【阪神ジャンプS 2026予想】ジューンベロシティ本命!シホノスペランツァ・ロードリベラシオンを徹底考察

第28回 阪神ジャンプステークス(J・GⅢ)

2026年9月19日(土)、阪神競馬場で**第28回阪神ジャンプステークス(J・GⅢ)**が行われる。

舞台は阪神芝3140m。3歳以上の障害オープン馬によって争われる秋の障害重賞で、今年は12頭が登録した。

メンバーを見ると、京都ハイジャンプを制したシホノスペランツァ東京ジャンプSで2着のジューンベロシティ、春の阪神でオオキニを破ったロードリベラシオン、中山グランドジャンプ4着のホウオウプロサンゲなど、実績馬がそろった。

一方で、モンツァフレイバーやドラギニャンのように、近走で勢いを見せている上がり馬もいる。

JRAの過去10年データでは、1番人気が連対率80%、3着内率90%と非常に安定しており、過去10年間は毎年4番人気以内の馬が少なくとも2頭、3着以内に入っている。波乱よりも実績上位馬を中心に考えたいレースだ。

現時点での本命は、東京ジャンプS2着から臨むジューンベロシティ

対抗には京都ハイジャンプを勝ったシホノスペランツァ、単穴に阪神で勝利実績のあるロードリベラシオンを評価する。


馬名評価
◎ジューンベロシティ東京ジャンプS2着。実績・安定感を最上位評価
○シホノスペランツァ京都ハイJ勝ち。61kgでも能力上位
▲ロードリベラシオン阪神3110mを逃げ切り。コース適性が魅力
☆ホウオウプロサンゲ中山GJ4着。大舞台経験を評価
△オオキニ阪神でロードリベラシオンと接戦
△モンツァフレイバー近2走連勝。勢いなら上位
△アトラクティーボソレイユJS2着。先行力が魅力
△ドラギニャン障害転向後2連勝。未知の魅力
△ネイチャーシップ実績馬。展開が向けば

まず注目したいのが、JRAが公開している過去10年のデータ。

1番人気は、

7-1-1-1

で、3着内率90%。

連対率も80%と非常に高い。

さらに過去10年間、毎年4番人気以内の馬から最低2頭が3着以内に入っている。

つまり阪神ジャンプSは、人気薄を手広く狙うよりも、実績上位の人気馬を軸にして相手に中穴を加えるのが基本戦略になりそうだ。

今年のメンバーなら、ジューンベロシティ、シホノスペランツァ、ホウオウプロサンゲあたりが上位人気になりそうだが、阪神コースへの適性を考えるとロードリベラシオンもかなり魅力的。


阪神芝3140mは、単純なスピードだけでは乗り切れない。

障害を何度もクリアしながら長い距離を走るため、

  • 安定した飛越
  • 折り合い
  • スタミナ
  • コーナーでの立ち回り
  • 最後まで脚を残す能力

が重要になる。

特に障害重賞では、序盤から無理にポジションを取りに行くよりも、リズム良く飛越をこなしながら中盤以降に進出できる馬を重視したい。

今年はロードリベラシオンやアトラクティーボなど前で運べる馬がいる一方、ジューンベロシティ、シホノスペランツァ、ホウオウプロサンゲなど実績上位の差し・好位勢もいる。

