【第76回 朝日杯セントライト記念】過去10年のデータで見えてきた、買いたい馬はコレだ!

セントライト記念予想考察過去データ

中山競馬場 2200メートル(芝)で行われる3歳オープン戦

当レースは「キタサンブラック」や「タイトルホルダー」などの「菊花賞馬」を輩出している重要なトライアルレースとして知られている。

多数のGⅠ勝利を収めた強豪も参戦する為非常に見どころのある一戦となりそうだ。
今回は新潟開催の2014年を含めた過去10年の結果より好走馬の共通項を探っていきたいと思う。

注目ポイント

通算出走数

キャリア7戦以下の馬からの好走馬多数の傾向。

過去10年の3着内馬30頭中26頭はキャリア7戦以内であった。
目を引くのは「ラジオNIKKEI賞」組は1着2頭、2着1頭、3着1頭、4着以下4頭と3着内率が50%となっている。

また、キャリア8戦以上の馬はキャリアが増えるごとに好走率は下降傾向にあり、非常に厳しい状況下にある。

キャリア10戦以上の馬は20頭出走して全て4着以下と絶望的な数字が出ていた。
基本的に多くともキャリア9戦まで。その中でも更に好走率を求めるのであれば7戦以内の馬から選ぶのが鉄板となりそうだ。

前走「ダービー」からの臨戦馬が激熱か!?

過去10年の「ダービー」からの臨戦馬は3着内率が41.7%と高水準

前述では敢えて触れなかったが、キャリア7戦以内に限定すると1着5頭、2着4頭、3着3頭、4着以下11頭と3着内率52.2%となっており、前項でお伝えした「ラジオNIKKEI賞」組の50%を超える好走率が結果として出ている。

昨年、一昨年と「ダービー」からの臨戦馬である「バビット」「アサマノイタズラ」などが勝利を収めるなど、世代最強馬ひしめく勝負の世界に足を踏み入れた馬が活躍している。

よって、優先順位としては「ダービー」組「ラジオNIKKEI賞」組と考えて抑えておくと良いだろう。

中山競馬場コース適正が肝

こちらは新潟開催除く過去9年分のデータとなるが、まずは下記のデータを見て頂きたい。

当レースまでに中山競馬場芝コースで

2勝していた馬の戦績

1着1頭、2着2頭、3着1頭、4着以下5頭
勝率11.1% 3着内率44.4%

1勝していた馬の戦績

1着4頭、2着3頭、3着2頭、4着以下26頭
勝率11.4% 3着内率25.7%

0勝(出走経験あり)していた馬の戦績

1着3頭、2着2頭、3着5頭、4着以下42頭
勝率5.8% 3着内率19.2%

未出走馬の戦績

1着1頭、2着2頭、3着1頭、4着以下33頭
勝率2.7% 3着内率10.8%

と、この様に2勝馬の戦績が圧倒的で出走頭数は少ないものの、その内の約半数が馬券に絡む好走を見せている。

1勝馬の方がやや勝率は上回っているが、今後更に10年後には逆転している可能性も大いにあり得る。

また1勝馬でもその勝利が重賞であれば1着2頭、2着1頭、3着1頭、4着以下6頭と3着内率が40%に跳ね上がる。

よって中山競馬場重賞勝ちの1勝馬ないし2勝馬がいれば優先的に選んでいきたい。
以上の様に中山競馬場のコース適正も侮れないデータとなって居る事を抑えておきたい。

3歳になってからの重賞成績

過去10年の勝ち馬の7頭は3歳重賞のウイナーであった。
その他3頭のうち2頭は重賞で着差0.1秒差などの好勝負を演じた馬で、基本的には重賞での好走実績がものをいうのだろう。
2013年の「ユールシンギング」以外は全てこの内容に当てはまっており信憑性の高いデータではなかろうか。

以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う

推奨馬

◎本命 アスクビクターモア

前走「ダービー」3着からの臨戦馬。

年明けに「1勝クラス」を勝ち上がりそのままの勢いで、「弥生賞ディープインパクト記念」も連勝で勝利。

続く「皐月賞」5着からの前走で、「皐月賞」5着以外は全て馬券圏内をはずしておらず、掲示板をはずした事は一度もない。
その能力の高さと2400メートルで勝ち馬の0.3秒差という面も考えれば、この馬がここでは一強ではなかろうか。

出走数も7戦以内で中山競馬場の勝利も3回(内重賞1回)と好走条件は揃っている。
データ面、実績面全てにおいて合致している為この馬を差し置いて選ぶ馬は皆無だろう。ここは本命で。

〇対抗 オニャンコポン

前走「ダービー」8着からの臨戦馬。

年明けに「京成杯」で1着。
前々走の「皐月賞」も本命馬に次ぐ6着でタイム差は0.4秒で同タイム差であった。

こちらも中山競馬場の勝利数は2回(内重賞1回)と好走条件に合致しており、キャリア数だけで言えば、本命馬よりも好走率の高いキャリア6戦組だ。
(キャリア7戦以内で最も好走率が高いのは6戦の馬の為)よって、ここでの巻き返しも十二分に考えられる。

前走左回りの東京競馬場では本命馬に差をつけられたが、右回りの中山競馬場で再評価したい。
ここは対抗で。

▲単穴 ボーンディスウェイ

前走「ラジオNIKKEI賞」6着からの臨戦馬。

今年の重賞は3着までとパッとしない戦績ではあるが、過去に中山競馬場2勝経験があり、3月の「弥生賞ディープインパクト記念」では本命馬の0.1秒差の3着。

2歳GⅠ「ホープフルステークス」で5着と世代一線級相手にも引けを取らないパフォーマンスを中山場競馬場では見せている。
「皐月賞」は厳しい結果に終わったがその他のレースは好走している為、改めて大崩れした「皐月賞」よりも相手のレベルが1枚も2枚も落ちる今回は評価を見直したい。
ここは単穴で。

「ショウナンマグマ」「セイウンハーデス」

前者は前走「ラジオNIKKEI賞」2着からの臨戦馬。
中山競馬場では1勝を挙げており、ローテーションも悪くない。
単穴の「ボーンディスウェイ」よりも前走の結果は良かったが、データと併せて見てみると実績的にひとつ評価を落とさざるを得なかった。
今回は△連下評価で。

後者は前走「ダービー」11着からの臨戦馬。
こちらはどの馬を選ぼうか非常に悩んだが、好走率の最も高い「ダービー」組からの選定とした。
キャリア6戦で中山競馬場出走経験はなし。
その未知数の部分に期待したい。
また通算出走数が6戦と対抗馬で挙げた通り、最も好走率が高いキャリア数となっている部分も追い風だ。
その他の馬でも気になる馬はいるが、今回はこちらを☆注意評価としたい。

以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

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