
2026年11月3日(火・祝)、オーストラリアのフレミントン競馬場で伝統の長距離GⅠ、メルボルンカップが開催される。
舞台は芝3200m。オーストラリア競馬を代表する名物レースで、世界各国からスタミナ自慢のステイヤーが集結する。
今年は24頭立てのハンデキャップ競走。最も重い57.5kgを背負うサンズアンドラバーズから、51kgのショックレッツまで斤量差が大きく、実績だけでなくハンデをどう評価するかが重要になる。
注目は、前走のジーロンカップを制したポイントオブロー。53kgの軽量に加えて好枠を引き、地元オーストラリアで大きな注目を集めている。
海外勢では、GⅡカラーカップを勝ったトラストユアインスティンクト、ヨークのエボアハンデキャップで好走したホープウェルロックなどが有力候補。
さらに、51kgで出走するショックレッツや、近走連勝中のソーユーアーも侮れない。
長距離戦らしく、道中の折り合いとスタミナ、そして最後まで脚を残せるかが勝負を分けそうだ。
出走馬
| ゲート | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | ミドルアース | セ6 | 56.5 | ザーラ |
| 2 | 3 | ナイツチョイス | セ7 | 56.5 | ドーラ |
| 3 | 1 | サンズアンドラバーズ | セ5 | 57.5 | マクモナ |
| 4 | 21 | ストリクトリービジネス | 牝4 | 53 | イェンダ |
| 5 | 14 | ソウルオブスペイン | セ5 | 54.5 | ベリー |
| 6 | 9 | アステリックス | セ8 | 55 | マクニー |
| 7 | 16 | ソーユーアー | セ5 | 54 | キング |
| 8 | 6 | エンフジャール | セ6 | 56 | ドーソン |
| 9 | 20 | ポイントオブロー | 牡3 | 53 | ブラウン |
| 10 | 23 | ザコウマ | セ6 | 52 | パイク |
| 11 | 15 | ザーラン | 牡4 | 54.5 | メルハム |
| 12 | 17 | フューチャーヒストリー | セ8 | 53.5 | メルハム |
| 13 | 13 | ワンスムースオペレーター | セ8 | 54.5 | ベイツ |
| 14 | 11 | ジュジャキボ | セ5 | 55 | クリッパ |
| 15 | 12 | ホープウェルロック | セ4 | 54.5 | ロイド |
| 16 | 22 | ミスターモナコ | セ5 | 52.5 | ジョンス |
| 17 | 24 | ショックレッツ | 牝5 | 51 | コフィー |
| 18 | 2 | トラストユアインスティンクト | セ6 | 57 | マクドナ |
| 19 | 10 | グッディートゥーシューズ | 牝7 | 55 | ローダン |
| 20 | 19 | キズリャル | セ4 | 53.5 | マーテン |
| 21 | 7 | ロイヤルスプレマシー | セ5 | 56 | アレン |
| 22 | 5 | ヴォバン | セ8 | 56.5 | チャイル |
| 23 | 8 | ワインダークシー | セ4 | 56 | レーン |
| 24 | 18 | ジェームズジェイブラドック | セ3 | 53.5 | ウィリア |
メルボルンカップ2026予想印
- ◎ ポイントオブロー
- ○ トラストユアインスティンクト
- ▲ ホープウェルロック
- ☆ ショックレッツ
- △ ジュジャキボ
- △ ソーユーアー
- △ サンズアンドラバーズ
- △ ミスターモナコ
- △ エンフジャール
本命はポイントオブロー。前走のジーロンカップを勝利し、今回も53kgで出走できる点を高く評価した。
対抗はトラストユアインスティンクト。アイルランドの長距離重賞で安定した成績を残しており、3200mへの適性も期待できる。
穴では51kgのショックレッツに注目。近走の内容が良く、距離延長をこなせれば一気に上位へ食い込む可能性がある。
有力馬の評価
◎ポイントオブロー
本命はポイントオブロー。
前走のジーロンカップでは、2400mのGⅢを勝利。オーストラリアでの初戦を見事に制し、メルボルンカップへ向けて大きく評価を上げた。
特に評価したいのは、前走の勝ち方と今回の条件だ。
前走は55kgを背負って勝利したが、今回は53kgまで斤量が下がる。さらに9番ゲートを引いたことで、極端に外を回されずに流れに乗れる可能性が高い。
まだキャリアが浅く、成長の余地を残している点も魅力。今回のメンバーには実績馬が多いものの、ハンデ差を考えれば十分に勝負になる。
課題は3200mへの距離延長。これまでの2400mでの実績だけでは、2マイルを最後まで走り切れるかは断定できない。
