【G3 中京記念】本命はファルコニア?ミスニューヨーク?過去データで見えた買いたい推奨馬は?
考察、推奨馬は前々日22時に更新
Contents
中京記念の概要
出走資格:サラ系3歳以上(未出走馬を除く)
JRA所属馬:地方競馬所属馬/2頭まで、外国調教馬/優先出走
負担重量:ハンデキャップ
賞金
※賞金は変動がある為目安として考えて頂きたい※
1着:3900万円/2着:1600万円/3着:980万円/4着:590万円/5着:390万円
中京記念人気登録馬(7/19)
人気 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想オッズ |
---|---|---|---|---|---|
1 | ファルコニア | 牡5 | 56 | 川田 | 2.5 |
2 | ミスニューヨーク | 牝5 | 54 | Mデム | 3.9 |
3 | カイザーミノル | 牡6 | 56 | 横山典 | 7.1 |
4 | カデナ | 牡8 | 57.5 | 今村 | 9.3 |
5 | ダブルシャープ | 牡7 | 56 | 幸 | 10.8 |
6 | ヴァリアメンテ | 牡4 | 54 | 岩田望 | 12.8 |
7 | カテドラル | 牡6 | 57 | 藤岡康 | 16.6 |
8 | シャーレイポピー | 牝4 | 52 | 福永 | 19.5 |
9 | コルテジア | 牡5 | 56 | 松山 | 28.6 |
10 | ベレヌス | 牡5 | 55 | 西村淳 | 40.2 |
11 | モズナガレボシ | 牡5 | 55 | 荻野極 | 41.2 |
12 | アーデントリー | 牡6 | 54 | 坂井 | 52.1 |
13 | ワールドウインズ | セ5 | 56 | 田中勝 | 60.5 |
14 | ベステンダンク | 牡10 | 56 | 和田竜 | 88.5 |
15 | アスコルターレ | 牡4 | 54 | 松若 | 90.8 |
16 | スーパーフェザー | セ7 | 54 | 川須 | 116.1 |
17 | マンオブスピリット | セ5 | 54 | 団野 | 122.1 |
18 | レインボーフラッグ | 牡9 | 52 | 国分優 | 221.2 |
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小倉競馬場 1800メートル(芝)で行われる3歳以上オープンハンデ戦
昨年のサマーマイルシリーズ上位3頭が出走した当レース。
今年も当レースから上位陣が多数輩出されるか否か。
今回は阪神1600メートル(芝)で行われた2020年と、中京・1600メートル(芝)で行われていた2019年以前を含む過去10年のレース傾向から、好走馬の共通点を探っていきたい。
馬体重を重要視したい
過去10年の3着内馬30頭中24頭は前走の馬体重が480キログラム以上であった。
3着内率は25.8%となっており、それに対し480キログラム未満の馬は30頭中6頭のみ入線で、3着内率も9.2%と厳しい状況にある。
更に後者は前走の着順が2着以下で、0.2秒差以上のタイム差で負けている場合は、4.0%と非常に苦しい。よって、馬体重480キログラム未満の馬は勝っているか、勝ち馬と差のない負け惜敗でもなければ選び辛い。
馬齢もチェックしておきたい
過去10年の3着内馬30頭中29頭は馬齢が6歳以下であった。
7歳以上の馬は30頭出走中1頭のみ入線しており、3着内率が3.3%と絶望的な数字だ。
直近6年に絞ると3着内の馬は18頭中17頭が5歳以下となっており、3着内率は29.8%となっている。
それに対して6歳以上の馬は37頭出走中1頭のみの入線で、3着内率が2.7%と上述より厳しい結果が出ている。直近のデータを重要視するのであれば、6歳以上の馬も危険信号と捉えた方が良さそうだ。
脚質にも注目したい
過去10年の3着内馬30頭中24頭は前走最終コーナー通過順位が5番手以下であった。
