サウジアラビアロイヤルカップ2026予想|フィリオソラーレ本命!アゴルディーノ・デミアンを徹底考察

第12回 サウジアラビアロイヤルカップ(GⅢ)

2026年10月10日(土)、東京競馬場で第12回サウジアラビアロイヤルカップGIIIが行われます。

舞台は東京芝1600m。2歳馬によるマイル重賞で、年末の朝日杯フューチュリティステークスや阪神ジュベナイルフィリーズを見据えるうえでも重要な一戦です。

今年は12頭が登録。

6月の東京芝1600m新馬戦を上がり33秒3で制したフィリオソラーレを筆頭に、札幌のコスモス賞で2着に入ったアゴルディーノ、東京芝1400mの新馬戦を勝ったフライトライン産駒デミアン、中山芝1600mの新馬戦を制したサトノハクマイなど、素質馬がそろいました。

過去10年では、優勝馬がすべて3番人気以内。

1番人気は【3-3-2-2】で3着内率80%、2番人気も【4-3-1-2】で3着内率80%と、基本的には上位人気の信頼度が高いレースです。

一方で6番人気以下からも過去10回で5頭が3着以内に入っているため、2歳戦らしい伏兵の台頭にも注意が必要です。


馬名性齢予定騎手
フィリオソラーレ牡2ルメー
ベルウッドディープ牡2三浦
デミアン牡2斎藤新
サトノハクマイ牡2戸崎圭
アゴルディーノ牡2横山和
ジップスパーク牡2田辺
ギブリ牡2横山典
ハンサム牡2丹内
グルーヴェンス牡2横山武
アイファーマーリン牡2松岡
ニシノトラノスケ牡2菊沢
ライーリーアース牝2○○

◎ フィリオソラーレ
○ アゴルディーノ
▲ デミアン
☆ ギブリ
△ サトノハクマイ
△ ジップスパーク
△ ベルウッドディープ
△ グルーヴェンス
△ ハンサム

