
2026年9月13日(日)、中山競馬場で**朝日杯セントライト記念(GⅡ)**が行われる。
菊花賞トライアルに位置づけられる3歳限定のGⅡで、舞台は中山芝2200m外回り。1着から3着までの馬には菊花賞への優先出走権が与えられる。
今年は、日本ダービー3着のバステール、4着のゴーイントゥスカイ、スプリングSを制したアウダーシア、ラジオNIKKEI賞をレコード勝ちしたサノノグレーター、皐月賞4着のアスクエジンバラなど、実績馬がそろった。
JRAの過去10年データでは、1番人気の連対率が90.0%、2番人気の3着内率が80.0%と、上位人気馬が非常に強いレース。さらに前走日本ダービー組は3着内率47.1%と、今年のメンバー構成にも合致する。
現時点では、ダービー4着からの巻き返しに期待してゴーイントゥスカイを本命としたい。
出走予定馬
| 馬名 | 性齢 | 予定騎手 |
|---|---|---|
| ゴーイントゥスカイ | 牡3 | 武豊 |
| バステール | 牡3 | 川田 |
| アスクエジンバラ | 牡3 | 岩田康 |
| アウダーシア | 牡3 | 津村 |
| サヴォアフェール | 牡3 | 松山 |
| サノノグレーター | 牡3 | 田辺 |
| リッツパーティー | 牡3 | 丹内 |
| ラディアントスター | 牡3 | 池添 |
| エリプティクカーブ | 牡3 | 横山武 |
| ラージアンサンブル | 牡3 | 岩田望 |
| ジャスティンシカゴ | 牡3 | 原 |
| バドリナート | 牡3 | 丸山 |
| フウセン | 牡3 | ○○ |
| ウェイクフィールド | 牡3 | 横山和 |
| ヴァルカンテソーロ | 牡3 | ○○ |
| ミリオンクラウン | 牡3 | 横山典 |
| ティラーノ | 牡3 | ○○ |
セントライト記念2026の予想印
| 予想印・馬名 | 評価 |
|---|---|
| ◎ゴーイントゥスカイ | 青葉賞勝ち+ダービー4着。末脚と距離適性を最上位評価 |
| ○バステール | 日本ダービー3着。弥生賞勝ちの実績も魅力 |
| ▲サノノグレーター | ラジオNIKKEI賞レコード勝ち。勢いはメンバー随一 |
| ☆アウダーシア | スプリングS勝ち+ダービー11着。中山適性に期待 |
| △アスクエジンバラ | 皐月賞4着。春の実績は上位 |
| △ラディアントスター | 京都新聞杯3着。2200m適性高い |
| △リッツパーティー | ラジオNIKKEI賞3着。先行力が魅力 |
| △バドリナート | ラジオNIKKEI賞4着。展開ひとつで浮上 |
| △サヴォアフェール | 京都新聞杯4着。距離適性あり |
セントライト記念は「クラシック組」を重視
まず押さえておきたいのが、セントライト記念の過去データだ。
JRAによる過去10年の集計では、3着以内に入った30頭のうち16頭が前走日本ダービー組。
ダービー組は、
5-6-5-18
で、3着内率は47.1%。
さらにダービーで2桁着順だった馬からも7頭が巻き返しているため、単純にダービーの着順だけで評価を下げるのは危険だ。
今年は、
- バステール=日本ダービー3着
- ゴーイントゥスカイ=日本ダービー4着
- アスクエジンバラ=日本ダービー10着
- アウダーシア=日本ダービー11着
と、ダービー組が4頭。
データ面でもかなり強い構成となっている。
一方、ラジオNIKKEI賞組も過去10年で3勝、3着内率33.3%と好成績。
今年はサノノグレーター、リッツパーティー、バドリナートが該当するため、こちらも軽視できない。
中山芝2200mは「スタミナ+持続力」が重要
セントライト記念の舞台は中山芝2200m外回り。
スタート地点はホームストレッチの入口付近で、1コーナーまでは約413~432m。スタート直後には中山名物の急坂が待ち構えている。
その後、向正面から3コーナーにかけて下り坂となり、後半は徐々にペースアップ。
最後の直線は310mと短いものの、ゴール前には再び急坂がある。
