【G3】第39回 フェアリーステークス 過去10年のデータで見えた、買いたい馬はコレだ!

フェアリーステークス考察、予想

中山競馬場 1600メートル(芝)で行われる3歳オープン牝馬戦

牝馬三冠のクラシックや秋の「エリザベス女王杯」などの活躍馬を輩出しているレースとして知られている。

昨年は同レースで2着の「スターズオンアース」が「桜花賞」「オークス」を連勝して牝馬二冠を達成した事や、同レース1着の「ライラック」が秋の「エリザベス女王杯」で2着入線など古馬相手に検討しており、新年明けてから一線級と戦う3歳牝馬達の登竜門の様なレースとなっている。

直近3年の同レースの勝ち馬がクラシックや「エリザベス女王杯」での好走が続いており目が離せない。
こちらも過去10年の結果より好走馬の共通点を探っていきたいと思う。

注目ポイント

前走着順

まずは下記のデータをご覧頂きたい。

過去10年の前走3着以内の馬の戦績

1着7頭、2着7頭、3着9頭、4着以下67頭
勝率7.8% 3着内率25.6%

過去10年の前走4着以下の馬の戦績

1着3頭、2着3頭、3着1頭、4着以下63頭
勝率4.3% 3着内率10.0%

と、この様に過去10年の3着内馬30頭中23頭は前走で3着内入線を果たしていた。

大して、4着以下の馬は3着内率が10.0%と苦戦傾向が見て取れる。
よって、前走着順にも注目した方が良さそうだ。

勝ち上がり後の出走レースの距離

過去10年の3着内馬30頭中28頭は「1勝クラス」以上で1500メートル以下のレースに出走経験がない馬であった。

こちらの3着内率が25.2%に対して、出走経験のある馬の3着内率が4.1%と極端に悪い。
勝ち上がり後に今回より短い距離で使われていた馬は過信禁物だろう。

栗東勢は切りか

過去10年の3着内馬30頭中27頭は「美浦所属」馬であった。

対して「栗東所属」の馬は3着内率が10.3%と厳しい。
更に過去4年に絞ると、1着0頭、2着0頭、3着0頭、4着以下12頭と一切馬券に絡んでいない。
栗東勢は同レースでは結果を出しづらい傾向にある事も覚えておきたい。

馬番

こちらは直近4年のデータになるが、3着内馬12頭中10頭は馬番が1番から9番であった。

前者の3着内率が27.8%であるのに対し、10番から16番の馬は3着内率が7.1%かなり厳しく、着順も2着1回、3着1回と勝利がない。
直近傾向をより重要視するのであれば外枠の馬を選ぶ際は慎重に選ぶべきだろう。

通算出走数

こちらも過去4年のデータではあるが、勝ち馬4頭中4頭が通算出走数3戦以下であった。

4戦以上経験した馬はここでは勝てておらず、キャリアの浅い馬を重要視したい。
また、この勝ち馬4頭は冒頭の前走着順以外の全項のデータと合致している為、無視できないデータとなっている。

以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う

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    競馬予想サイトネオス

    neos(ネオス)

    • 9月28日

      中山9R

      35万8,540円獲得

推奨馬

◎本命 ミシシッピテソーロ

前走「阪神ジュベナイルフィリーズ」5着からの臨戦馬。

今回の相手では実績を見る限り、持ちタイムなどを加味して見るとこの馬に勝てる馬が見当たらない。
前走5着に敗れてがいるものの前走と同じ出来、もしくはそれ以上ので気になっていると想定すると、ここでは当馬が勝利して以降のレースに弾みをつけるのではなかろうか。

データ的には厳しい部分も散見されるが数字だけ見るとこの馬が勝つのはなんら不思議のないものだと思えてくる。
ここは本命で。

〇対抗 ヒップホップソウル

前走「ベゴニア賞」2着からの臨戦馬。

デビュー戦から1600メートルを主戦場に戦ってきており、前走も1勝クラスで0.1秒差の2着と好走。
データだけで見るとこの馬の勝利が一番最有力なのではないかと思われる。
持ちタイムもメンバー内では上位の一角であり、ここでの好走も期待出来るものとなる。
ここは対抗評価で。

▲単穴 リックスター

前走「新馬戦」1着からの臨戦馬。

前走2番手追走ながら、33秒台の末脚を見せており良い勝ち方をしている。

新馬上がりの馬でどこまでやれるかが未知数ではあるが、デビュー戦もフルゲートで上手く立ち回っており、この馬の走りで上手く展開を作られれば或いはといった所だろうか。
ここは単穴評価で。

「ディヴァージオン」「メイクアスナッチ」

前者は前走「新馬戦」1着からの臨戦馬。
メンバー内唯一の2000メートル経験馬。
また、栗東職ではあるが鞍上の「M.デムーロ騎手」が不気味だ。
これまでの直近データをぶち壊すのはこういった馬が起こす事が多く、データにかみ合う馬が少ない時こそこういう馬を選定する事で穴を埋める事が出来るのではないかと考えられる。
今回はこちらも新馬上がりという事と、好走条件に合致する馬が少ない事からイレギュラー選定を行った結果、当馬を△連下評価とさせて頂きたい。

後者は前走「1勝クラス」1着からの臨戦馬。
デビューから1200メートル、1400メートルと距離延長をして2連勝。
今回更に200メートル延長でマイルに初挑戦だが、無敗の2勝馬という事が非常に怪しい。
前述の△連下馬の説明でもお話したようにデータに合致する馬が少ない時こそこういう馬が活躍する可能性が大いにあり、なんならこの馬が無傷の3連勝を飾る可能性も大いにあり得る。
よって、ここは☆注意評価とさせて頂きたい。

以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

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