【J・GⅢ】東京ジャンプステークス2023 予想 過去10年のデータで見えた、買いたい馬はコレだ!
第25回東京ジャンプステークスJ・GⅢ
東京競馬場 3110メートル(芝)で行われる障害3歳以上 オープン
当レースは秋の「東京ハイジャンプ」と同条件で開催されることで知られている障害重賞競走。
当レースの出走馬はGⅠ戦線で活躍した馬や、オープンに昇級した上がり馬などがぶつかり合う一戦でもある。
ここで結果を残した馬が後のGⅠで活躍するなど、障害レースの中でも見どころのあるレースだろう。
過去に当レースで結果を残し無類の強さを見せた「オジュウチョウサン」が居たりと、今後の重賞戦線の主役が見つかるかもしれない。
こちらも過去10年の傾向より好走馬の共通点を探っていきたいと思う。
Contents
出走表
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
---|---|---|---|---|
1 | エミーリオ | 牡9 | 60 | 草野 |
2 | トライフォーリアル | セ6 | 60 | 五十嵐 |
3 | エイシンクリック | 牡9 | 61 | 北沢 |
4 | メイショウアルト | 牡5 | 60 | 平沢 |
5 | ロードアクア | 牡7 | 60 | 難波 |
6 | コウユーヌレエフ | 牡9 | 60 | 大江原 |
7 | ザメイダン | 牡7 | 60 | 上野 |
8 | マイネルヴァッサー | 牡10 | 60 | 小野寺 |
9 | ジューンベロシティ | 牡5 | 60 | 西谷 |
10 | ホッコーメヴィウス | セ7 | 60 | 黒岩 |
11 | グレートバローズ | 牡6 | 60 | 小坂 |
12 | ハンディーズピーク | 牡5 | 60 | 小牧 |
注目ポイント
馬齢
過去10年の3着内馬を馬齢ごとに見ていくと下記の様になる。
過去10年の4歳馬の戦績
1着3頭、2着1頭、3着1頭、4着以下8頭
勝率23.1% 3着内率38.5%
過去10年の5歳馬の戦績
1着2頭、2着2頭、3着2頭、4着以下30頭
勝率5.6% 3着内率16.7%
過去10年の6歳馬の戦績
1着2頭、2着2頭、3着2頭、4着以下20頭
勝率7.7% 3着内率23.1%
過去10年の7歳馬の戦績
1着3頭、2着2頭、3着1頭、4着以下21頭
勝率11.1% 3着内率22.2%
過去10年の8歳馬の戦績
1着0頭、2着3頭、3着4頭、4着以下9頭
勝率0% 3着内率43.8%
過去10年の9歳以上の馬の戦績
1着0頭、2着0頭、3着0頭、4着以下9頭
勝率0% 3着内率0%
4歳馬の勝率連対率が高く、障害レースにしては若い世代の活躍が目立つ。
また、7歳馬の勝利数もトップタイとなっており、8歳馬の3着内率も勝ち鞍こそないものの、単独トップと高齢馬の活躍も侮れない。
こうした要因から予想が困難になっており、障害レースの中では荒れやすい傾向にある。
オープン特別組が主軸か
過去10年の3着内馬の前走別成績を見たところ、3着内馬30頭中19頭がオープン特別からの臨戦馬であった。
その他が「中山グランドジャンプ」から5頭(1勝含む)「京都ハイジャンプ」から3頭(2勝含む)が馬券に絡んでいる。
重賞組はこの2ローテ以外は無視しても良さそうだ。
また、未勝利からの参戦もあるが過去10年で1頭しか馬券に絡めていない為、こちらも然程気にする必要はなさそうだ。
枠番
1枠有利傾向が顕著。
過去10年の結果を見ると内枠に入った10頭中6頭が馬券に絡んでおり、3着内率は60.0%となっている。
基本的に小回りのコース形状となっている為、ロスなく立ち回れる1枠が有利になっている。
先行力のある馬が1枠に居た際は人気に逆らっても選んで良いかもしれない。
その他の枠に関しては4枠こそ1勝のみと不利傾向にあり3着内率も単独最下位の6.3%となっているが、それ以外の枠に大きな差はなく、強いて言えば8枠の3着内率が10.0%と次点で低い位だ。
こういった側面も考え1枠の馬から馬券構成するのも面白いかもしれない。
リピーターにも注目
過去10年の結果を見ると前年の当レースの好走馬が9頭出走しており、その内3頭が3着内入線していたこともあり、前年も当レースを使っており、尚且つ好走していた場合は注意が必要だろう。
過去には「ホッコーメヴィウス」が2021年、2022年共に2着と好走しており、こういった条件の馬を見つけたら積極的に狙っていっても良いかもしれない。
単勝オッズ
過去10年の単勝人気ごとの結果を見ると、1番人気と3番人気が3着内率50.0%と及第点の結果を残しているが、2番人気は1着1頭、2着0頭、3着1頭、4着以下8頭と3着内率が20.0%で頼りない。
上位人気の信頼度はそこまで高くない為、中堅から下位人気も上手く馬券に絡めつつ馬券を構成していきたい。特に気にしたいのが、7番人気以下の馬が3勝を挙げており(10番人気以下から2勝)、伏兵馬の台頭も目立つので昇級戦の馬も侮れない。
以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う
推奨馬
◎本命 グレートバローズ
前走「障害オープン」1着からの臨戦馬。
基本的に前走オープン特別からの出走馬が好走しており、馬齢も6歳と2勝を挙げている馬齢だ。
また、人気はそこまで集めなさそうなところも荒れやすい当レースの特徴と合致しており、ここで一発を見せてくれるかもしれない。ここは本命で。
〇対抗 ホッコーメヴィウス
前走「京都ジャンプステークス」1着からの臨戦馬。
メンバー内では圧倒的実績の持ち主で、上述した通り当レースでは昨年、一昨年と2年連続2着。今回が3度目の正直となるか見ものだ。
ここは特に説明の必要もないくらい勝ち馬筆頭候補ではあるが、荒れる要素も含む今回は対抗評価としたい。
▲単穴 ロードアクア
前走「阪神スプリングジャンプ」からの臨戦馬。
直近4走で一度も馬券圏内から外れたことがなく、2勝含む3連対で3着内率は100%。
この実績は無視出来るはずもなく、馬齢も当レースと相性の良い7歳馬。
今回は4歳馬不在の為データ的にも最も好相性という事で期待が持てる。
ここは単穴評価で。
「トライフォーリアル」「ジューンベロシティ」
前者は前走「京都ジャンプステークス」2着からの臨戦馬。
基本的にオープン特別からの馬の好走率が高いが、重賞ローテではこちらも悪くない。
障害未勝利を勝ち上がって、いきなりのJ・GⅡで連対を果たすなどポテンシャルは高そうだ。
ここは△連下評価で。
後者は前走「中山グランドジャンプ」6着からの臨戦馬。
こちらも前者と同様に重賞ローテからの馬の中では好相性。
馬齢が戦績の振るわない5歳馬ではあるが、好走データにも合致しており、この相手であれば複勝圏内はあるかもしれない。
ここは☆注意評価で。
以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。
東京競馬場の傾向
東京ジャンプステークス過去データ
東京ジャンプステークス2023予想
レース当日10時までに当ブログにて公開
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