つまり、
瞬発力だけでなく、長く脚を使える持続力とスタミナ
が重要になるコースだ。
JRAも中山芝2200mについて、外回り特有のレイアウトから、後半に長く脚を使う能力が要求されるコースとして解説している。
この条件なら、2400mの日本ダービーを経験している馬や、2200m前後の重賞で好走している馬を上位に取りたい。
◎ゴーイントゥスカイ
本命はゴーイントゥスカイ。
最大の理由は、青葉賞1着→日本ダービー4着という実績だ。
4月25日の青葉賞では東京芝2400mを2分23秒0で走破。
10番手付近から差し切り、重賞初制覇を飾った。
そして本番の日本ダービーでは、後方17番手付近から進めながら、上がり3ハロン32秒8という強烈な末脚を繰り出して4着。
3着バステールとはハナ差だった。
着順だけを見ればバステールに先着を許しているものの、内容そのものは非常に評価できる。
特に今回の中山芝2200mは、最後の直線だけで全てを決める東京芝2400mとは違い、3~4コーナーから長く脚を使う必要がある。
武豊騎手とのコンビ継続も魅力。
さらに父は新種牡馬コントレイル。クラシック級の能力を示しているだけに、ここで重賞2勝目を挙げても不思議ではない。
JRAのセントライト記念データでも、日本ダービー組は最重要ローテーション。
ダービー4着馬の巻き返しに期待したい。
○バステール
対抗はバステール。
日本ダービー3着という実績は、今回のメンバーでもトップクラス。
ダービーでは18番手から進め、向正面で一気に位置を上げる競馬。
最後はロブチェン、パントルナイーフに続く3着まで追い込んだ。ゴーイントゥスカイとはハナ差だった。
さらに春には弥生賞ディープインパクト記念を勝利。
JRAのダービー・プレレーティングでも114という高い評価を受けている。
中山芝2200mは、東京のような長い直線での瞬発力だけでなく、コーナーを回りながら長く脚を使う能力が必要。
弥生賞を中山で勝っていることは非常に大きな材料だ。
川田将雅騎手とのコンビも魅力。
現時点ではゴーイントゥスカイを本命にしたが、中山適性だけならバステールを上位に取ってもいい。
▲サノノグレーター
3番手はサノノグレーター。
夏の上がり馬として最も注目したい存在だ。
6月28日のラジオNIKKEI賞では、福島芝1800mを1分45秒2のレコードタイムで優勝。
10番手付近から差し切り、上がり3ハロン34秒0。
2着に1馬身1/4差をつける強い内容だった。
しかも単なる展開利ではない。
前半から後半まで速い流れになったレースで、後方からしっかり差し切った点は評価したい。
セントライト記念はラジオNIKKEI賞組も好成績で、過去10年の3着内率は33.3%。
一方、今回は1800mから2200mへの距離延長。
これが最大のポイントになる。
福島1800mで見せたスピードを、最後の坂まで維持できるか。
田辺裕信騎手とのコンビ継続も含め、勢いでは最上位だ。
距離をこなせれば、頭まであっていい。
☆アウダーシア
穴ではなく、4番手評価としてアウダーシア。
この馬も春の実績は申し分ない。
3月のスプリングSでは中山芝1800mを1分46秒0で勝利。
13番手付近から進めて、直線で差し切った。
その後の日本ダービーでは11着。
ただし、勝ち馬から0.6秒差で、上がり3ハロンは33秒2。
着順ほど大きく負けていない。
何より今回はスプリングSと同じ中山。
コース適性は十分に期待できる。
前走から約3か月半の休養明けだが、セントライト記念は休養を挟んで秋初戦として臨む実績馬も多い。
津村騎手への乗り替わりで、春に勝った舞台へ戻ってくる点にも注目したい。
△アスクエジンバラ
アスクエジンバラも上位争いに加えたい。
皐月賞4着という実績があり、春のクラシック路線では世代上位に位置していた。
日本ダービーでは10着に終わったものの、勝ち馬との差は0.5秒。
上がり3ハロンも33秒9で、決定的に力負けした内容ではない。
さらにスプリングSではアウダーシアの2着。
中山芝1800mで好走している点は今回の舞台にもつながる。