極端な前残りより、先行勢を見ながら運べる実績馬を中心に考えたい。


本命はジューンベロシティ

8歳馬ながら、障害重賞での安定感はメンバー屈指。

2026年6月の東京ジャンプSでは、61kgを背負って2着。

勝ち馬スズカハービンとは0.6秒差だったが、3番手からしっかり立ち回り、最後まで大きく崩れなかった。

さらに今年2月の小倉ジャンプSでも2着。

前年には東京ハイジャンプを勝っており、重賞での実績は十分だ。

そして何より、阪神ジャンプSとの相性も見逃せない。

2025年の阪神ジャンプSでは2着。

ネビーイームにクビ差まで迫っており、阪神3140mへの適性はすでに証明済みだ。

今回は東京ジャンプS以来の約3カ月ぶり。

障害馬としては無理のない間隔で、前走から引き続き高田潤騎手が騎乗予定なのも心強い。

61kgは決して軽くないが、相手もシホノスペランツァが61kg。

実績と安定感を考えれば、ここは軸として最も信頼したい。

◎ジューンベロシティから入る。


対抗はシホノスペランツァ

こちらは今年の京都ハイジャンプ勝ち馬。

5月16日の京都ハイジャンプでは、障害3930mという長丁場を好位から運び、見事にJ・GⅡを制覇した。

障害重賞の中でもGⅡを勝っている実績は非常に大きい。

今回のメンバーで格だけを比較すれば、最上位クラスだろう。

さらに障害の長距離戦を経験しているため、3140mへの短縮も問題ないと考える。

課題は約4カ月の休み明けと61kg。

ただ、障害戦では休養明けでもいきなり走る実績馬が少なくなく、能力そのものを考えれば大きく割り引く必要はない。

小牧加矢太騎手とのコンビも継続。

仕上がりさえ整っていれば、あっさり勝ってもおかしくない。

GⅡ勝ちの格を評価して対抗。


単穴はロードリベラシオン

今回、コース適性という意味では最も注目したい馬だ。

6月20日の阪神・障害3歳以上オープンでは、3140mより少し短い3110mを逃げ切って勝利。

勝ち時計は3分31秒5。

しかも2着オオキニに0.2秒差をつけている。

阪神の同コースで結果を出していることは非常に大きい。

障害戦ではコース適性が平地以上に重要になることも多く、同じ阪神で勝利している点は強調したい。

さらに逃げ・先行型だけに、今回も自分のリズムで運べればしぶとい。

一方で、前走から約3カ月。

そして今回は重賞で相手が強化される。

ジューンベロシティやシホノスペランツァを相手に、最後まで逃げ切れるかがポイントだ。

展開次第ではそのまま押し切るシーンも。


4番手評価はホウオウプロサンゲ

今年4月の中山グランドジャンプで4着に入っている。

中山GJは障害界最高峰のJ・GⅠ。

そこで4着まで来ている実績は非常に高く、今回のメンバーでは実績上位に位置する。

その後は休養。

今回は約5カ月ぶりとなる。

久々がどうかという点はあるものの、春の中山グランドジャンプで見せた能力を考えれば軽視はできない。

父キズナで、母セルキスという血統背景も魅力。

小野寺祐太騎手とのコンビで、スタミナを生かした競馬ができれば上位争いに加わっていい。


オオキニは阪神適性を評価して押さえたい。

6月20日の阪神オープンではロードリベラシオンの2着。

ロードリベラシオンには0.2秒差をつけられたが、勝ち馬を追いかける形で最後まで食らいついた。

今回も同じ阪神。

前走の直接対決を考えれば、ロードリベラシオンとの差は決して大きくない。

7歳セン馬で経験も豊富。

森一馬騎手とのコンビも魅力だ。

人気がそれほど上がらないなら、馬券的には面白い存在。


上昇度ならモンツァフレイバー

2026年7月25日の新潟・障害3歳以上オープンを勝利。

さらにその前も勝っており、現在は連勝中だ。

4歳馬という若さも魅力。

障害重賞では経験値が重要だが、勢いという点ではメンバー上位。

今回は重賞初挑戦に近い形になるため、いきなり一線級を相手にどこまで通用するかが課題。

ただし、障害戦は一度リズムをつかむと一気に重賞級へ駆け上がる馬もいる。

未知の上積みを警戒したい。


アトラクティーボは前走ソレイユジャンプSで2着。

小倉障害3390mを逃げて2着に粘っている。勝ち馬とは0.3秒差だった。

さらに5月の京都3170mオープンでも2着。

今年に入って障害オープンで安定して上位に来ており、ここでも相手候補として十分。

先行力があるため、展開が前残りになれば怖い。

坂口智康騎手とのコンビも継続。


穴候補ならドラギニャン

4歳馬で、まだ伸びしろが大きい。

7月5日の小倉・障害未勝利を勝利し、障害転向後に結果を出してきた。

今回が一気の重賞挑戦となるため、経験値では実績馬に見劣る。

ただし、若さと勢いは魅力。

障害戦では飛越の安定感が身についた馬が急激に成長するケースもある。

相手なりに走れるなら、3着候補として面白い。


ネイチャーシップは8歳馬。

7月11日の福島・障害3380mオープンでは8着と敗れているが、これまで障害オープンで経験を積んできた馬。

大崩れからの巻き返しは簡単ではないものの、メンバー構成を考えると実績だけで完全に消すのは危険。

展開が極端に差し有利になれば、浮上する可能性がある。


9歳馬のヴァランセカズマも出走予定。

3月15日の阪神・障害2970m未勝利を勝利しており、阪神コースは経験済みだ。

ただし今回は重賞。