本命は、東京芝1600mで新馬勝ちを収めたフィリオソラーレです。


今回の本命はフィリオソラーレ。

現時点で最も完成度が高く、東京芝1600mへの適性も確認できている点を評価します。

6月6日の東京芝1600m新馬戦では、1番人気に支持されて勝利。

道中は3番手のインで折り合い、直線では進路が開いてから鋭く反応。上がり3Fはメンバー最速の33秒3を記録し、1分34秒3でデビュー戦を制しました。

この内容は非常に優秀です。

2歳の6月という早い時期に東京マイルを経験していることに加え、

好位で折り合える
↓
直線で瞬時に加速できる
↓
最後まで末脚を伸ばせる

という、東京芝1600mで求められる能力をすでに見せています。

東京芝1600mはスタート直後が緩やかな下りでスピードに乗りやすく、向正面後半から坂を越えて3~4コーナーへ進みます。

そして最後の直線は525.9m。

直線前半には高低差2mの坂があり、そこを上り切った後も約300mの直線が続きます。

単純な瞬発力だけではなく、マイルを速いペースで走りながら最後まで脚を残す総合力が重要です。

フィリオソラーレはまさにこの条件に合うタイプ。

さらに父エピファネイア、母フィリアプーラという血統背景も魅力です。母フィリアプーラは2019年のフェアリーS勝ち馬で、早い時期からの完成度にも期待できます。

4か月ぶりの実戦となる点は課題ですが、今回もルメール騎手が騎乗予定。

初戦の内容、東京マイル適性、鞍上、完成度を総合して本命にします。


対抗はアゴルディーノ。

フィリオソラーレを逆転する可能性があるとすれば、この馬を最有力と見ます。

8月15日の札幌コスモス賞では、1番人気に支持されて2着。

芝1800mのオープン競走で、勝ち馬デアグランツとタイム差なしの2着でした。

道中は3~4番手で流れに乗り、上がり3F35秒0。勝ち馬との差はわずかで、2歳夏の時点ですでにオープン級の能力を示しています。

さらにデビュー戦は函館芝1200m。

こちらも2番人気から勝利しており、短距離から1800mまで対応できる点は魅力です。

父はエフフォーリア。

今回の東京マイルが初めてになりますが、1800mでオープン2着という実績から、距離短縮にも対応できそうです。

特に評価したいのがレースセンス。

コスモス賞では好位で立ち回っており、東京の長い直線でも位置取りを悪くするリスクが少ないでしょう。

フィリオソラーレが瞬発力なら、こちらは完成度と持続力。

人気面でも上位になる可能性が高く、相手筆頭とします。


3番手はデミアン。

この馬は血統面からも非常に興味深い存在です。

父は米国で圧倒的な実績を残したフライトライン。

日本での産駒がまだ2歳世代中心という段階ですが、その中でもデミアンは東京でデビュー勝ちを収めています。

6月13日の東京芝1400m新馬戦では、D.レーン騎手を背に1分22秒8。

道中5番手付近から進め、直線で伸びて2着馬に0.2秒差をつけました。上がり3Fは33秒6。

1400mから1600mへの距離延長はポイントですが、東京コースで勝利しているのは大きな材料。

また、フライトライン産駒ということを考えれば、マイルへの延長でパフォーマンスを上げる可能性もあります。

スポニチも今年のサウジアラビアRCについて、フィリオソラーレとともにデミアンを注目馬として挙げています。

ただし、デビューから約4か月ぶり。

そして今回は一気に重賞。

未知の部分が多いため▲評価にしました。

完成度でフィリオソラーレ、実績でアゴルディーノ、未知の魅力でデミアンという上位評価です。


穴候補として面白いのがギブリ。

9月26日の阪神芝1600m新馬戦を勝ち上がったばかりですが、その内容以上に評価したいのが10番人気という低評価を覆した点です。

阪神外回り1600mの新馬戦では、15頭立ての10番人気。

それでも道中5番手から運び、直線でしっかり抜け出して1分36秒5。2着馬に0.3秒差をつけています。

上がり3Fは34秒2。

派手な時計ではありませんが、15頭立ての新馬戦で流れに乗りながら勝ち切った点は評価できます。

そして今回は横山典弘騎手。

前走からの継続騎乗で、2歳馬らしい折り合い面を考えてもプラス材料です。

何より、まだ人気が上がりきらない可能性があるのが魅力。

サウジアラビアRCは上位人気が強い一方、6番人気以下からも馬券内が出ています。

穴馬を1頭挙げるなら、今回はギブリを推します。


サトノハクマイも上位争い可能。

9月12日の中山芝1600m新馬戦を勝利しています。

新馬戦としては開催時期が遅めですが、デビュー戦をしっかり勝ち切った点は評価できます。JRAレーシングビュアーでもサウジアラビアRCの参考レースとして、この新馬戦が取り上げられています。