岩田康誠騎手とのコンビで、前々で立ち回れれば粘り込みがあってもいい。
△ラディアントスター
ラディアントスターは距離適性を評価したい。
5月の京都新聞杯では芝2200mを走り、3着に好走。
勝ち馬から1馬身3/4差だったものの、2分10秒2という決着の中でしっかり上位に食い込んだ。
セントライト記念と同じ2200mを経験しているのは大きな強み。
また、京都新聞杯では後方から徐々に進出する形で、長く脚を使っている。
中山芝2200mへのコース替わりがどう出るかだが、距離適性という点ではメンバー上位。
池添謙一騎手とのコンビにも期待したい。
△リッツパーティー
穴候補として面白いのがリッツパーティー。
前走ラジオNIKKEI賞では3着。
サノノグレーターには敗れたものの、好位2番手から最後まで粘り、1分45秒5という好時計で走っている。
横山武史騎手も、好位から理想的なポジションを取れた一方、初めての右回りや馬場状態などを敗因として挙げている。
つまり、まだ上積みが期待できる。
今回は54kgから57kgへの斤量増、1800mから2200mへの距離延長が課題。
ただし中山芝2200mは先行力が武器になりやすい。
展開次第では粘り込みに注意したい。
△バドリナート
バドリナートも押さえたい。
前走ラジオNIKKEI賞では13番人気ながら4着。
12~13番手から進めて、上がり3ハロン34秒2を使っている。
人気薄での好走だっただけに、フロック視される可能性もある。
しかし、重賞で4着まで来た末脚は評価できる。
今回も展開が差し・追い込み寄りになれば、上位に食い込む余地はある。
△サヴォアフェール
サヴォアフェールは京都新聞杯4着馬。
2200mの重賞で4着という実績があり、距離適性は十分。
京都新聞杯では13番手付近から進め、最後は35秒6の脚で追い込んだ。
中山は京都とはコース形態が大きく異なるが、長く脚を使えるタイプだけに相手候補として警戒したい。
その他の出走予定馬
ラージアンサンブル
重賞ではまだ目立った実績がないものの、3歳馬同士なら能力差はそこまで大きくない。
展開や馬場が噛み合えば。
ウェイクフィールド
父キズナで、中距離への適性が期待できるタイプ。
ただし今回のメンバーでは重賞実績が不足しており、現時点では評価を下げたい。
エリプティクカーブ
横山武史騎手とのコンビ予定。
まだ重賞実績では上位勢に見劣るが、先行力を生かせれば注意。
ジャスティンシカゴ
2200mという条件自体は悪くない。
ただ、現時点ではクラシック組との比較で一枚落ちる印象。
フウセン
ここが重賞での力試し。
距離適性があれば面白いが、現状では押さえまで。
ミリオンクラウン
横山典弘騎手とのコンビ。
展開を味方につける必要がありそうだ。
ヴァルカンテソーロ
中山芝2200mへの適性と成長力がポイント。
現段階では印を回さないが、枠順と馬場次第では注意。
ティラーノ
重賞での実績が少なく、今回は相手強化。
現時点では静観したい。
セントライト記念2026の展開予想
逃げにこだわる馬が多いメンバーではなく、平均~ややスローからのロングスパート戦を想定したい。
前目には、
リッツパーティー、アスクエジンバラ、バステール
あたり。
サノノグレーターやアウダーシアが中団。
ゴーイントゥスカイ、ラディアントスター、バドリナートなどが差しに構える形を想定する。
中山芝2200mは向正面から徐々にペースが上がりやすく、3コーナー付近からの仕掛けが重要。
そのため、最後の直線だけで一気に差す競馬よりも、3~4コーナーから長く脚を使える馬を重視したい。
この形なら、青葉賞と日本ダービーで長い距離を経験しているゴーイントゥスカイ、バステールは非常に強い。
セントライト記念は「人気馬中心」が基本
JRAの過去10年データでは、1番人気が3-6-0-1で3着内率90.0%。
2番人気も3着内率80.0%、3番人気も60.0%となっている。
一方で6~9番人気は3着内率10.0%、10番人気以下からは3着以内馬がゼロ。
