【第17回ヴィクトリアマイル】過去データから見えた買うべき3頭

第17回ヴィクトリアマイル競馬予想

東京競馬場 1600メートル(芝)で行われる4歳以上牝馬限定オープン戦

2006年に創設された古馬牝馬限定のマイルGⅠ。

2014年以降1番人気が6連敗した事からも荒れる傾向が伺えるのではなかろうか。

特に2015年には2000万馬券が飛び出すなど大波乱の様相を見せている。
直近2年では1番人気が勝利し堅く収まっているが、今年は実力馬がひしめき合う混戦の様相。

こちらも過去10年の結果を元に考察していきたいと思う。

単勝オッズに注目

過去10年のオッズ別で成績を見たところ非常に面白い結果が出ている。
まずは下記のデータをご覧頂きたい。

単勝オッズ1桁の馬の成績

1着5頭、2着4頭、3着2頭、4着以下27頭
勝率13.2% 3着内率28.9%

単勝オッズ10~19.9倍の馬の成績

1着4頭、2着2頭、3着6頭、4着以下19頭
勝率12.9% 3着内率38.7%

単勝オッズ20倍以上の馬の成績

1着1頭、2着4頭、3着2頭、4着以下101頭
勝率0.9% 3着内率6.5%

と、この様に単勝オッズ1桁から19.9倍の10倍台までの馬の入線率に差はなく、単勝オッズ20倍未満の馬なら何が来てもおかしくないといった状況である。

特筆すべき点は大荒れした2015年から4年連続で単勝オッズ10倍台の馬が1着入線した事だ。

この様に何が起こるかわからない為、馬券構築の際は多少点数が多くなっても、マルチやボックスで組んだ方が安牌だろう。
また、その単勝オッズ10倍台の馬だが、過去10年で馬券に絡まなかったのは一度だけと、かなりの信頼度を誇っている。

ローテーションにも注目

好走ローテ筆頭は「中山牝馬ステークス」からの臨戦馬だ。

出走頭数自体は過去10年で12頭と多くはないが、その内1着2頭、2着2頭、3着0頭、4着以下8頭と、4連対の3着内率は33.3%となっていた。

そして更に注目したいのが「大阪杯」からの臨戦馬だ。
こちらも過去10年出走頭数が5頭と少ないが、その内4頭が馬券圏内で、3着内率は80%と驚異の数字

1着2頭、2着1頭、3着1頭と連対数も3となっており、連対率で見ても60%と凄まじいものだ。

「大阪杯」からの臨戦馬がいる際は主軸として考えても良さそうだ。

また、最も出走の多いのが「阪神牝馬ステークス」組だ。
こちらは3着内率17.8%となっており4勝を挙げている。
3着内馬も13頭と出走頭数が多い分、入線数も多いので、率が低いからと言って無視は出来ない。

前走の斤量より軽くなった馬に好機

まずは下記のデータをご覧頂きたい。

前走より斤量が軽くなった馬の戦績

1着3頭、2着3頭、3着3頭、4着以下12頭
勝率14.3% 3着内率42.9%

前走と斤量が変わらなかった馬の戦績

1着4頭、2着3頭、3着2頭、4着以下48頭
勝率7.0% 3着内率15.8%

前走より斤量が重くなった馬の戦績

1着3頭、2着4頭、3着5頭、4着以下87頭
勝率3.0% 3着内率12.1%

と、この様に斤量減少の馬の3着内率が4割超えと破格の数字を叩き出している。

3着内率に限った話では、斤量の増減なしの馬と増加の馬に大きな差はなかった。
しかし、勝率の面で言うと 軽くなった馬>同斤量の馬>重くなった馬 と明確な差が出ている。
よって、斤量が軽くなった馬で実力が通用しそうな馬がいれば、そちらを選んでみても良いだろう。

前走大敗の馬でも問題ない

過去10年の勝ち馬に、前走1着馬の姿は見当たらない。
しかも、過去10年で前走1着馬の出走数は40頭にも上る。

その上で1勝も出来ていないというのは意外な事実だろう。
前走好走したからと言って過度な期待は禁物と言えるだろう。

裏を返せば10倍台の馬が多数馬券に絡んでいるという事は、前走凡走した馬で人気を落としていても、ここではしっかりと走る裏付けになっているのではなかろうか。

各馬のキャリアにも注目

こちらは過去5年分のデータとなるが、キャリア15戦以内の馬が好成績を収めている。

過去5年の3着内馬15頭中12頭が15戦以内の馬から出ており、それ以上のキャリアを踏んでいる馬は勝ち星もなくかなりの苦戦傾向にある。
直近の傾向をより重視するのであれば、キャリア15戦以内の馬から選ぶのが良いだろう。

