【第39回東海ステークス】過去データから見えた買うべき3頭とは?

第39回東海ステークス買うべき馬

中京競馬場 1800メートル(ダート)で行われる4歳以上オープン戦

当レースは2013年に開催時期が1月に移行。
それに伴い、2月のフェブラリーステークスGⅠの前哨戦に位置づけられることとなった。

一昨年の京都競馬場開催となったレースを含め、2013年以降の過去9年の結果から考察していきたいと思う。

5歳馬が強い

過去9年の馬齢別の成績は5歳馬が3着内率で41.4%とダントツ
勝利数も最も多く6頭が優勝している。

それに続くのが4歳馬の25.0%となっており、4歳~5歳の比較的若い馬が中心となっている。

しかし、6歳以上の馬は11頭が3着内に入線しているが、そのうち6頭が6番人気以下であった。
6歳以上の穴馬を候補に入れてみるのも面白そうだ。

前走出走レースにも注目

前走が重賞出走からの臨戦馬が上位に来る傾向にある。
過去9年の前走別の成績を見てみよう

前走GⅠ組が3着内率38.7%で群を抜いている。
次いでGⅢ・JpnⅢ組が3着内率25.0%となっている。

GⅡ・JpnⅡ組から2着1頭のみで3着内率も12.5%と低い事が気になるが、総じて重賞出走組が好成績を収めている。

また、オープン特別クラス組は8頭が3着以内に入線しているが、3着内率は11.4%と低調な結果が出ている。

3勝クラス組は出走頭数が少ないもののGⅢ・JpnⅢ組に追随する3着内率22.2%(うち1頭1着)となっている。

直近のダート1800メートルの戦績

2017年以降の過去5年の勝ち馬に共通しているのは、過去2走以内にダート1800メートルのレースを勝利していた。

もしくは2着と連対を逃していなかった。
頭を予想する際には直近のダート1800メートルの着順結果は見逃せないものとなっている。

過去4走の着順

過去9年の出走馬の過去4走の着順を見てみると、4走全てで3着以内に入っていた馬の、当レースにおける3着内率は75.0%と圧倒的信頼度

基本的に着順上位の実績を持っている馬から選んでいきたい。

最低でも過去4走のうち2回以上3着内に入っていないと、馬券圏内に絡むのは難しいと見て良いだろう。
過去4走で3着以内が1回以下の馬は割引評価の対象となる。

出来る限り上位実績が多い馬から選ぶのがセオリーとなりそうだ。

以上の内容を元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う。

推奨馬

◎本命 アイオライト

2歳時芝の未勝利3着からダートに転向し2連勝。

その後全日本2歳優JpnⅠで2着に入線していた。
当時はダート界の主役になるのではと筆者は考えていた。

しかし、その後伸び悩んで終わったかと思いきや、ここ最近の勢いが凄い。

オープンクラスからの臨戦馬の3着内率は低いものの、勝ち馬はここから3頭出ている。
今回のレースに風穴を開けるのはこの馬ではなかろうか。

ここは期待も込めて本命で。

○対抗 スワーヴアラミス

前走チャンピオンズカップGⅠからの臨戦馬。

直近の4走の3着内は2回。まずまずの結果。

データ的にはこちらを本命視した方が良いだろうが、直近2走の7着、8着の結果が気になる。
その為、こちらは対抗評価とする。

▲単穴 ブルベアイリーデ

前走4着、それ以前はGⅢ3着とオープンクラスの3着→1着。

前走の出走レースを無視するなら当馬が本命。
GⅢ・JpnⅢ組の好走率も非常に高くこちらを本命にしても良かったのだが、本命を「アイオライト」に選定した為、敢えて単穴評価とする。

単穴ではあるがむしろこの馬が1着でも疑問はない。

サンライズホープ」「デュードヴァン」この辺りも注意しておきたい。

前者は前走こそ大敗したもののGⅢクラスでは一線級。
前走の負けを引きずっていなければ。後者は2020年は重賞常連であったが、近走はリステッド競走に出走している。

一時低迷していたものの直近2走は3着2回と安定している為警戒が必要だ。
これらの内容と上記のデータを元に、ご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

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