ただし、前走の勝ちっぷりと53kgという斤量は大きな魅力。フレッシュな状態で大舞台に臨める点も評価して、本命とする。
○トラストユアインスティンクト
対抗はアイルランドから参戦するトラストユアインスティンクト。
今年のカラーカップ(GⅡ)を勝利し、アイルランドセントレジャーでも4着。長距離路線で安定した成績を残している。
特にカラーカップでは、アルリファーを破って勝利。相手関係を考えても価値のある一戦だった。
アイルランドセントレジャーは2816mで、今回の3200mに近い距離。長距離戦で必要なスタミナと持続力を備えていると考えられる。
今回の斤量は57kg。軽量馬と比べれば負担は大きいが、実績を考えると妥当な範囲だろう。
18番ゲートは難しい枠。序盤に外を回る形になるとロスが大きくなるため、ジェームズ・マクドナルド騎手の判断が重要になる。
それでも、長距離適性と近走の安定感はメンバー上位。勝ち負けを期待して対抗に据える。
▲ホープウェルロック
3番手はホープウェルロック。
イギリスの長距離ハンデ戦で力をつけてきた上昇馬で、前走のヨーク・エボアハンデキャップでは22頭立ての2着。勝ち馬とほとんど差のない競馬を見せた。
その前にはグッドウッドの2816m戦を勝利。長距離で安定して力を発揮できる点は大きな魅力だ。
今回の斤量は54.5kg。実績のある海外馬と比較しても負担は軽く、ハンデ面で有利に運べる可能性がある。
15番ゲートはやや外寄りだが、3200mの長丁場なら序盤に無理をせず、道中でポジションを整えることもできる。
ザック・ロイド騎手とのコンビで、直線まで脚を温存できればチャンスは十分。
近走の充実ぶりと斤量のバランスを評価して、上位候補とした。
☆ショックレッツ
穴で最も注目したいのがショックレッツ。
今回のメンバーで最も軽い51kgで出走できる5歳牝馬だ。
前走のテシオステークスでは2着。さらにその前のハーバートパワーステークスでも6着ながら、勝ち馬から大きく離されずに走っている。
近2走の内容は上向いており、今回のメルボルンカップに向けて良い流れで来ている。
最大の魅力はやはり51kgという斤量。3200mの長距離戦では、最後の直線でこの斤量差が大きく影響する可能性がある。
17番ゲートは楽ではないものの、ハリー・コフィー騎手が無理なく流れに乗せられれば面白い。
課題は一気の距離延長。これまでの実績だけで3200mをこなせると判断するのは危険だが、斤量と近走の勢いを考えると軽視できない。
人気以上の走りを期待して☆とする。
△ジュジャキボ
近走の勢いなら上位に評価したい一頭。
10月にはGⅡザ・メトロポリタンを勝利。さらに10月24日のムーニーバレーゴールドカップも制し、現在2連勝中だ。
特にムーニーバレーゴールドカップでは、2500mを走って勝利。長距離戦に向けて順調なステップを踏んでいる。
今回は55kgで、14番ゲート。極端な外枠ではないものの、序盤の位置取りが重要になる。
気になるのは、近走の勝利が比較的落ち着いたペースでの競馬だった点。メルボルンカップでは道中から厳しい流れになる可能性があり、3200mで同じような末脚を使えるかが焦点だ。
それでも連勝中の勢いは魅力。馬券には加えておきたい。
△ソーユーアー
オーストラリア勢の上昇馬として注目したい。
現在4連勝中で、直近では10月28日のベンディゴカップを勝利。さらにその前にはATCセントレジャーステークスも制しており、長距離路線で勢いに乗っている。
特に2600mのセントレジャーを勝っている点は、今回の3200mに向けて心強い材料だ。
今回は54kgで、7番ゲート。内寄りの枠からスムーズに流れに乗れれば、ロスの少ない競馬ができそうだ。
課題は、これまでの連勝が今回の相手にも通用するかという点。海外の実績馬と比べると、まだ一線級との比較が難しい部分もある。
それでも近走の安定感と距離適性を考えれば、押さえておく価値は十分にある。
△サンズアンドラバーズ
実績面で注目したいのがサンズアンドラバーズ。
今回のトップハンデ57.5kgを背負うが、欧州の重賞で安定して上位争いを続けてきた実力馬だ。
夏にはロイヤルアスコットのハードウィックステークスで5着。さらにロングシャンの2800m戦を勝利し、前走のキルターナンステークスでも2着に入った。
長距離への適性は高く、3200mへの対応も期待できる。
3番ゲートは好材料。内で脚をためて距離ロスを抑えられれば、最後の直線で上位へ迫る可能性がある。
ただし、57.5kgは大きな負担。今回のようなハンデ戦では、軽量馬との斤量差が最後に響く可能性もある。
能力は認めつつ、今回は押さえまでとした。
△ミスターモナコ
52.5kgの軽量で出走するミスターモナコも面白い存在。
