中山競馬場(芝)1800メートルで行われる4歳以上オープン戦
当レースは、非常に歴史ある重賞で、好走した馬が後のGⅠ戦線で活躍するなど、これまで数々の名馬が誕生してきた。
例を上げれば2022年の勝ち馬「パンサラッサ」は同年の「ドバイターフ」でGⅠの初タイトルを取り、翌2023年には「サウジカップ」を勝つなど、当レースをステップに成長を遂げた。
他にも2020年勝ち馬の「ダノンキングリー」は翌年の「安田記念」を勝利するなど距離の幅を問わず活躍馬を輩出している。
近年は春のGⅠ(ドバイ国際競走、香港クイーンエリザベスⅡ世カップ、大阪杯など)に向けての叩き台として使われるレースのため、実力馬も集まりやすく楽しみな1戦である。
今回も過去10年の結果から好走馬の傾向を探って行きたいと思う。
注目ポイント
人気別戦績
別定重賞だけに人気馬中心。まずは下記のデータをご覧頂きたい。
過去10年の1番人気の戦績
1着3頭、2着0頭、3着0頭、4着以下7頭
勝率30.0% 3着内率30.0%
過去10年の2番人気の戦績
1着3頭、2着2頭、3着2頭、4着以下3頭
勝率30.0% 3着内率70.0%
過去10年の3番人気の戦績
1着2頭、2着0頭、3着2頭、4着以下6頭
勝率20.0% 3着内率40.0%
過去10年の4番人気の戦績
1着0頭、2着3頭、3着1頭、4着以下6頭
勝率0.0% 3着内率40.0%
過去10年の5番人気の戦績
1着2頭、2着2頭、3着0頭、4着以下6頭
勝率20.0% 3着内率40.0%
過去10年の6番人気から9番人気の戦績
1着0頭、2着3頭、3着5頭、4着以下32頭
勝率0.0% 3着内率20.0%
過去10年の10番人気以下の戦績
1着0頭、2着0頭、3着0頭、4着以下32頭
勝率0.0% 3着内率0.0%
と、開幕週の別定重賞だけに実力通りの結果になりやすく、人気馬で決まっている傾向が強い。
勝ち馬も1番人気から5番人気までしか出ておらず、勝利だけでみると穴馬には出番がない結果となっている。
しかしながら、2着、3着まで視野を広げてみると馬券内に8頭絡んでおり、軽視は禁物と言える。
このことから、軸には実力のある人気馬を中心に考え、相手には穴馬にも手を広げて見るのも馬券攻略の鍵になるだろう。
年齢別戦績
年齢が、若い馬ほど好走率が高い一戦。こちらも下記のデータをご覧頂きたい。
過去10年の4歳馬の戦績
1着4頭、2着4頭、3着6頭、4着以下16頭
勝率13.3% 3着内率46.7%
過去10年の5歳馬の戦績
1着4頭、2着4頭、3着0頭、4着以下23頭
勝率12.9% 3着内率25.8%
過去10年の6歳馬の戦績
1着1頭、2着2頭、3着2頭、4着以下22頭
勝率3.7% 3着内率18.5%
過去10年の7歳馬以上の戦績
1着1頭、2着0頭、3着2頭、4着以下31頭
勝率2.9% 3着内率8.8%
上記のデータを見てお分かり頂ける通り、4歳馬、5歳馬の戦績が群を抜いて好走率が高く、勝ち馬8頭、馬券内に20頭と、ほぼこの年齢の馬が馬券に絡んでおり、軸を選ぶ際もここから入るのがベターだろう。
対して7歳馬以上で馬券内に来た馬は3頭と少なく、ここは軽視して構わないだろう。しかしながら、例外として2022年6歳、2023年7歳で当レースを連覇した「ヒシイグアス」の出走登録が今年もあるのでレース巧者であるこの馬には注意していきたい所だ。
通算出走数別成績
過去10年の通算出走数で見てみると、19戦以内の馬が1着10頭、2着8頭、3着6頭、4着以下39頭、3着内率38.1%となっており、勝ち馬全てがこのキャリアから出ており、3着内率も信頼できる数値となっている。
対して、20戦以上の馬は1着0頭、2着2頭、3着4頭、4着以下54頭 、3着内率10.0%とやや奮わない結果となっており、馬券選びの際は前述でも記載した、比較的年齢の若い馬、間隔を開けて大事に使われてきた馬などを狙うのも選択肢の1つだろう。
脚質別戦績
開幕週の「中山競馬場」馬場的にも前が有利。
こちらもまずは下記のデータに注目して頂きたい。
過去10年の逃げ馬の戦績
1着1頭、2着0頭、3着3頭、4着以下6頭
