シリウスステークス2026予想|ギュルヴィ本命!ラムジェット・サイモンザナドゥを徹底考察

第30回 シリウスステークス(GⅢ)

2026年9月26日(土)、阪神競馬場では秋のダート中距離戦線を占う**第30回シリウスステークス(GIII)**が行われます。

舞台は阪神ダート2000m。

今回は19頭が出走を予定していますが、フルゲートは16頭。ハンデ戦ということもあり、実績馬から上がり馬まで非常に多彩な顔ぶれがそろいました。

なかでも注目したいのが、

  • 阪神ダ2000mで勝利経験のあるギュルヴィ
  • 東京ダービー馬でGⅠ級の実績を持つラムジェット
  • 昨年のシリウスS2着馬サイモンザナドゥ
  • 中距離重賞で安定した走りを続けるカズタンジャー
  • 阪神適性が高いルシュヴァルドール

あたり。

過去10年のデータを見ると、1番人気の複勝率は40%にとどまる一方、先行馬の複勝率は31.7%、上がり最速馬の複勝率は60%。単純な前残りだけではなく、最後まで長く脚を使える馬を重視したいレースです。


シリウスSで重要なのが、特殊な阪神ダート2000mへの適性です。

阪神ダートは1周1517.6m、直線352.7m。2000mは芝スタートとなり、1コーナーまで約500mと距離があります。

さらにバックストレッチ後半から緩やかな下りに入り、最後はゴール前の坂をもう一度越えなければなりません。

つまり、単純な瞬発力勝負というよりも、2000mを走り切るスタミナと持続力、そして最後まで脚を残すレース運びが重要になります。

過去10年では差し馬が6勝を挙げていますが、複勝率では先行馬が31.7%でトップ。

前につけられるうえに、最後までバテない馬が理想的です。


今回のメンバーを見ると、極端な逃げ馬が多い組み合わせではありません。

先行~好位を狙う馬としてはギュルヴィ、テーオーマルコーニ、リアレスト、カズタンジャーあたりが候補。

一方でラムジェット、サイモンザナドゥ、ルシュヴァルドールなどは中団からの差しが基本形となりそうです。

阪神ダ2000mは最初のコーナーまでが長いため、序盤からある程度のポジション争いが起こる可能性があります。

ただし、向正面から3~4コーナーにかけて各馬が徐々に動き始める形になれば、最後はロングスパート型の持続力勝負になる可能性が高そうです。

そこで本命には、先行~好位で運べるうえ、2000m以上でも安定している馬を選びたいところです。


今回の本命はギュルヴィです。

2026年はダート中距離路線で着実に力を付けてきました。

5月の丹沢Sでは東京ダ2100mを勝利。

その前の是政Sでも2着に入り、長めのダートで安定したパフォーマンスを見せています。

さらに7月のマーキュリーCでは重賞初挑戦ながら3着。

盛岡ダ2000mで2分03秒4を記録し、重賞でも通用するところを見せました。

そして何より評価したいのが、阪神ダ2000mの勝利実績です。

2026年3月の2勝クラスで阪神ダ2000mを経験し、58kgを背負って2分05秒3で勝利。

この条件への適性をすでに証明しています。

今回は重賞で相手が強化されますが、阪神2000mへの適性、先行力、距離適性を総合すると非常に魅力的。

武豊騎手とのコンビ継続もプラス材料でしょう。

重賞初制覇に期待して本命です。


対抗はラムジェット

実績だけなら今回のメンバーでもトップクラスです。

2024年の東京ダービーを制したほか、2025年のチャンピオンズCでは3着。

今年もフェブラリーS帝王賞とGⅠ級の舞台を経験しており、前走帝王賞では5着に入っています。

そのため、GIIIのシリウスSなら能力そのものは上位と考えられます。

一方、今回のポイントは阪神ダート2000mへの適性と位置取り

ラムジェットは差し~追い込みタイプで、展開の助けが必要になる場面もあります。

阪神ダ2000mは差し馬の勝利も多いとはいえ、後方一気だけでは届かないケースもあります。

それでもGⅠ級の相手と戦い続けてきた経験値は大きく、ここでは能力を素直に評価。

三浦騎手とのコンビで、直線でどこまで差し込めるかに注目です。


単穴にはサイモンザナドゥ

この馬は何といっても昨年のシリウスS2着が魅力です。

2025年のシリウスSでは9番人気ながら2着。

勝ったホウオウルーレットとは0.1秒差でした。

さらにその後のみやこSでも2着。

2026年はアンタレスS14着、平安S6着と苦戦したレースもありますが、8月の名鉄杯では3着まで巻き返しています。

今回は昨年と同じ舞台。

川田騎手との新コンビになる点も含め、展開が差し向きになれば一気に浮上してきそうです。