今回は戸崎圭太騎手。

東京コースへの対応が鍵になりますが、マイル戦を経験済みなのは強みです。

デビューから中4週程度で使える点も、4か月ぶりとなるフィリオソラーレと比較すると調整面では魅力。

完成度では上位3頭にやや劣るものの、上積み込みで3着候補。


ジップスパークも押さえておきたい1頭。

8月22日の新潟芝1600m新馬戦を勝利。

JRA公式の参考レースにも同レースが掲載されており、2着には今回出走するアイファーマーリンが入っています。

つまり、今回のメンバー内で直接対戦を経験している点がポイント。

新潟外回り1600mと東京1600mではコース形態が異なりますが、長い直線を経験しているのはプラスです。

田辺裕信騎手とのコンビも魅力。

重賞での相手強化が課題ですが、展開が差し寄りになれば浮上してきそうです。


ベルウッドディープも東京適性を評価して押さえます。

6月14日の東京芝1600m新馬戦では、2番人気から勝ち馬に0.5秒差の3着。

勝ち馬とは差がつきましたが、上がり3F33秒9を使っています。

今回の舞台と同じ東京芝1600mをすでに経験していることは大きな強み。

しかも三浦皇成騎手が継続騎乗予定です。

新馬戦から4か月。

この期間でどこまで成長しているかがポイントになりますが、東京マイルへの適性を考えれば、相手候補からは外せません。


グルーヴェンスも穴候補。

7月19日の福島芝1200m新馬戦で2着。

その後、8月8日の新潟芝1400m未勝利戦を勝ち上がっています。

1200m→1400mと距離を延ばしながら勝ち上がっている点は評価できます。

今回はさらに1600mへ延長。

これがプラスに出るかどうかが最大のポイントです。

横山武史騎手とのコンビで、前々から流れに乗れれば残り目があっても不思議ではありません。


ハンサムは近2走の内容から押さえ。

9月6日の中山芝1600m新馬戦で3着。

続く9月26日の中山芝1600m未勝利戦では3着でした。

ただ、いずれも1600mを経験していることは今回の舞台を考えるうえで重要です。

前走は重馬場で1分37秒2。

良馬場でのパフォーマンスが未知数なだけに強くは推せませんが、丹内騎手で先行できれば展開次第で残る可能性があります。


2歳戦だけに、展開は読みづらいところがあります。

ただ、今回のメンバーを見る限り、極端な逃げ馬が何頭もそろっている構成ではありません。

そのため、

平均~やや落ち着いた流れ

を想定します。

先行候補はアゴルディーノ、デミアン、グルーヴェンスあたり。

フィリオソラーレは新馬戦で3番手から勝っているため、今回も好位~中団のインを狙う可能性があります。

東京芝1600mは直線が525.9mと非常に長いので、最後は瞬発力勝負になりやすい条件。

一方で、直線には長い上り坂があります。

そのため単純な「上がり最速」だけではなく、坂を上がってからもう一度伸びる持続力が重要です。

この点では、

  • フィリオソラーレ=瞬発力+好位センス
  • アゴルディーノ=先行力+持続力
  • デミアン=東京適性+未知の伸びしろ

という構図になりそうです。


過去10年の最大の特徴は、勝ち馬がすべて3番人気以内ということ。

1番人気は【3-3-2-2】で3着内率80%。

2番人気は【4-3-1-2】で、こちらも3着内率80%。

3番人気も【3-0-3-4】で3着内率60%です。

2歳重賞では能力比較が難しいものの、このレースに関しては実績上位・人気上位を素直に評価するのが基本でしょう。

ただし、6番人気以下の馬も過去10回で5頭が3着以内に入っています。

2022年には3連単が10万円を超える配当となっており、ヒモ荒れには注意したいレースです。

また、近年の勝ち馬を見ると2023年ゴンバデカーブース、2024年アルテヴェローチェ、2025年エコロアルバと、ここをステップにその後の2歳戦線で注目される馬が出ています。

今年もここから一気に出世する馬が現れる可能性があります。


◎ フィリオソラーレ
○ アゴルディーノ
▲ デミアン
☆ ギブリ
△ サトノハクマイ
△ ジップスパーク
△ ベルウッドディープ
△ グルーヴェンス
△ ハンサム

サウジアラビアロイヤルカップ2026の本命はフィリオソラーレ。

最大の理由は、今回と同じ東京芝1600mをすでに経験し、そこで1分34秒3・上がり33秒3という非常に優秀なパフォーマンスを見せていることです。

2歳6月の新馬戦でこの内容なら、休養を挟んでの成長にも期待できます。

さらにルメール騎手とのコンビ。

過去10年で上位人気が非常に強いレース傾向も考えれば、現時点では最も信頼したい馬です。

対抗はコスモス賞2着のアゴルディーノ。

こちらはすでにオープンで結果を出しており、フィリオソラーレを逆転するなら最有力。

▲デミアンはフライトライン産駒という血統的な魅力に加え、東京芝1400mの新馬戦を33秒6の末脚で勝利。

そして穴の☆には、10番人気で阪神芝1600mの新馬戦を勝ったギブリを指名します。

東京マイル実績ならフィリオソラーレ。

オープン実績ならアゴルディーノ。

未知の魅力ならデミアン。

穴ならギブリ。

2歳戦らしくまだ完成途上の馬が多いだけに、現時点ではこの4頭を中心に考えたい一戦です。


本走は毎日無料予想とWIN5対象レースの為、レース当日それぞれ買い目と1着予想を公開いたします。
※本記事の予想と、当日に出す予想は異なる場合があります。

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