【G1】第56回 スプリンターズステークス 過去10年のデータで見えた、買いたい馬はコレだ!

スプリンターズステークス予想考察過去データ

中山競馬場 1200メートル(芝)で行われる3歳以上オープン戦

秋競馬最初のGⅠとして知られている。当レースの勝ち馬には、日本馬の勝利が最難関クラスとも思われた「香港スプリント」を制した「ロードカナロア」などがおり、そのほかにも1600メートル以下のGⅠで覇権を握っていた「グランアレグリア」などが近年では有名だ。

今年はそういった歴史に深く名を刻むスピード馬に続く馬が名を挙げてくるか気になるところだ。
こちらも過去10年の傾向より好走馬を探って行きたいと思う。

注目ポイント

同年JRA重賞勝ち馬の活躍が目覚ましい

過去10年の3着内馬30頭中24頭は年内ここまでのJRA重賞で勝利を挙げていた。

特筆すべきは、同年のJRA・GⅠ勝ち馬は1着4頭、2着1頭、3着0頭、4着以下6頭。
3着内率36.4%と高水準の戦績である。

また、同年のJRA・GⅡ勝ち馬(前述のJRA・GⅠ勝ち馬以外)も1着2頭、2着4頭、3着1頭、4着以下8頭と半数近くの馬が3着内に入線している。
今年に入ってからのGⅠ・GⅡで勝ち星を挙げていた馬は評価を上げるべきだろう。

当日オッズ
基本的に上位人気が非常に強い

過去10年の勝ち馬10頭中9頭は3番人気以内の馬であった。
中でも1番人気は5頭で勝率50%をマークしている。
2番人気も1着2頭、2着4頭と6連対で連対率60.0%となっいる。

連対馬を選ぶ分には3番人気以内でほぼ決まりと言っても過言ではない結果が出ている。
しかし、問題は3着馬で6番人気から9番人気の馬から4頭、10番人気以下から4頭と合計8頭の人気薄が3着に突っ込んできている所だ。

ヒモ荒れの可能性が高いので、1,2着をある程度固めた上で、3着を総流しにするのも三連単的中を狙う上で一つの手かもしれない。

「安田記念」「セントウルステークス」組を軸に馬券を組み立てたい

過去10年の前走別成績を見てみると、3着以内馬の頭数は出走数も最多の「セントウルステークス」組が13頭となっており最も多い数字だ。

特に2着以内での臨戦馬は5勝2着4回と圧倒的。
直近4年まで絞れば1着3頭、2着3頭、3着0頭、4着以下2頭で連対率が75.0%と驚異的な戦績を残している。

また、冒頭にある「安田記念」組は2017年の「レッドファルクス」2020年の「グランアレグリア」が勝利するなど近年結果を残し始めているローテーションである。
この2レースからの臨戦馬は要注意だ。

血統

こちらは中山開催の9年分のみのデータだが、ミスタープロスペクター系種牡馬を持つ出走馬が中心となっている。

上記を踏まえ過去9年の戦績を見てみると、3着内馬27頭中13頭がミスタープロスペクター系の産駒であった。
「ロードカナロア(キングカメハメハ産駒)」や「レッドファルクス(スウェプトオーヴァーボード産駒)」など連覇した実績馬などもそれだ。

また、ミスタープロスペクター系の産駒で単勝3番人気以内に支持された馬は1着6頭、2着3頭、3着1頭、4着以下4頭で3着内率が71.4%と高確率で馬券に絡んでいた。

その他の産駒で気になるのは、「スプリンターズステークス」を連覇した「サクラバクシンオー」をはじめとしたナスルーラ系種牡馬を持つ出走馬は、上位人気に支持されると負けるという嫌なジンクスがある。

いずれも3番人気以内だった馬が4着以下に沈むなど3着内率5.3%と苦しい結果が出ている。

サンデーサイレンス系の種牡馬を持つ産駒は、芝1200メートルのGⅠで2着以内に入った経験のある馬であれば選んでも良さそうだ。
勝率33.3%、連対率・3着内率共に66.7%と高水準の結果を残している。

前走の単勝人気

当レースの単勝人気上位が強いと上述したが、上位人気に支持された馬の前走人気も3番人気以内であれば尚良い。
というのも、2014年の「スノードラゴン」前走4番人気を除く全ての勝ち馬が、前走人気も3番人気以内であったからだ。

基本的に1着2着は実力通りの結果となりやすいので、そういった点も注視しておくと良いだろう。

以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う

推奨馬

◎本命 メイケイエール

前走「セントウルステークス」1着からの臨戦馬。

1200メートルはデビューから7戦4勝と好相性。
ここ数戦はGⅡ、GⅢは勝利。
3月の「高松宮記念」は5着に敗れていたが0.1秒差と着差程の差はない競馬が出来ていた。
GⅠ奪取に向けて今回の相手であれば視界良好と言えるだろう。
ここは本命で。

〇対抗 シュネルマイスター

前走「安田記念」2着からの臨戦馬。

勝ち馬の「ソングライン」とはタイム差なしの2着と実力は折り紙付き。
今回400メートル短縮のスプリント戦がどう出るかが鍵となるだろう。

前走同様の追い込みで届くか、または先行策に打って出るかでレース展開は大きく変わるのではなかろうか。ここは対抗評価で。

▲単穴 ナムラクレア

前走「北九州記念」3着からの臨戦馬。

「桜花賞」後本格的に短距離路線に切り替えたようで1200メートルのみを使っている。
今回も軽斤量の恩恵を活かして前々走の様な結果を見せてくれるのか。素質馬だと思われるので今回はどういった人気に落ち着くかはわからないが、ある意味ダークホースとして期待しても良いのではなかろうか。
ここは単穴評価で。

「ナランフレグ」「ファストフォース」

前走「安田記念」9着からの臨戦馬。
前走は距離が長すぎたのか敗れてしまったが、勝ち馬とのタイム差は0.4秒と悲観するものではなく、得意の1200メートルに戻ってきたことで違った顔を見せてくれるのではなかろうか。
過去を見ると一度凡走すると復活までに時間がかかる傾向にある為今回は△連下評価に甘んじる形とさせて頂きたい。

後者は前走「セントウルステークス」2着からの臨戦馬。
勝ち馬に0.4秒差と今回と同距離と言った観点で見ると、前者のような距離が長かったなどの言い訳も通じないと感じるため、一枚落ちると言う印象は否めないがメンバー内で見ると、ローテーションこれまでの結果と言う観点からこちらを☆注意評価として推したい。

以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

>>スプリンターズステークス過去データ

>>中山競馬場攻略

競馬予想に迷ったら

悪徳競馬予想サイトだけは絶対に登録しないでください。
100以上の競馬予想サイトを検証して、『実際に稼げた優良競馬予想サイト』のみを紹介しています。

本当に稼げた!優良競馬予想サイト

お奨め競馬予想サイトの評価基準

  • 各サイト無料情報30以上、有料情報10以上検証し実際に稼げたサイト
  • 他の口コミサイト約30サイト検証で高評価を得ているサイト
  • 問合せ等のサポート体制がしっかりしていたサイト