昨年の好走実績を考えれば、軽視はできません。


穴候補として面白いのがカズタンジャー

2025年のマーキュリーCを勝った実績があり、ダート2000m~2400mの中長距離で安定した競馬を続けてきました。

2026年もダイオライト記念3着、名古屋グランプリ5着、帝王賞7着など、相手の強い重賞を使われています。

前走BSN賞では新潟ダ1800mで4着。

大きく崩れているわけではなく、距離延長でパフォーマンスを上げてくる可能性があります。

シリウスSは2000mという距離への適性が重要。

この馬の持つスタミナは十分に警戒しておきたいところです。


ルシュヴァルドールも上位候補。

通算では14戦5勝。

2000mは2戦して1勝2着1回と、連対率100%の成績を残しています。

さらに右回りでは12戦5勝2着1回3着3回と安定。阪神ダート2000mの舞台設定との相性は非常に良さそうです。

2026年は2戦して3着1回と、まだ本来の勢いを取り戻し切っていない点は気になります。

ただし、得意条件に戻って一変する可能性は十分。

坂井騎手とのコンビにも注目です。


上がり馬ではテーオーマルコーニ

2026年は中京スポニチ賞を勝ち、伊勢S2着、さらに5月の桃山Sを勝利。

桃山Sでは京都ダ1800mを好位から抜け出して勝利しており、オープンクラス入り後の重賞挑戦でどこまで通用するかがポイントです。

1900~2100mにも対応しており、距離そのものは問題ありません。

4カ月ぶりとなる点は割引材料ですが、成長力のある4歳馬だけに注意したい存在です。


もう一頭、警戒したいのがメイショウズイウン

8月のBSN賞では新潟ダ1800mを1分52秒0で勝利。

4番人気からタガノバビロンを0.1秒差で退けました。

2026年春は三宮S9着、アンタレスS13着など苦戦しましたが、前走で見事に復調。

阪神ではこれまでダート1800mの勝利経験もあり、コースへの対応力もあります。

今回は一気に相手が強くなりますが、前走の勢いを考えれば押さえておきたい1頭です。


リアレストは距離適性を重視して押さえたい馬。

長距離ダートを使われてきた実績があり、阪神2000mという条件は合っています。

今回のメンバーでは展開が重要になりますが、前々で流れに乗れるようなら粘り込みの余地があります。


実績馬ではハピも当然警戒。

長くダート重賞戦線で活躍してきた7歳馬で、これまでの重賞経験は今回のメンバーでも上位。

ただし近走の内容を考えると、全盛期と同じ評価を与えるのは難しいところ。

能力だけでなく、現在の状態とハンデを見ながら最終判断したい馬です。


今回の穴候補としては、

カズタンジャー

を最も警戒したいところ。

重賞での経験値が豊富で、2000m以上にも対応できるのは大きな強みです。

また、メイショウズイウンも前走BSN賞を勝って勢いがあります。

ハンデ戦だけに、上位人気馬だけでなく55~56kg前後のハンデを与えられた馬がいれば要チェック

過去データでも55~56kg台は好走例が多く、逆に57kg以上は勝ち切りという点ではやや難しい傾向が出ています。


現時点での印は以下の通りです。

馬名評価
ギュルヴィ阪神ダ2000m実績+中距離適性を評価
ラムジェットGⅠ級での実績は最上位
サイモンザナドゥ昨年2着。同舞台で再浮上
カズタンジャー中長距離重賞で安定。穴候補
ルシュヴァルドール2000m連対率100%
テーオーマルコーニ桃山S勝ちの上がり馬
メイショウズイウンBSN賞勝ちで復調
リアレスト距離適性を警戒
ハピ実績上位のベテラン

2026年のシリウスステークスは、GⅠ級の実績を持つラムジェットと、勢いのある中距離馬が激突する好メンバーとなりました。

その中で本命に選んだのはギュルヴィ

阪神ダート2000mでの勝利経験に加え、東京2100mの丹沢Sを勝ち、マーキュリーCでも3着。

中距離ダートでの安定感が高く、阪神2000mという今回の舞台への適性を最も評価しました。

対抗は実績最上位のラムジェット

展開が差し向きになれば、ここでは能力でまとめて差し切る可能性もあります。

そして昨年2着のサイモンザナドゥは、同じ阪神2000mで再び好走しても不思議ではありません。

最終的には枠順、確定ハンデ、追い切りを確認したうえで評価を調整したいところ。

現時点では、

◎ギュルヴィ
○ラムジェット
▲サイモンザナドゥ
☆カズタンジャー

を中心に考えたい一戦です。


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