
2026年9月30日(水)、船橋競馬場では**第73回日本テレビ盃(JpnⅡ)**が行われます。
「Road to JBC」に指定される重要な一戦で、1着馬には11月3日に金沢で行われるJBCクラシック(JpnⅠ)への優先出走権が与えられます。
今年はJRA勢4頭、南関東勢5頭の計9頭立て。
中心となるのは、
- 2025・2026年帝王賞連覇のミッキーファイト
- 2026年川崎記念勝ち馬カゼノランナー
- 2026年プロキオンS・平安Sを制したロードクロンヌ
- 南関東で重賞4勝のベアバッキューン
- 3勝クラスを突破したテーオーマルコーニ
といった実績馬です。
なかでもミッキーファイトは、2025年JBCクラシックを船橋1800mで勝利しており、今回と同じ舞台で結果を残しているのが大きなポイント。2026年も帝王賞を制しており、現時点では実績・コース適性の両面から中心視したい存在です。
船橋ダート1800mのコース特徴
日本テレビ盃の舞台となる船橋ダート1800mは、4コーナー付近のポケットからスタート。
最初のコーナーまでは約450mあり、序盤からある程度ポジションを取りやすい設定です。
さらに船橋競馬場はスパイラルカーブを採用しており、コーナーでスピードを落としにくいのが特徴。
最後の直線は308mあります。
そのため、単純な逃げ・先行馬だけが有利というより、好位で流れに乗り、3~4コーナーから長く脚を使える馬が強い舞台と考えたいところです。
今回のnetkeibaによる展開予想では、ベアバッキューンが逃げ、カゼノランナー、ミッキーファイト、ロードクロンヌが先行グループを形成する想定。
テーオーマルコーニ、ガバナビリティー、アルラがその後ろ、グランデマーレとリュードマンが後方という隊列が予想されています。
少頭数ということもあり、極端なハイペースにはなりにくそうです。
好位から4コーナーで進出できる実力馬を重視したいレースでしょう。
有力馬考察

◎ミッキーファイト
本命はミッキーファイトです。
やはりこの馬を中心に考えたいメンバー構成です。
2025年、2026年と帝王賞を連覇。
さらに2025年にはJBCクラシックも制しており、JpnⅠを3勝しています。
2026年の帝王賞ではロードクロンヌらを相手に1着。
ダート2000m級でトップクラスの実績を積み重ねてきました。
そして最大の強みが、船橋1800mへの適性。
2025年のJBCクラシックは船橋ダ1800mで行われ、ミッキーファイトが勝利。
船橋の同条件でJpnⅠを勝っているという実績は、今回のメンバーでは大きなアドバンテージです。
2026年のかしわ記念では1600mに距離短縮されながら2着。
その後の帝王賞では2000mに戻って勝利しており、1800mという距離は守備範囲の中心に近いでしょう。
今回は58kgですが、カゼノランナーも58kg。
ロードクロンヌは57kgなので、極端な斤量差ではありません。
枠は7枠7番。
少頭数なら外枠でも大きなロスにはなりにくく、先行勢を見ながら運べる点もプラスです。
実績、コース適性、距離、展開のすべてを考えて本命。
○ロードクロンヌ
対抗はロードクロンヌ。
勢いという点では、この馬が一番魅力的かもしれません。
2026年1月のプロキオンSを勝つと、5月には平安Sも制覇。
平安Sでは京都ダ1900mを1分56秒9という好タイムで走り、ヴァルツァーシャルに0秒6差をつけました。
さらに帝王賞ではミッキーファイトから0秒8差の6着。
着順だけを見ると物足りなく感じますが、相手はJpnⅠ級。
今回は57kgで出走できるのもポイントです。
そして脚質も船橋1800m向き。
netkeibaの展開予想ではミッキーファイト、カゼノランナーとともに先行グループを形成する想定です。
プロキオンS、平安Sを勝った実力を考えれば、JpnⅡで勝ち負けになっても不思議ではありません。
ミッキーファイトとの差をどこまで詰められるかが焦点です。
▲カゼノランナー
単穴はカゼノランナー。
2026年の川崎記念を制した実績は非常に大きいです。
川崎ダ2100mのJpnⅠを勝っており、中距離ダートでの能力は証明済み。
一方で、帝王賞では9着に敗れており、トップクラス相手では安定性に課題を残しました。
ただし、今回は船橋1800m。
川崎記念を勝ったときのように、自分のリズムで先行できれば巻き返しは十分可能です。
4枠4番も好枠。
逃げる可能性があるベアバッキューンを見ながら、ミッキーファイトやロードクロンヌと好位を形成できそうです。
58kgはミッキーファイトと同斤量。
川崎記念馬として、ここでも上位評価が必要でしょう。
☆ベアバッキューン
穴候補として面白いのがベアバッキューン。
南関東勢では最も警戒したい存在です。
2026年はスパーキングサマーカップを制覇。
川崎ダ1600mで1分40秒7を記録し、サヨノネイチヤに2馬身差をつけました。
南関東の重賞で結果を残してきた4歳馬で、勢いという点では魅力があります。
今回は56kg。
ミッキーファイトとカゼノランナーが58kg、ロードクロンヌが57kgなのに対して、2kg以上軽い斤量で走れるのは大きな材料です。
さらに展開予想では逃げ候補。
