【G1】第166回 天皇賞(秋) 過去10年のデータで見えた、買いたい馬はコレだ!

天皇賞秋予想考察過去データ

東京競馬場 2000メートル(芝)で行われる3歳以上オープン戦

昨年の熱が思い出される中距離戦線の名レース。

その昨年は三冠馬の「コントレイル」3歳最強筆頭の「エフフォーリア」短距離の女傑「グランアレグリア」が激戦を繰り広げた至高のレース。
多方面から集結する一線級の名馬たちによる一戦。
こちらも過去10年の結果より好走馬の共通点を探っていきたいと思う。

注目ポイント

牝馬が強い

過去10年で牝馬が14頭(重複あり)出走しており、7頭(重複あり)が3着内入線、3着内率50.0%と好走率が非常に高い

勝ち馬は「アーモンドアイ」の2連覇以外には出ていないが、「ジェンティルドンナ」2着2回「アエロリット」3着「クロノジェネシス」3着など、各世代の主役牝馬が出走する際は是非とも馬券に組み込みたい。

GⅠ直行組が主役

過去10年の3着内馬の全てが前走GⅠもしくはGⅡからの直行組。
前走GⅠ組の3着内率は38.5%、GⅡ組の3着内率は14.3%となっており、GⅠ組が圧倒している事がわかる。

直近3年だけで見ると驚異の戦績で、1着3頭、2着3頭、3着2頭、4着以下8頭と、9分の8を前走GⅠ組が占めるといった独壇場となっている。
直近傾向を重要視するのであれば前走GⅠ組のみで馬券を固めると言った割り切った組み方で点数を絞れるかもしれない。

馬券を組むなら5歳以下で

過去10年の3着内馬30頭中29頭は5歳以下の馬であった。

6歳以上の馬からは6歳馬の3着1回の実で全く信用ならない
56頭出走して3着1回は絶望的な数字となる為、基本的には5歳以下の馬で固めた方が良いだろう。
簡単にまとめてみたので下記のデータをご覧頂きたい。

過去10年の3歳馬の戦績

1着1頭、2着1頭、3着1頭、4着以下9頭
勝率8.3% 3着内率25.0%

過去10年の4歳馬の戦績

1着3頭、2着6頭、3着4頭、4着以下27頭
勝率7.5% 3着内率32.5%

過去10年の5歳馬の戦績

1着6頭、2着3頭、3着4頭、4着以下39頭
勝率11.5% 3着内率25.0%

と、この様な結果となっている。

3歳馬は出走頭数が少ないながらもまずまずの戦績で、昨年の「エフフォーリア」は19年ぶりの3歳馬による「天皇賞(秋)」制覇の偉業を成し遂げていた。

この事から、3歳馬の勝利は非常に稀有な事の為、実質4歳vs5歳の構図と捉えて、スパイス的な形で3歳の出走があれば選んでみるのも良いかもしれない。

東京競馬場の実績

過去10年の3着内馬30頭中27頭は【東京競馬場の芝コースの重賞】で3着以内入線経験のある馬であった。

これに該当する馬の3着内率25.5%に対し、経験のなかった馬の3着内率は5.6%と好走率が激減してしまう。
よって、東京芝コースでの実績や適正をより重要視する必要があるだろう。

種牡馬

過去10年の勝ち馬4頭は父「キングカメハメハ」「ロードカナロア」とキングマンボ系の血統だ。
要するにミスタープロスペクター系の血統馬が勝ち切りやすい。

しかし、2着~3着の入線回数が極端に少ない為、勝つか負けるかといったところだろう。
その逆に勝ち切りこそしないものの好走率が高いのが「ディープインパクト」を父に持つ馬だ。

こちらは1着1回、2着8回となっており2着のほぼ全てを「ディープインパクト」の血筋がかっさらっている。
この結果から、サンデーサイレンス系の馬は好走しやすいと考えても差し支えないだろう。

出走馬のここまでの実績や実力を加味しつつ、上手く馬券構成できれば的中の強い味方になる情報ではなかろうか。

単勝オッズ

2015年以降は1番人気5勝、2番人気、3番人気が1勝ずつと上位3人気の馬から勝ち馬が出ている
当日オッズにも注目すると勝ち馬の選定に役立つかもしれない。

以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う

推奨馬

◎本命 パンサラッサ

前走「札幌記念」2着からの臨戦馬。
勝ち馬の「ジャックドール」とは0.0秒差の着差なし。

始動戦で感触は掴めただろうことから、同じ相手に二度負けないだろうとも考えられる。
また、「ロードカロア」を父に持ちこのレースでは勝率50.0%と非常に好相性。
実力も血統もデータもこの馬に味方しているのではなかろうか。

国内GⅠ奪取に最も視界良好な一頭と考えられるため、ここは本命としたい。

〇対抗 シャフリヤール

前走「プリンスオブウェールズステークス」4着からの臨戦馬。

春の「ドバイシーマクラシック」でGⅠ勝ちを果たしており、国内古馬GⅠも早い内に奪取したい(3歳時にダービー勝ち)ところだろう。
昨年の「ジャパンカップ」は3歳馬ながら3着入線と能力の高さは折り紙付き。
今回3歳、4歳に強い相手が揃っているが、若い世代の主役を決定づける走りを見せてくれるのではなかろうか。
ここは対抗評価で。

▲単穴 ジャックドール

前走「札幌記念」1着からの臨戦馬。
前々走の「大阪杯」まで破竹の5連勝で一気に名を馳せた上り馬。

ここで挑戦する立場から脱却しGⅠ馬の拍を付けたいところだろう。
「大阪杯」は連闘が祟ったとも取れるが、本番で実力を出せるかは未だ未知数。

上記の二頭をねじ伏せて「天皇賞(秋)」の戴冠が叶うか否かで、今後のこの馬の競走馬としての評価が大きく動くのではなかろうか。
ここは単穴評価で。

「イクイノックス」「ダノンベルーガ」

前者は前走「ダービー」2着からの臨戦馬。
「ジオグリフ」「ドウデュース」の後塵を拝したものの、中距離では距離問わず実力を発揮して見せているのではなかろうか。安定度と強さの両面に磨きがかかって居たら、一発があってもおかしくはない。
ここは△連下評価で。

後者は前走「ダービー」4着からの臨戦馬。
足元に不安を抱えながら出走しながらもGⅠの大舞台で4着2回と同世代のメンバーと比べ調教強度も軽めなはずであるにも関わらず、能力の高さを見せている。
古馬になってからが本番の様な気がする馬ではあるが、生まれ持った豪脚を炸裂させれば馬券圏内も夢物語ではない。
ここは☆注意評価で。

以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

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