勝率10.0% 3着内率40.0%
過去10年の先行馬の戦績
1着8頭、2着5頭、3着3頭、4着以下19頭
勝率22.9% 3着内率45.7%
過去10年の差し馬の戦績
1着1頭、2着4頭、3着4頭、4着以下30頭
勝率2.6% 3着内率23.1%
過去10年の追い込み、マクリ馬の戦績
1着0頭、2着1頭、3着0頭、4着以下37頭
勝率0.0% 3着内率2.6%
この様に、脚質ごとの戦績で傾向を見たところ、逃げ、先行馬から勝ち馬9頭と圧倒的な数値を残している。
今週から開幕する「中山競馬場」の馬場が綺麗なため、時計も出やすくなっており、先行馬が有利であると考察できる。
一方2着、3着には差し馬の台頭もあるが、馬場の影響もあり勝ち切るまでの差し脚は届きづらいということも考慮できることから、1列下げた3連系の相手には組み込みたい所だ。
所属厩舎
東西所属別の戦績でみてみると美浦所属が1着8頭、2着5頭、3着6頭、4着以下57頭、3着内率25.0%、一方栗東所属が1着2頭、2着5頭、3着4頭、4着以下34頭、3着内率24.4%となっており、3着内率で見ればほぼ見劣りしないのだか、勝ち馬で見ると美浦所属が8頭と圧倒している。
「中山競馬場」で行われる重賞だけに輸送距離が短い(馬の負担が少ない)地元組が優勢と考えられる。
一方関西馬で勝利した馬は冒頭で紹介した2022年の「パンサラッサ」と、2014年の「ジャスタウェイ」のみで、実力的にGⅠクラスの馬で、今年も該当馬がいれば狙っていきたい所だ。
補足だが地方馬も1頭のみ出走してきてはいるが着外となっている。
以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う。
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推奨馬
◎本命 ソールオリエンス
前走「有馬記念」8着からの臨戦馬。
美浦所属で、4歳馬。当レースがデビュー8戦目とキャリアの上でもデータと合致。
中山巧者で2勝しており同会場の「皐月賞」を制していることからも実力的にも1枚上の存在。
ここをステップに春のGⅠ戦線に名乗りを上げたいことからも、ここは本命に推したい。
〇対抗 エルトンバローズ
前走「マイルチャンピオンシップ」4着からの臨戦馬。
4歳馬でキャリア10戦目、先行脚質とデータ的にもほぼ合致している。
重賞も2勝していることから、実力的にも期待の1頭。勝ち負けまであると見て、対抗評価としたい。
▲単穴 ヒシイグアス
前走「香港カップ」4着からの臨戦馬。美浦所属。
2022年、2023年と「中山記念」を連覇していることからも適性面は十分。
しかしながら、今年8歳と充実期から見ると、ピークは過ぎた感はあるのでここは単穴評価としたい。
「マイネルクリソーラ」「イルーシヴパンサー」
前者は前走「日刊スポーツ賞中山金杯」3着からの臨戦馬。
美浦所属の5歳馬。前走は初の重賞で先行して3着と好走しており、「中山競馬場」での実績もあり、ここは楽しみな馬。
一方、キャリア的には23戦目となるためそこはマイナス材料。
今回はメンバーレベルが上がる当レースでどこまでやれるか、といった所だろう。
ここは△連下評価としたい。
後者は前走「マイルチャンピオンシップ」6着からの臨戦馬。
前走はGⅠ「マイルチャンピオンシップ」で後方から追い込み6着と、負けはしたが3着馬とは僅差だったことを考えると次に繋がる1戦だった。
先行できる脚質、自在性も持ち合わせていることから、ここでも面白い1頭。
しかしながら、当馬は主に1600メートルを主戦場にしており、今回の1800メートルは少し長い印象を受けるため、ここは☆注意評価までとしたい。
以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。
中山記念2024予想
予想印はレース当日朝10時までに当ブログで公開します。
※AI予想ですので、本記事の印とは異なります。
是非馬券購入の参考にしてください。



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