この馬も多くの好走データに合致している。
昨年の「菊花賞」2着馬で折り合いが上手く長距離適性も高いと言える。しかしながら、本命の馬とは勝負付けが付いている印象でここは対抗評価としたい。
▲単穴 テーオーロイヤル
前走、「阪神大賞典」1着からの臨戦馬。
単勝人気のデータ上好材料にもなる可能性がある。
前走GⅡ組。近3走3000メートル以上の重賞を好走しており長距離適性の面では申し分ない。
6歳馬というところでデータ上勝率が低いことを考慮し単穴評価で。
「ブローザホーン」「ディープボンド」
前者は、前走「阪神大賞典」3着からの臨戦馬。
5歳馬、前走GⅡ組と好走データと合致、前走3000メートルの距離を3着と好走しており、長距離適性の面で目処がたった印象。
2走前の「日経新春杯」では強い相手に勝ち切っており、△連下評価としたい。
後者は、前走「阪神大賞典」7着からの臨戦馬。
当レースを3年連続2着と好走しており、適性面では疑いようがない。
しかしながら、今年7歳で状態面、データの面で懸念材料を考慮して、☆注意評価で。
以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。
天皇賞春2024予想
予想印はレース当日朝10時までに当ブログで公開します。
※AI予想ですので、本記事の印とは異なります。
是非馬券購入の参考にしてください。



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