【G1】凱旋門賞 2023 予想 過去10年のデータで見えた、買いたい馬はコレだ!

凱旋門賞予想&過去データ

昨年の凱旋門賞レース

パリロンシャン競馬場(フランス)で行われる3歳以上牡馬・牝馬オープン戦

レース概要

2023年10月1日 (日) 23:05
ロンシャン競馬場 芝2400m

出馬表

馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 オッズ
1 シスファハン 牡5 59.5 ディロ 84.2 (14人気)
2 アヤザーク 牡4 59.5 モッセ 88.8 (15人気)
3 オネスト 牡4 59.5 ギュイ 63.4 (13人気)
4 シムカミル 牡4 59.5 プーシ 30.4 (11人気)
5 ベイブリッジ 牡5 59.5 キング 37.1 (12人気)
6 ウエストオーバー 牡4 59.5 ホーン 12.4 (6人気)
7 フクム 牡6 59.5 クロー 11.8 (5人気)
8 プラスデュキャルゼル 牝4 58 バルザ 13.7 (7人気)
9 スルーセブンシーズ 牝5 58 ルメー 3.6 (2人気)
10 フリーウインド 牝5 58 デット 27.4 (9人気)
11 ミスターハリウッド 牡3 56.5 ムルザ 28.1 (10人気)
12 フィードザフレーム 牡3 56.5 スミヨ 11.6 (4人気)
13 エースインパクト 牡3 56.5 C.デ 3.3 (1人気)
14 ファンタスティックムーン 牡3 56.5 ピーヒ 7.3 (3人気)
15 コンティニュアス 牡3 56.5 ムーア 19.3 (8人気)

どんなレース?

過去に日本馬33頭が参戦しており、「エルコンドルパサー(1999年)」「ナカヤマフェスタ(2010年)」「オルフェーブル(2012・2013年)」これらの馬の2着が最高着順となっており、未だ未勝利のレースとして日本競馬の悲願のGIタイトルとして知られている。

1920年より開催されている伝統のある一戦だが、過去の傾向を探って今回も好走馬を探っていきたいと思う。

注目ポイント

過去10年の連対馬

フランス馬9頭、イギリス馬6頭、アイルランド馬3頭と、この三か国の馬で9割を締める連対を果たしている。

ドイツ、日本の馬は苦戦傾向にあり、日本馬に至っては2013年の「オルフェーヴル」まで遡らなくてはならない。
ドイツも苦戦しているとはいえ、直近2年では「トルカータータッソ」が3着→1着と勝利を掴み取っており、依然日本馬の劣勢傾向にある。

前走着順

過去10年の3着内馬30頭中25頭は前走着順が1着もしくは2着の馬であった。

また、前走3着以下で当レースにて3着内入線しいた馬5頭中4頭は前走GⅠレースからの臨戦馬であった。
前走で5着以下の馬で馬券圏内に入線したのは1頭のみで、前述のいずれかの条件に当てはまらない馬は切りで良さそうだ。

前走レース

前走GⅠレース以外からの臨戦馬の3着内総数は30頭中9頭となっていた。

その内の6頭は前走1着と勝ち切ってからの参戦となっており、2着以下の馬はいずれも前走「フォワ賞」からの臨戦馬であった。
これらに該当しない馬は馬券内入線率は低いと見て良さそうだ。

性別

過去10年の3着内馬30頭中9頭は牝馬であった。

数こそ少ないものの、この内6頭が3歳もしくは4歳であった事から、軽い斤量の恩恵を最も受けられる3歳牝馬などが出走する際は注目しておきたい。

また、4歳牝馬も好走する傾向にあるので要チェックだ。
裏を返せば5歳以上の牝馬は切りやすく、良くて相手までといった形で取捨選択しやすくなる。

過去のレース傾向・考察

日本馬が勝ち切れてはいないものの、「ドリームジャーニー産駒」の「スルーセブンシーズ」が今回参戦しており、過去に同馬の父の兄弟である「オルフェーヴル」があわや勝利と言う所まで迫った経緯を鑑みて、日本馬「スルーセブンシーズ」に一定の評価を与えても良さそうだ。

しかしながら、上述の5歳牝馬という部分が引っかかる為、馬券に組み込むかはお好み次第と言った所だろう。
また、若い世代が特に有利な傾向がある。

3歳馬は軽斤量で臨めるため、ここでサクっと勝ってしまう事もままある。

今回も3歳馬は複数頭出走するが、このタフな馬場で先行するよりも差しの方が決まりやすい為、「エースインパクト」が再注目の馬だろう。

この馬は後方からの追い込みで、これまで5戦5勝と後ろから一気に突き抜けて勝ち切るスタイルが当レースに非常にマッチしていると考えられる。

鞍上も2020年に「ソットサス」で当レースを勝利した「C.デムーロ騎手」である事からも非常に怖い存在だ。

その他にも、今回のレーティング最上位2頭の「フクム」と「ウエストオーバー」は前走「Kジョージ(GⅠ)」にて0.0秒差の死闘を繰り広げた二頭。

今回は、「ウエストオーバー」に分があると見られる。

前走より、軽斤量且つ前走の敗因は「ウエストオーバー」の早仕掛けによるものだと思われるからだ。

前走「フクム」に見られる形で、ピタリと付けられ最後まくり気味のコーナーワークで進出し直線に入った。
しかし、「フクム」は最後まで脚を溜めて直線で爆発させる事で、ゴール前ギリギリで捉えての勝利。

この展開を経験しているからこそ、同じ轍を踏むとは考えづらく、対策を立てているだろう。

以上の内容を元に当レースの推奨馬を挙げて行きたいと思う。

推奨馬

◎本命 エースインパクト
○対抗 ウエストオーバー
▲単穴 フクム
△連下 プラスデュキャルゼル
☆注意 ミスターハリウッド

今回は海外レースの為、いつもとは違った形式となるが、上記の内容を元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

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