しかも約6カ月ぶり。

さすがに現時点では評価を下げるが、障害戦は飛越と展開ひとつで着順が大きく動く。

馬場が渋った場合などは注意しておきたい。


トーアモルペウスは6歳セン馬。

7月のソレイユジャンプSでは6着。

大きく負けてはいないものの、今回の上位勢との比較ではもう一段の上積みが欲しい。

前に行く形が取れれば粘り込みの可能性はあるが、現時点では印を回さない。


今回の展開を考えるうえで、ポイントになるのはロードリベラシオンとアトラクティーボ

どちらも前で運べるタイプ。

ロードリベラシオンは6月の阪神3110mを逃げ切っており、今回も積極的な競馬をする可能性が高い。

アトラクティーボも小倉3390mを逃げて2着。

先行争いが激しくなりすぎなければ、ロードリベラシオンが主導権を握る形が自然だろう。

その後ろにオオキニ、ジューンベロシティ、シホノスペランツァ、ホウオウプロサンゲあたりが続く形を想定。

障害戦は飛越のリズムが重要なので、序盤から無理な競り合いになるより、中盤から徐々に差が詰まり、最後の直線で実績馬が抜け出す展開を想定したい。

そうなると、好位からレースを運べるジューンベロシティが最も安定している。


今回のメンバーを見ると、前走重賞組の実績が目立つ。

  • ジューンベロシティ=東京ジャンプS2着
  • シホノスペランツァ=京都ハイジャンプ1着
  • ホウオウプロサンゲ=中山グランドジャンプ4着

この3頭は明らかに格上。

一方、ロードリベラシオンやオオキニは阪神のオープン競走で直接対決しており、コース適性はこちらが上。

したがって馬券は、

重賞実績組+阪神適性組

という構成で考えるのがよさそうだ。


今年はジューンベロシティとシホノスペランツァが61kg。

その他の馬は基本60kgとなっている。

障害競走では平地以上に斤量の影響が出る可能性があるため、1kg差とはいえ無視はできない。

ただ、61kgを背負う2頭はいずれも重賞実績が豊富。

ジューンベロシティは61kgで東京ジャンプS2着。

シホノスペランツァは61kgでGⅡ勝ち級の能力を持っている。

そのため、

「61kgだから消す」

という考え方は危険だ。

むしろ能力上位馬が1kg背負っているだけと考えたい。


現時点では以下の評価。

東京ジャンプS2着、阪神ジャンプS2着、東京ハイジャンプ勝ち。障害重賞での安定感が抜群。61kgでも軸として信頼。

京都ハイジャンプ勝ち馬。GⅡ勝ちという格はメンバー最上位クラス。休み明けと61kgがポイントだが、能力は高い。

阪神3110mのオープン勝ち。オオキニを直接破っており、コース適性は非常に高い。逃げ切りまで警戒。

中山グランドジャンプ4着。GⅠ経験を評価。休み明けでも能力は侮れない。

阪神オープン2着。ロードリベラシオンとの差は0.2秒。コース適性が魅力。

障害オープン連勝中の4歳馬。重賞での経験不足を勢いでカバーできるか。

ソレイユJS2着。先行力があり、展開次第では粘り込みも。

障害転向後の成長力に期待。重賞初挑戦でも未知の魅力あり。

近走はひと息だが、障害オープンでの経験値は十分。


本線はジューンベロシティ-シホノスペランツァ

実績上位2頭の組み合わせだけに、馬連ではやや配当妙味が薄くなる可能性がある。

そこで面白いのが、

◎ジューンベロシティ

▲ロードリベラシオン
☆ホウオウプロサンゲ
△オオキニ
△モンツァフレイバー

への馬連・ワイド。

3連複なら、

ジューンベロシティ-シホノスペランツァ-ロードリベラシオン

を本線に、

ホウオウプロサンゲ、オオキニ、モンツァフレイバー、アトラクティーボまで広げたい。

穴を1頭挙げるならモンツァフレイバー

4歳という若さに加えて、障害オープン連勝中。

重賞で一気に相手が強くなるものの、今の勢いなら3着に食い込んでも驚けない。


2026年の阪神ジャンプSは、重賞実績馬と阪神巧者がぶつかる好メンバーとなった。

実績では、

シホノスペランツァ
ジューンベロシティ
ホウオウプロサンゲ

が上位。

一方、阪神コースへの適性なら、

ロードリベラシオン
オオキニ

が非常に魅力的だ。

その中で現時点の本命はジューンベロシティ

東京ジャンプS2着、阪神ジャンプS2着、東京ハイジャンプ勝ちという実績は安定感抜群。

8歳になっても障害重賞で結果を出し続けており、61kgを背負っても大きく評価を下げる必要はない。

対抗は京都ハイジャンプを制したシホノスペランツァ

約4カ月ぶりの実戦になるが、GⅡ勝ち馬として能力は最上位。

そして単穴には阪神で結果を出しているロードリベラシオン

逃げて自分のリズムに持ち込めれば、実績馬2頭をまとめて振り切る可能性もある。

現時点では、

◎ジューンベロシティ
○シホノスペランツァ
▲ロードリベラシオン
☆ホウオウプロサンゲ

を中心に狙いたい。

障害重賞は飛越、展開、コース適性が結果を大きく左右するだけに、最終的には枠順だけでなく各馬の仕上がりや馬場状態もしっかり確認したいところだ。

※本記事は2026年9月15日時点の出走予定馬・公開情報をもとにした予想考察です。枠順、馬場状態、最終オッズ、馬体重、出走取消などにより評価を変更する場合があります。

本走は、レース当日に3連単買い目予想を公開いたします。
※本記事の予想と、当日に出す予想は異なる場合があります。

口コミ一覧