小倉開催の昨年も、前走最終コーナー12番手のカテドラルが2着、13番手で通過したクラヴェルが3着に入線するなど、傾向的な面で見ると差しの戦法が当レースと好相性となっている。
逃げ・先行勢の扱いには細心の注意を払う必要がありそうだ。
直近5カ月の戦績にも注目
こちらは過去7年の3着内馬21頭中16頭になるが、同年の3月以降のJRAのレースにて2着以内入線の経験がある馬であった。
こちらは3着内率30.8%となっており、これに対して経験のない馬は3着内率8.2%と厳しい数字が出ている。
直近の好走例のある馬を評価する方が無難ではありそうだ。
上記の条件がなくとも好走する馬はいたものの、1頭を除きいずれもキャリア15戦以下の馬であった。
下記をご覧頂ければわかりやすいかと思う。
直近5カ月の連対経験のない馬でキャリア15戦以下の馬の戦績
1着3頭、2着1頭、3着0頭、4着以下9頭
勝率23.1% 3着内率30.8%
直近5カ月の連対経験のない馬でキャリア16戦以上の馬の戦績
1着1頭、2着0頭、3着0頭、4着以下47頭
勝率2.1% 3着内率2.1%
この様な結果が出ているので、直近で好走例のないキャリア16戦以上の馬に過度な期待は禁物だろう。
勝ち馬の臨戦過程にも注視
過去10年の勝ち馬10頭全てが共通して、前走からの間隔が中3週から中10週であった。
更に前走出走の会場が東京または阪神競馬場であった。
今年も前走が東京開催や阪神開催のレースからの臨戦過程を踏んでいる馬には注意したいところだ。
そして、この勝ち馬10頭は馬齢6歳以下だった点も共通していた。
上述の通り若い世代が強い傾向にあるので軸馬選ぶのであれば5歳以下の有力どころから馬券を組みたいところだ。
以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う
推奨馬
◎本命 ベレヌス
前走「谷川岳ステークス」2着からの臨戦馬。
近走全て逃げの脚質で走っており、そこが懸念点ではあるがその他要素はほぼプラスの好材料のみ。
ここ近走の走りを見ても6着、6着、4着、2着と大きく崩れてはいない。
ここでの大駆けがあっても不思議ではない。
ハンデ戦という事で比較的軽めの斤量で走れることも、プラス材料と捉えられるためここは本命としたい。
〇対抗 ヴァリアメンテ
前走「米子ステークス」4着からの臨戦馬。
勝ち馬と同じく「ウインカーネリアン」に敗れてはいるが、こちらは0.6秒差。
しかしながら走破タイムはこちらの方が0.3秒優秀。着差の面でデータ的に宜しくはないとしたものの、勝ち馬との差は然程ないと考えられる。
今回前走1着ないし着差0.1秒以内の馬が2頭しかおらず、ここはこの馬を対抗評価としても問題ないと判断した。
▲単穴 ダブルシャープ
前走「都大路ステークス」2着からの臨戦馬。
着差もクビ差のタイム差0.0と、好走データとも合致している。
唯一の懸念点は7歳馬という事。
この馬齢を除けばこの馬が全ての条件に当てはまっており、最も好走する確率が高いデータが出ている。
馬の実力はオープン勝ちしている事から証明済みだと考えられるため、ここは単穴評価としたい。
「ファルコニア」「カイザーミノル」
前者は前走「読売マイラーズカップ」3着からの臨戦馬。
実績は上位。データ合致は然程多くはないものの、前走GⅡでの3着は評価出来るのではなかろうか。
本命、対抗馬以外で見ても2番手評価のデータ合致率である為、こちらもメンバー内では一定の信頼をおいては良いのではなかろうか。
ここは△連下評価で。
後者は「米子ステークス」2着からの臨戦馬。
こちらは前走で上記の対抗馬に0.4秒差の2着と勝っている。
しかし、その他のデータ面では厳しい評価をせざるを得ない為、今回は評価を落としたが、GⅡ、GⅢで複数回馬券に絡むという実績も残しており、メンバー内では直近の成績だけを見ると、実績上位と見ても良さそうだ。
よって、ここは☆注意評価で。
以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。
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