
2026年10月7日(水)、大井競馬場で第28回ジャパンダートクラシックJpnIが行われます。
舞台は大井競馬場のダート2000m。2024年から「ジャパンダートダービー」から名称変更され、春の羽田盃、東京ダービーに続く3歳ダート三冠の最終戦として秋に移設された重要なJpnIです。
今年は東京ダービーを制したフィンガー、同2着のシルバーレシオ、レパードSを制したチェリヴェント、同2着のパイロマンサー、さらに不来方賞を勝ったイッテラッシャイ、京浜盃勝ち馬ロックターミガンなどが集結。
地方勢からもサンラザール、ロウリュ、マロンソレイユ、フォースメンなどが参戦し、16頭による3歳ダート王決定戦となりました。公式出馬表では発走は20時05分、大井外回り2000m、1着賞金は8000万円です。
過去10回の傾向では、栗東所属馬が【5-6-6】で3着内率40.5%とトップ。美浦も3着内率33.3%で続きます。また、2024年以降の秋開催ではダートグレード勝ち馬が上位を占めており、実績を重視したいレースです。
出走馬
| 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 厩舎 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | パイロマンサー | 牡3 | 57 | C.ルメ | 栗東 吉村圭司 |
| 2 | アヤサンジョウタロ | 牡3 | 57 | 笹川翼 | 船橋 斉藤敏 |
| 3 | シルバーレシオ | 牡3 | 57 | 横山武史 | 栗東 野中賢二 |
| 4 | アイリーズ | 牡3 | 57 | 野畑凌 | 浦和 小久保智 |
| 5 | チェリヴェント | 牡3 | 57 | 吉村誠之 | 栗東 清水久詞 |
| 6 | サンラザール | 牡3 | 57 | 矢野貴之 | 大井 藤田輝信 |
| 7 | ララメテオ | 牡3 | 57 | 張田昂 | 川崎 酒井忍 |
| 8 | エンドレスソロウ | 牡3 | 57 | 本田正重 | 大井 坂井英光 |
| 9 | デンテブリランテ | 牡3 | 57 | 藤田凌 | 大井 阪本一栄 |
| 10 | フィンガー | 牡3 | 57 | 坂井瑠星 | 美浦 田中博康 |
| 11 | ワンダーディーン | 牡3 | 57 | 松山弘平 | 栗東 高柳大輔 |
| 12 | マロンソレイユ | 牡3 | 57 | 望月洵輝 | 大井 藤田輝信 |
| 13 | ロックターミガン | 牡3 | 57 | 西村淳也 | 栗東 石坂公一 |
| 14 | フォースメン | 牡3 | 57 | 山本聡哉 | 岩手 菅原勲 |
| 15 | イッテラッシャイ | 牡3 | 57 | 戸崎圭太 | 美浦 斉藤誠 |
| 16 | ロウリュ | 牡3 | 57 | 吉原寛人 | 大井 森下淳平 |
ジャパンダートクラシック2026予想印
- ◎ 10 フィンガー
- ○ 3 シルバーレシオ
- ▲ 1 パイロマンサー
- ☆ 15 イッテラッシャイ
- △ 5 チェリヴェント
- △ 13 ロックターミガン
- △ 11 ワンダーディーン
- △ 6 サンラザール
- △ 12 マロンソレイユ
- △ 16 ロウリュ
本命は、東京ダービーでシルバーレシオを退けたフィンガーです。
◎フィンガー
今回の本命は10番フィンガー。
今年の大井3歳ダート路線を考えるうえで、最も重要な実績を持つ馬です。
4月の羽田盃JpnIを勝ち、続く6月の東京ダービーJpnIも勝利。
つまり、春のダート三冠2戦を連勝している馬です。
東京ダービーでは大井2000mを2分04秒4で走り、シルバーレシオに0.2秒差をつけて優勝。ロックターミガンは4着、サンラザールは6着でした。
しかも東京ダービーでは逃げる形。
大井2000mで先手を取って、そのまま押し切れるスピードと持続力は大きな武器です。
公式出馬表でもフィンガーは大井【2-1-0-0】、2000m【1-0-0-0】。最高タイムは2分04秒4で、今回の舞台にすでに適性を示しています。
さらにプレレーティングは116で、今回のメンバー中トップ。
東京ダービー勝ち馬としての実績に加えて、大井2000mの適性、レーティングまで揃っています。
唯一気になるのは、前走が8月の米国パシフィッククラシックステークスで11着だったこと。
海外遠征帰りという点は決して簡単な条件ではありません。
ただし、春の大井二冠で見せたパフォーマンスを考えれば、ここは能力を信頼したいところ。
大井2000mに戻って本来の走りができれば、三冠達成の最有力候補です。
○シルバーレシオ
対抗は3番シルバーレシオ。
フィンガーの最大のライバルと見ています。
今年の東京ダービーではフィンガーから0.2秒差の2着。
勝ち馬を脅かすところまではいかなかったものの、大井2000mを2分04秒6で走っており、今回のメンバーでもトップクラスの持ち時計です。
