明日行われる ステイヤーズステークス(GⅡ・芝3600m) は、日本で最も長い距離で行われる重賞レース。
スタミナを問われる特殊条件のため、人気馬が沈み、伏兵が激走することも珍しくありません。
今年のメンバーは、
・長距離巧者のクロミナンス(8歳)
・急上昇中のブレイヴロッカー
・牝馬で強さを見せるホーエリート
・復権を狙うシルブロン
など、クセのある顔ぶれ。
さらに“消耗戦が得意な馬”と“瞬発力に頼る馬”の差がはっきりしているため、予想しがいのある一戦です。
ここでは、ステイヤーズSの特徴 → 展開予想 → 各馬の詳細評価 → 最終結論の順に徹底的に分析していきます。
■ステイヤーズステークス攻略ポイント
(1)とにかくスタミナ
(2)消耗戦耐性が最重要
(3)リズムよく走れる器用さ
(4)折り合いの上手さ
(5)騎手のペース判断力が勝敗を左右
3600mという距離はGIの天皇賞(春)よりも長く、スタミナ・気性・騎手の判断力の総合力が要求される レースです。
瞬発力やスピードタイプは不向きで、どちらかと言えば 地味で不器用だがバテない馬が強い 傾向にあります。
■展開予想
逃げ候補は複数存在します。
4 マイネルカンパーナ
5 ピュアキアン
10 ラスカンブレス
ただし極端に飛ばすタイプはおらず、例年通りスローペース → ロングスパート戦になる可能性が高い。
後半1000mからペースが一気に上がるのがステイヤーズSの特徴で、スタミナというより“持続力と機動力”が問われます。
■出走馬徹底評価(出馬表順)
1. ヴェルテンベルク(松若)
中距離を中心に使われてきた馬で、3600mは未知。
折り合い面がポイントで、前半で力むと厳しい。
位置取りは前めを取りたいが、長距離戦になるとスタミナ不足が懸念され、強くは押しづらい。
2. メイショウブレゲ(石橋脩)
渋いタイプでバテずに走れる点は魅力。
ただし決してキレる脚はなく、「スロー→瞬発力」に寄せた展開では分が悪い。
消耗戦に持ち込めばチャンスはあるが、今回は展開がマッチしない可能性が高い。
3. ホーエリート(戸崎圭)
今年のカギを握る1頭。
牝馬ながらスタミナ豊富で、長距離戦に適性があるタイプ。
戸崎騎手とのコンビで堅実に走るため、大崩れしにくい点も魅力。
牝馬で55キロという斤量も有利で、前走の内容も強く、ここでも上位争いは必至。
4. マイネルカンパーナ(津村)
長距離に向く持続力型で、ペースを作れる点は強み。
ただし相手が揃った場合、最後の300mで甘くなる傾向がある。
逃げてどこまで粘れるか?という馬だが、連下候補までか。
5. ピュアキアン(吉田豊)
本質的には中距離向き。
3600mは距離が長いと判断。
好位を取れて競馬は器用だが、最後の持久力勝負になるとスタミナ面で劣勢。
6. ミクソロジー(石川)
芝でも走れるタイプだが、近走は安定感に欠ける。
長距離戦は悪くないが、重賞レベルとなると力不足の印象。
7. クロミナンス(ルメール)
昨年のステイヤーズS2着、天皇賞春でも勝負になる長距離巧者。
ルメール騎手とは手が合い、3600mの適性はメンバー中トップ。
ただし 8歳という年齢が課題 で、以前ほどのキレや反応が見られない可能性もある。
とはいえ実績・適性は間違いなく上位。
今年も馬券圏内の可能性は高い。
8. ブレイヴロッカー(荻野極)
台頭著しい上がり馬。
前走の内容が極めて良く、スタミナが売りのタイプ。
脚の使いどころさえ間違えなければ 勝ち切る可能性すらある。
中距離よりも長距離で良さが出る馬で、今回の舞台替わりは明確にプラス。
9. シルブロン(マーカンド)
昨年ステイヤーズSの覇者。
ロングスパート戦に強く、今年も条件はベスト。
鞍上がマーカンドに乗り替わり、積極的な騎乗スタイルともマッチ。
ただし近走の内容はややムラがあり、状態面がどうかがカギ。
10. ラスカンブレス(プーシー)
未知の魅力はあるが、スタミナ戦の経験が少なく、3600mはやや長い印象。
欧州血統で馬場が渋れば面白いが、乾いた馬場ではキレ負けしそう。
11. ヴェルミセル(鮫島駿)
好位で立ち回るタイプで、近走は安定感あり。
ただし3600mのスタミナ勝負では一段階落ちる。
展開利があってようやく掲示板か。
12. ワープスピード(菅原明良)
近走の内容が良く、充実期に入った印象。
スタミナ豊富で、長距離での粘り強さはメンバーでも上位。
人気薄なら激走候補として押さえたい。
13. ワイズゴールド(菅原隆)
気性面の難しさがあり、折り合いが課題。
長距離戦ではこの点が致命的になる可能性が高い。
14. チャックネイト(佐々木)
長距離巧者として知られ、ステイヤーズSはまさに“狙いどころ”。
この距離でもバテにくいタフさがあり、時計がかかる馬場ならさらに浮上する。
近走の不調は気になるが、適性と展開がハマれば一発の魅力十分。
■まとめ:ステイヤーズSは「スタミナ×ロングスパート対応力」勝負
今年のステイヤーズステークスは、実績馬 vs 上がり馬という構図。
以下のタイプが狙いやすい。
スタミナ豊富
消耗戦に強い
直線まで脚を残せる
折り合いが上手い
すると上位評価は…
■最終結論(予想印)
◎本命:8 ブレイヴロッカー
勢いとスタミナを兼ね備え、魅力十分。
展開に左右されず長く脚を使える。
○対抗:7 クロミナンス
長距離適性は断トツ。
ルメールの手腕×昨年2着の舞台で上位確実。
▲単穴:3 ホーエリート
牝馬ながら消耗戦に強く、55キロも有利。
最後まで伸びるタイプ。
☆大穴:12 ワープスピード
スタミナ豊富で長距離適性が高い。
展開ハマれば激走も。
△押さえ
9 シルブロン
14 チャックネイト
4 マイネルカンパーナ(逃げ残り注意)






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