最後に補足的な内容になるがこちらもご紹介しておこう

前年のマイルGⅠ実績と、前走の単勝オッズに注目したい。
過去10年の勝ち馬9頭は、前年の1600メートルGⅠにて5着以内入線の実績があった。

中でも「安田記念」「ヴィクトリアマイル」「桜花賞」での実績に注目したい。
これらのレースで掲示板圏内に入線した経験のある馬は非常に好走率が高い。

また、過去10年の勝ち馬全てが前走の5番人気以内に支持された上位人気馬であった事も頭の片隅に置いておいて頂ければと思う。

以上の内容を元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う。

推奨馬3頭

◎本命 ソダシ

前走「フェブラリーステークス」からの臨戦馬。

芝とダート両刀とクロフネの様な事をしでかそうとしている大器を感じさせる当馬。
昨年の「桜花賞」勝ちでデータ的にも非常に好相性

ここで何か一波乱起こしてくれてもおかしくはなさそうだ。
当日1番人気にはなりづらいと考えられるため、頭で入ってくると面白いかもしれない。
ここは本命で。

〇対抗 ファインルージュ

前走「東京新聞杯」3着からの臨戦馬。

こちらは昨年の「桜花賞」3着馬。この馬もデータ的に好材料が揃っており、初のGⅠ戴冠がここであっても何ら不思議ではない。
新たなマイル戦線の主役になれるか試金石のレースとなるのではなかろうか。
ここは対抗評価で。

▲単穴 レイパパレ

前走「大阪杯」2着からの臨戦馬。

このローテーションでの馬券率が凄まじいものがある為、それだけで馬券に組み込む価値があるのではなかろうか。
実力的にも申し分なく、ここで昨年の「大阪杯」以来のGⅠ勝利を狙えるかもしれない。
実績的にも十二分な為、ここでも上位争いは必至ではなかろうか。
ここは単穴評価で。

「マジックキャッスル」「テルツェット」

前者は前走「阪神牝馬ステークス」5着からの臨戦馬。

こちらはデータに合致する内容が非常に多く、戦績だけで見ると軽視したくなるような馬だが、データはそうは言っていない。
データから紐解かれる答えを信じてここは△連下評価として選定したい。

後者は前走「中山牝馬ステークス」5着からの臨戦馬。

このレースはローテーションの相性も良く、負けていても当レースにはさして影響がないというデータからも、期待出来るのではないかと考えられる
。昨年は3番人気に支持されながらも大敗を喫してしまい、今回人気にならない可能性もあるが、寧ろ昨年よりも充実期にあると見てここは☆注意評価で。

以上の内容とでデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

過去10年のレース結果と3連単払戻

開催日 タイム 勝ち馬 騎手 調教師 3連単払戻
2021/5/16 01:31.0 グランアレグリア ルメール [東] 藤沢和雄 ¥28,750
2020/5/17 01:30.6 アーモンドアイ ルメール [東] 国枝栄 ¥7,340
2019/5/12 01:30.5 ノームコア レーン [東] 萩原清 ¥175,040
2018/5/13 01:32.3 ジュールポレール 幸英明 [西] 西園正都 ¥63,640
2017/5/14 01:33.9 アドマイヤリード ルメール [西] 須貝尚介 ¥918,700
2016/5/15 01:31.5 ストレイトガール 戸崎圭太 [西] 藤原英昭 ¥48,310
2015/5/17 01:31.9 ストレイトガール 戸崎圭太 [西] 藤原英昭 ¥20,705,810
2014/5/18 01:32.3 ヴィルシーナ 内田博幸 [西] 友道康夫 ¥407,940
2013/5/12 01:32.4 ヴィルシーナ 内田博幸 [西] 友道康夫 ¥193,570
2012/5/13 01:32.4 ホエールキャプチャ 横山典弘 [東] 田中清隆 ¥75,320

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