少頭数で自分のペースに持ち込めれば、後続の実績馬に簡単には捕まらない可能性があります。
一方で、1800mのJpnⅡとなると相手は一気に強化。
マイルでの重賞実績を1800mでも発揮できるかが最大のポイントです。
展開ひとつで2、3着なら十分あっていい存在。
△テーオーマルコーニ
上がり馬ではテーオーマルコーニに注目。
2026年は3月の中京スポニチ賞を勝つと、伊勢S2着を経て5月の桃山Sを勝利。
桃山Sでは京都ダ1800mを1分51秒4で走り、アレナパラシオを0秒3差で退けています。
これまでの内容を見ると、1800~1900mへの適性は高そうです。
今回は4カ月ぶり。
さらにいきなりJpnⅡで相手が強化されるため、実績馬と同列には扱いづらいところがあります。
それでも56kgで出走できる点と、4歳という年齢を考えれば上位食い込みの余地はあります。
△アルラ
地方勢ではアルラを押さえます。
7歳馬で、これまで南関東の重賞・オープン級で経験を積んできた馬。
今回のメンバーでは実績面でJRA勢に見劣りますが、56kgという斤量は魅力です。
船橋コースへの対応力を生かして、展開が崩れた場合の浮上候補として警戒したいところです。
△ガバナビリティー
ガバナビリティーは船橋巧者として注意したい1頭。
2026年4月には船橋ダ1800mのA2戦を勝利。
同コースでの実績がある点は今回の条件でプラス材料です。
ただし、8月のフリオーソレジェンドCでは12着と大きく崩れています。
前走からどこまで立て直せているかがポイント。
実績馬相手だけに、現状では押さえまでとします。
△グランデマーレ
グランデマーレは今回と同じ船橋1800mを使われてきた経験があります。
ただ、2026年は近走成績が振るわず、8月のフリオーソレジェンドCでも13着。
5月のかしわ記念も13着で、現状では上位勢との力差を感じます。
船橋コースへの適性だけでどこまで迫れるかがポイント。
△リュードマン
最後にリュードマン。
こちらも船橋所属の9歳馬。
かしわ記念では12着でしたが、長くダート中距離を使われてきた経験があります。
今回は9頭立て。
少頭数なので、展開が極端に崩れた場合には浮上の余地があります。
ただし、近走実績と相手関係を考えると、現時点では上位評価まではできません。
日本テレビ盃2026の展開予想
逃げ候補はベアバッキューン。
その後ろにカゼノランナー、ミッキーファイト、ロードクロンヌが続く形を想定します。
少頭数だけに、前半から無理に競り合う必要はありません。
ベアバッキューンがマイペースで逃げれば、4コーナー手前から後続のJRA勢が一斉に進出する展開になりそうです。
その場合、重要なのは1800mを最後まで持続できるか。
船橋1800mはコーナーでスピードを落としにくいコースなので、3~4コーナーで先団に取り付いて、そのまま長く脚を使える馬が有利です。
本命ミッキーファイトは先行グループを見ながら運べるため、展開面でも大きな不安はありません。
日本テレビ盃2026の最終予想
現時点での印は以下の通りです。
| 印 | 馬名 | 評価 |
|---|---|---|
| ◎ | ミッキーファイト | 帝王賞連覇+船橋1800mのJBCクラシック勝ち |
| ○ | ロードクロンヌ | プロキオンS・平安S勝ち。57kgも魅力 |
| ▲ | カゼノランナー | 川崎記念勝ち。先行力を評価 |
| ☆ | ベアバッキューン | スパーキングサマーC勝ち+56kg+逃げ候補 |
| △ | テーオーマルコーニ | 桃山S勝ちの上がり馬 |
| △ | アルラ | 56kgの地方勢。展開次第で浮上 |
| △ | ガバナビリティー | 船橋1800m勝ちのコース実績 |
| △ | グランデマーレ | 船橋経験豊富も近況が課題 |
| △ | リュードマン | 少頭数での展開利に期待 |
日本テレビ盃2026の結論
今年の日本テレビ盃は9頭立てと少頭数ながら、JpnⅠ級の実績馬がそろいました。
中心はやはりミッキーファイト。
2025年JBCクラシックを船橋1800mで制し、2025・2026年帝王賞を連覇。
今回は58kgですが、同条件でJpnⅠを勝っている実績があり、コース適性を含めて最も信頼したい存在です。
対抗はロードクロンヌ。
プロキオンS、平安Sと重賞を連勝した勢いがあり、57kgで出走できるのも魅力。帝王賞ではミッキーファイトに敗れましたが、1800mへの距離短縮で差を詰める可能性があります。
▲はカゼノランナー。
川崎記念を制したJpnⅠ馬で、先行力を生かせれば巻き返しが十分可能です。
そして穴で面白いのがベアバッキューン。
スパーキングサマーカップを勝った勢いに加え、今回は56kg。逃げて自分のペースに持ち込めれば、上位3頭に割って入る可能性があります。
したがって、現時点の最終評価は、
◎ミッキーファイト
○ロードクロンヌ
▲カゼノランナー
☆ベアバッキューン
とします。
日本テレビ盃はJBCクラシックへの優先出走権を争う「Road to JBC」の一戦。ここでどの馬が秋のダート中距離戦線の主役へ名乗りを上げるのか、注目の一戦です。
買い目予想
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