しかも、その後の休養期間を挟んで成長が期待できる3歳馬。
戦績は【3-3-0-2】で、右回りでは【3-3-0-1】。大井でも東京ダービー2着という明確な実績があります。
さらに血統面でも父はルヴァンスレーヴ。
ダート適性の高さはもちろん、母父クロフネという配合からも中距離への対応力は十分でしょう。
東京ダービーでは後方から進めて、4コーナーから長く脚を使って2着。
フィンガーが前々でレースを作るなら、シルバーレシオはその後ろから差し込む形が理想です。
プレレーティングも114で、パイロマンサーらと並ぶ高評価。
東京ダービーからの逆転候補として最も怖い存在です。
▲パイロマンサー
3番手は1番パイロマンサー。
前走レパードSでチェリヴェントとタイム差なしの2着。
新潟ダート1800mを1分51秒2で走っており、古馬相手ではないものの3歳ダート重賞のトップクラスであることを示しました。
そしてパイロマンサーには、すでにJpnI勝ちがあります。
2025年の全日本2歳優駿を勝利。
さらにUAEダービーでも3着に入り、海外のダート重賞でも実績を残しています。公式戦績は【3-1-1-0】で、いまだ馬券圏外がありません。
プレレーティングは111。
フィンガーやシルバーレシオには数字でやや劣りますが、ダートグレード勝ちという点は非常に大きな材料です。
今回からルメール騎手との新コンビになる点も注目。
これまで騎乗していた岩田望来騎手はシルバーレシオに騎乗するため、ルメール騎手に乗り替わる形となります。
1枠1番からロスなく立ち回れる点もプラス。
前走レパードSでは先行してチェリヴェントと激しく競り合いました。
大井2000mでも好位から運べれば、最後までしぶとく粘る可能性があります。
☆イッテラッシャイ
穴として最も注目したいのが15番イッテラッシャイ。
9月1日の不来方賞JpnIIを逃げ切って勝利。
盛岡ダート2000mを2分00秒9という優秀な時計で走り、ロックターミガンに1秒差をつけました。
この不来方賞勝ち馬は、近年のジャパンダートクラシックで非常に重要な存在。
2024年はサンライズジパング、2025年はナルカミが不来方賞をステップにジャパンダートクラシックで好走しています。
公式データでも「不来方賞勝ち馬」が近年のトレンドとして挙げられています。
イッテラッシャイ自身は不来方賞まで【4-0-2-1】。
しかも2026年は不来方賞を含めて3勝しており、勢いがあります。
そして最大の魅力は逃げ・先行力。
大井2000mでは序盤のポジション取りが重要になるため、外枠15番からでも積極的に前へ行く可能性があります。
ただし今回はフィンガーも先行型。
2頭が前で競り合う形になれば、最後にスタミナを削られるリスクがあります。
それでも、近年の不来方賞→JDCというローテーションを考えれば無視できません。
人気が上がりすぎなければ、馬券の妙味はこちら。
△チェリヴェント
5番チェリヴェントも当然上位候補。
前走レパードSでパイロマンサーとの激戦を制して重賞初制覇。
1分51秒2という時計で勝利しています。
パイロマンサーとは同タイム。
つまり、直近の1800m重賞で今回の相手と互角以上のパフォーマンスを見せています。
ただし、東京ダービー組との比較が難しいところ。
大井2000mは1800mとは求められるスタミナやコーナーでの立ち回りが違うため、初の大井でどこまで対応できるかがポイントです。
父はコントレイル。
まだキャリアも浅く、ここでさらに成長する可能性があります。
JRA勢の中ではパイロマンサーとともに非常に怖い存在です。
△ロックターミガン
13番ロックターミガンも評価したい1頭。
今年の京浜盃JpnIIを勝ち、羽田盃3着、東京ダービー4着と、大井の3歳ダート重賞戦線で安定して上位争いを続けています。
東京ダービーではフィンガーから1.7秒差の4着でしたが、羽田盃ではフィンガーから0.6秒差の2着。
さらに9月1日の不来方賞ではイッテラッシャイの2着。
不来方賞では1秒差をつけられましたが、盛岡2000mを2分01秒9で走っています。
プレレーティングは113。
これはシルバーレシオやワンダーディーンと並ぶ評価です。
大井適性という点では非常に魅力的。
展開が差し向きになれば、上位に食い込む余地があります。
△ワンダーディーン
11番ワンダーディーンも実績は侮れません。
2026年3月のUAEダービーを勝利。
さらに昨年のポインセチアS、もちの木賞でも連続連対しており、2歳時からダート中距離で安定した走りを見せています。
今年はUAEダービーの後、サウジダービー4着、ケンタッキーダービー8着と海外遠征を続けました。
国内での実戦から間隔が空いている点は気になりますが、プレレーティングは113。
能力そのものは高く評価できます。
今回は休養明けを考慮して△まで。
△サンラザール
地方勢から押さえたいのが6番サンラザール。
羽田盃5着、東京ダービー6着と三冠路線で大きく崩れてはいません。
