【第68回 産経賞オールカマー】過去10年のデータで見えてきた、買いたい馬はコレだ!

オールカマー記念予想考察過去データ

中山競馬場2200メートル(芝)で行われる3歳以上オープン戦

堅く収まる傾向の強いレースとして知られる当レースは、三連単の発売開始となった2004年以降、計18回で10万超えの高額配当は2回のみ。
3万円台を超えたのも5回と11回は3万円未満の結果で収まっている。
この事から比較的的中が狙いやすいレースだろう。
今回は2014年の新潟開催も含む過去10年の結果から好走馬の共通項を探っていきたいと思う。

注目ポイント

通算出走数に注目

キャリアの浅い馬が強い
過去10年の3着内馬の全てはキャリア通算26戦以下であった。
またその中でも特に17戦以下の馬が強い。
こちらのデータをご覧頂ければ一目瞭然だろう。

通算出走数17戦以下の馬の戦績

1着8頭、2着6頭、3着5頭、4着以下27頭
勝率17.4% 3着内率41.3%

通算出走数17~26戦の馬の戦績

1着2頭、2着4頭、3着5頭、4着以下35頭
勝率4.3% 3着内率23.9%

通算出走数27戦以上の馬の戦績

1着0頭、2着0頭、3着0頭、4着以下49頭
勝率0% 3着内率0%

この様にキャリアの浅い馬の方が信頼度が高く、キャリアを重ねるごとに信頼度が低下していく事を覚えておきたい。
また2017年以降にまで絞ると、キャリア通算15戦以内の馬の3着内率が52.4%と跳ね上がり更に信頼度が上昇する
その逆にキャリア24戦以上の馬は3着内率0%と信頼度が下がってしまう。

通算出走数15戦以下の馬の戦績

1着4頭、2着3頭、3着4頭、4着以下10頭
勝率19.0% 3着内率52.4%

通算出走数16~23戦の馬の戦績

1着1頭、2着2頭、3着1頭、4着以下15頭
勝率5.3% 3着内率21.1%

休養明けの馬

過去10年の3着内馬30頭中25頭は前走との間隔が中10週以上であった。
中9週以内の馬は苦戦傾向にあり3着内率8.2%止まりとなっている。
宝塚記念前後から休養を挟んでいる馬が狙い目だろう。

ビッグレースでの実績

GⅠレースで7着以内の着順を確保した経験のある馬が中心か。

過去10年の3着内馬30頭中23頭はJRA開催のGⅠレースで7着以内入線の経験がある馬であった。
この経験のある馬の3着内率が39.7%あるのに対し、経験の内馬は3着内率8.4%と苦境に立たされている。

また、過去5年まで期間を絞ると、前述の経験のない馬は38頭出走して2着馬が1頭のみと更に厳しくなる為、近年傾向をより重要視するのであれば、GⅠ7着以内の経験のある馬から馬券構築するのが得策っだろう。

前年以降の戦績

こちらは直近5年のデータになるが、過去5年の3着内馬15頭は全て昨年以降のGⅠまたはGⅡ競争(いずれも15頭以上出走の多頭数レース)において、5着以内入線の実績を持っていた。

この実績がない馬への過度な期待は禁物だろう。

勝ち馬は上記にあるの直近5年のデータに当てはまる馬が多く、軸馬選びをする際には上記のデータに最も合致する馬から選んでみるのが攻略の必勝法になるかもしれない。

以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う

推奨馬

◎本命 デアリングタクト

前走「宝塚記念」3着からの臨戦馬。

「ヴィクトリアマイル」で1年ぶりの復帰を果たし、徐々にギアが上がって来ている印象。
問題なく走っていれば、あと1つ2つビッグタイトルを獲っていても不思議ではない実力馬。
ここに来て前走、前々走と比べ一枚落ちる相手の為、ここはあっさりと勝ち切って欲しい所だ。

とは言ったものの、GⅠ上位実績の馬や重賞勝ち経験のある馬も多数居るため油断は出来ない。
現状馬のポテンシャルをしっかりと発揮出来るのであれば、この馬に勝てそうな馬は見当たらない為、ここは本命としたい。

〇対抗 テーオーロイヤル

前走「天皇賞(春)」3着からの臨戦馬。

4歳になってからGⅢ、GⅠと使っており1着1回、3着1回と強さを見せている。
しかしいずれも3000メートル以上の長距離での実績である為、距離が大幅に短くなる分展開が早くなることを想定される為、その部分の対応がカギになるだろう。

問題なく対応できるのであれば上位入選は必至だろう。
昨年末は2400を2回使って連勝しており、適性面での不安はないが久々の距離でどう立ち回るか。
ここは対抗で。

▲単穴 ヴェルトライゼンデ

前走「鳴尾記念」1着からの臨戦馬。

前々走GⅡ2着、3走前GⅠ7着と条件面では好走条件に合致している。
しかしながら、上記2頭と比べ重賞実績面でやや劣る為この評価に甘んじた。

直近で2200は2回走って2着2回と相性は悪くない。
勝ち切れていない部分はあるが、相手が「コントレイル」など強い相手の2着と評価を落とす要素にはならない。
寧ろ評価すべき点だろう。

今回の出走馬で上記2頭に土を付けられそうな有力馬を探すのならばこの馬だろう。
ここは単穴評価で。

「ソーヴァリアント」「フライライクバード」

前者は前走「チャレンジカップ」1着からの臨戦馬。
今年初戦で久々なところが気になるが、直近4走は1着3回、2着1回と絶好調。好走データのパワーバランスをひっくり返すジョーカー的な存在になり得るのはこの馬ではなかろうか。
ここは△連下評価で。

後者は前走「目黒記念」9着からの臨戦馬。
「ウインキートス」とどちらにしようか非常に悩んだが、通算出走数や直近の安定度などを鑑みてこちらを選定した。
今回の選定馬は、基本的に上述のデータの合致率のみで評価している為、お好みで良いかと思うが今回は「フライクバード」を筆者は☆注意評価として推したいと思う。
以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

>>中山競馬場の特徴

>>オールカマーの過去データ

競馬予想に迷ったら

悪徳競馬予想サイトだけは絶対に登録しないでください。
100以上の競馬予想サイトを検証して、『実際に稼げた優良競馬予想サイト』のみを紹介しています。

本当に稼げた!優良競馬予想サイト

お奨め競馬予想サイトの評価基準

  • 各サイト無料情報30以上、有料情報10以上検証し実際に稼げたサイト
  • 他の口コミサイト約30サイト検証で高評価を得ているサイト
  • 問合せ等のサポート体制がしっかりしていたサイト