前走のムーニーバレーゴールドカップでは3着。さらにその前のバートカミングス(GⅢ)では勝利しており、長距離路線で結果を残している。
特にバートカミングスは2520m。今回の3200mへ向けて、距離経験を積んできた点は評価できる。
16番ゲートからの競馬となるが、52.5kgなら多少の距離ロスをカバーできる可能性もある。
今回は見習い騎手ジャベズ・ジョンストン騎手が騎乗。大舞台での経験という面では課題があるものの、軽量を生かした積極的な競馬ができれば面白い。
勝ち切るには相手が強いが、三連系の穴として押さえたい。
△エンフジャール
欧州から参戦するエンフジャール。
前走のコーフィールドカップでは3着。初めてのオーストラリア遠征で、いきなりGⅠの上位争いに加わった。
その前にはグッドウッドの2400m戦を勝利しており、距離が延びても対応できる能力を持っている。
今回の斤量は56kgで、8番ゲート。内外のバランスが良く、レイ・ドーソン騎手が無理なく好位を確保できれば理想的だ。
ただし、3200mは初めての本格的な挑戦となる。陣営も2400mの距離適性について慎重な見方をしていたことがあり、さらに距離が延びる点は不安材料。
能力は高いが、最後までスタミナが持つかが鍵。相手候補として押さえる。
展開予想
メルボルンカップは24頭立ての3200m戦。スタート直後の位置取りだけでなく、道中でいかに折り合いをつけるかが重要になる。
今回のメンバーでは、ソーユーアーやミスターモナコ、ポイントオブローなどが前目の位置を狙う可能性がある。
一方、トラストユアインスティンクトやサンズアンドラバーズなどの欧州勢は、長距離戦らしく道中で無理をせず、スタミナを温存する競馬が理想だろう。
前半から極端に速くなるというよりは、各馬がポジションを確保した後、向正面から徐々にペースが上がる展開を想定する。
勝負どころで重要になるのは、早めに動いても最後まで脚を保てるスタミナだ。
ポイントオブローは9番ゲートから好位を確保できれば理想的。前走のようにスムーズな競馬ができれば、直線で抜け出すチャンスがある。
トラストユアインスティンクトは18番ゲートからの位置取りがポイント。外を回り続ける形は避けたいところだ。
ショックレッツは軽量を生かして、道中で無理をせずに脚をためたい。前が苦しくなる展開になれば、最後に浮上する可能性がある。
フレミントン芝3200mのポイント
メルボルンカップの舞台は、フレミントン競馬場の芝3200m。
オーストラリアを代表する長距離戦で、単純なスピードだけでは勝ち切れない。折り合い、スタミナ、長く脚を使う持続力が求められる。
また、24頭立てという多頭数も大きなポイント。序盤の位置取りや馬群での進路取りによって、各馬の消耗度が変わってくる。
今回のようなハンデ戦では、斤量差も無視できない。
ポイントオブローは53kg、ホープウェルロックは54.5kg、ショックレッツは51kg。実績馬と比較して斤量面の恩恵が大きく、長距離戦ではこの差が最後の伸びに影響する可能性がある。
反対に、サンズアンドラバーズやトラストユアインスティンクトは重い斤量を背負う。能力だけで押し切れるかが焦点となる。
買い目予想
今回はポイントオブローを中心に、トラストユアインスティンクトとホープウェルロックを相手の軸として考えたい。
| 馬連・ワイド | 三連複 |
|---|---|
| 20-2 20-12 20-24 20-11 20-16 | 20-2-12 20-2-24 20-2-11 20-2-16 20-12-24 20-12-11 20-2-1 20-2-6 20-12-16 20-24 20-16 2-24 |
本線はポイントオブローとトラストユアインスティンクトの組み合わせ。
ホープウェルロックは安定感があり、相手の中心にしたい。ショックレッツとミスターモナコは軽量を生かした激走に期待して、三連系で押さえる。
まとめ
2026年メルボルンカップは、前走のジーロンカップを制したポイントオブローを本命に推す。
53kgの斤量に加え、9番ゲートという好条件。前走の勝利で勢いもあり、今回のハンデ戦では大きな魅力を感じる。
対抗はトラストユアインスティンクト。アイルランドの長距離重賞で結果を残しており、3200mへの適性も期待できる。
ホープウェルロックはヨークのエボアハンデキャップ2着の実績があり、54.5kgなら十分に勝負になる。
穴では51kgのショックレッツに注目。近走の内容が良く、距離延長をこなせれば一発の可能性がある。
ジュジャキボやソーユーアーも近走の勢いがあり、軽視は禁物だ。
最終結論は、◎ポイントオブロー。軽量と好枠を生かして、メルボルンカップ制覇に期待する。


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