その後、8月の黒潮盃で2着。
大井1800mではミルトイブニングに0.3秒差まで迫っています。
また、3月には大井2000mのスターバーストカップを勝利。
今回と同じ舞台で2分07秒7を記録しています。
JRA勢と比較すると実績面で見劣りしますが、大井2000mへの適性だけなら軽視できません。
△マロンソレイユ
12番マロンソレイユも穴候補。
北海道競馬を中心に力をつけてきた馬で、王冠賞を勝利。
北海優駿でも2着に入り、長めの距離で安定した成績を残しています。
前走の戸塚記念ではクレームドールから0.9秒差の2着。川崎2100mでも最後までしぶとく脚を使いました。
大井2000mは初めてですが、スタミナ面では今回のメンバーでも上位。
流れが厳しくなれば、最後に浮上する可能性があります。
△ロウリュ
16番ロウリュは大井適性を評価して押さえ。
羽田盃ではフィンガー、シルバーレシオに続く3着。
大井2000mのスターバーストカップでも2着と、舞台適性は十分です。
ただし東京ダービー15着、戸塚記念12着と近2走が大敗。
特に戸塚記念では大きく失速しており、状態面が最大の課題です。
能力を考えれば巻き返しがあってもおかしくありませんが、今回は押さえ評価としました。
ジャパンダートクラシック2026の展開予想
今回の展開を左右するのは、フィンガーとイッテラッシャイです。
フィンガーは東京ダービーを逃げ切り。
イッテラッシャイも不来方賞を逃げ切っています。
両馬とも先行力が武器だけに、序盤からある程度のポジション争いになる可能性があります。
一方、パイロマンサーは好位、チェリヴェントも先行~好位タイプ。
シルバーレシオは東京ダービーで後方から差してきたタイプです。
そのため、
フィンガー・イッテラッシャイが前
↓
パイロマンサー・チェリヴェントが好位
↓
シルバーレシオ・ロックターミガンが中団
という隊列を想定。
大井2000mはスタミナだけでなく、3~4コーナーでの加速力と長く脚を使う能力が重要。
フィンガーが無理なく先行できれば、東京ダービーと同じように直線で後続を振り切る可能性があります。
逆に前半からイッテラッシャイと競り合う形になれば、シルバーレシオの差しが怖くなります。
ジャパンダートクラシックの過去傾向
過去10回のデータでは、栗東所属馬が【5-6-6】で3着内率40.5%。
美浦勢も【2-4-3】で3着内率33.3%となっています。
一方、地方勢も過去には3勝。
2017年ヒガシウィルウィン、2021年キャッスルトップ、2023年ミックファイアと、地方馬が大舞台で勝利しています。
ただし2024年から秋開催に変更されて以降は、JRAを含めたダートグレード勝ち馬が上位を占めています。
2024年はフォーエバーヤング、2025年はナルカミが勝利。
そのため今年も、すでにJpnI・JpnII・海外重賞などで実績を持つ馬を優先したいところです。
人気別では1番人気と3番人気がともに3着内率70%。
4番人気も70%と安定しています。
一方で2番人気は過去10回で勝利がなく、3着内率も30%。人気順だけでなく、実績と適性を見極めたいレースです。
ジャパンダートクラシック2026最終予想
予想印
◎ 10 フィンガー
○ 3 シルバーレシオ
▲ 1 パイロマンサー
☆ 15 イッテラッシャイ
△ 5 チェリヴェント
△ 13 ロックターミガン
△ 11 ワンダーディーン
△ 6 サンラザール
△ 12 マロンソレイユ
△ 16 ロウリュ
本命はフィンガー
ジャパンダートクラシック2026の本命はフィンガー。
羽田盃、東京ダービーを連勝している実績は今回のメンバーでも最上位。
しかも東京ダービーと同じ大井2000mでシルバーレシオを0.2秒退けています。
プレレーティングも116で今回のメンバー最高値。
海外遠征からの帰国初戦という不安材料はありますが、そこを差し引いても大井2000m適性と春の実績を最も信頼したいと判断しました。
対抗はシルバーレシオ。
東京ダービー2着の内容は非常に優秀で、フィンガーを逆転できるとすれば最有力です。
▲にはパイロマンサー。
全日本2歳優駿を制し、UAEダービー3着、レパードS2着。今回ルメール騎手を迎えて、さらなる上昇に期待します。
そして穴の☆はイッテラッシャイ。
不来方賞を逃げ切った勢いに加えて、近年のジャパンダートクラシックで不来方賞勝ち馬が好走している点も魅力です。
最終結論
「大井2000mの実績」ならフィンガー。
「逆転候補」ならシルバーレシオ。
「JpnI実績」ならパイロマンサー。
「勢いと穴」ならイッテラッシャイ。
今年の3歳ダート王決定戦は、まずこの4頭を中心に考えたい一戦です。
買い目予想
本走は毎日無料予想の対象レースの為、レース当日に買い目予想を公開いたします。
※本記事の予想と、当日に出す予想は異なる場合があります。


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