つまり、このレースは穴馬を大量に狙うより、
上位人気の実績馬+中穴1頭
という組み立てが基本になる。
今年なら、
ゴーイントゥスカイ
バステール
サノノグレーター
アウダーシア
の4頭を中心に考えたい。
枠順も重要
セントライト記念では枠順もチェックしておきたい。
過去10年では1枠の3着内率が36.4%でトップ。
一方、8枠は9.5%と苦戦しており、7枠・8枠からは勝ち馬が出ていない。
中山芝2200mは1コーナーまで400m以上あるため、極端な内枠有利のコースではない。
それでも外枠になると、1周目からコーナーで距離ロスが発生しやすい。
特に人気馬が外枠に入った場合は、最終予想で少し評価を下げる余地がある。
セントライト記念2026の最終予想
現時点の印は以下。
◎ゴーイントゥスカイ
青葉賞勝ち、日本ダービー4着。2400mで結果を出しているスタミナと末脚は今回の舞台にマッチする。ダービー組が強いというデータも後押し。
○バステール
日本ダービー3着。弥生賞を中山で勝っており、コース適性は抜群。川田騎手とのコンビも含め、勝ち負け濃厚。
▲サノノグレーター
ラジオNIKKEI賞をレコード勝ち。勢いはナンバーワン。2200mへの距離延長を克服できれば、クラシック組をまとめて差し切る可能性も。
☆アウダーシア
スプリングSの中山実績が魅力。ダービー11着でも0.6秒差なら大きくは負けていない。
△アスクエジンバラ
皐月賞4着、スプリングS2着。春の実績は上位で、中山適性も十分。
△ラディアントスター
京都新聞杯3着。2200m実績があり、距離適性を評価。
△リッツパーティー
ラジオNIKKEI賞3着。先行力を生かせば中山で怖い。
△バドリナート
ラジオNIKKEI賞4着。展開が差し有利になれば浮上。
△サヴォアフェール
京都新聞杯4着。2200m経験を生かしたい。
馬券の狙い方
本命ゴーイントゥスカイからなら、まずは馬連・ワイドでバステール、サノノグレーター、アウダーシアへ。
3連系なら、
◎ゴーイントゥスカイ
○バステール
▲サノノグレーター
☆アウダーシア
を中心に、
アスクエジンバラ
ラディアントスター
リッツパーティー
バドリナート
サヴォアフェール
まで。
特に馬券妙味を考えるなら、ラジオNIKKEI賞3着のリッツパーティーに注目したい。
前走は重賞初挑戦ながら2番人気に支持され、好位2番手から3着。初右回りや特殊な馬場など敗因もあり、まだ成長途上と陣営が見ている点も興味深い。
まとめ
2026年セントライト記念は、日本ダービー上位組と夏の上がり馬が激突する注目の一戦。
過去10年では日本ダービー組が3着内率47.1%と圧倒的に強く、今年のメンバーではバステール、ゴーイントゥスカイがこの条件に合致する。
その中でも本命にしたいのはゴーイントゥスカイ。
青葉賞を制し、日本ダービーでは4着。
ダービーでは32秒8の末脚を繰り出し、3着バステールとはハナ差だった。
東京2400mで証明したスタミナと持続力は、中山芝2200mでも大きな武器になる。
対抗はダービー3着のバステール。
中山では弥生賞を勝っているだけに、コース適性ではこちらが上と見ることもできる。
そして夏の上がり馬では、ラジオNIKKEI賞をレコード勝ちしたサノノグレーター。
クラシック組に割って入るなら、この馬が最有力候補だ。
現時点では、
◎ゴーイントゥスカイ
○バステール
▲サノノグレーター
☆アウダーシア
を中心に狙いたい。
菊花賞へ向けて、3歳牡馬クラシック路線の勢力図が大きく動く一戦になりそうだ。
※本記事は2026年9月7日時点の出走予定馬・公開情報をもとにした予想です。枠順、馬場状態、最終オッズ、追い切り、出走取消などにより評価を変更する場合があります。
買い目予想
本走は毎日無料予想とWIN5対象レースの為、レース当日それぞれ買い目と1着予想を公開いたします。
※本記事の予想と、当日に出す予想は異なる場合があります。


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