【第165回天皇賞春】過去データから見えた買うべき3頭

競馬予想天皇賞春2022

阪神競馬場 3200メートル(芝)で行われる4歳以上オープン戦

過去当レースの勝ち馬のほとんどが既にGⅠを制している馬であった。

今回も例に漏れず予定調和の如く、そのような結果になるのであれば勝ち馬は決まってしまっている。

出走表

馬番 馬名 性齢 斤量 騎手
1 アイアンバローズ 牡5 58 石橋脩
2 ハーツイストワール 牡6 58 ルメー
3 ディバインフォース 牡6 58 田辺
4 ユーキャンスマイル 牡7 58 藤岡佑
5 マカオンドール 牡4 58 松山
6 メロディーレーン 牝6 56 岩田望
7 テーオーロイヤル 牡4 58 菱田
8 クレッシェンドラヴ 牡8 58 内田博
9 ヒートオンビート 牡5 58 池添
10 トーセンカンビーナ 牡6 58 藤岡康
11 マイネルファンロン 牡7 58 松岡
12 ハヤヤッコ 牡6 58 武豊
13 ロバートソンキー 牡5 58 伊藤
14 ヴァルコス 牡5 58 三浦
15 タガノディアマンテ 牡6 58
16 タイトルホルダー 牡4 58 横山和
17 シルヴァーソニック 牡6 58 川田
18 ディープボンド 牡5 58 和田竜

今回は過去10年の結果を元当レースの考察をしていきたいと思う。

前走着順に注目したい

過去10年の3着内馬30頭中26頭は前走の着順が4着以内であった。
前走の結果が、それ以下や競走中止などの馬の場合は3着内率が6.0%と非常に苦しくなってくる

特に顕著なのは近年で、過去5年に絞ると同条件の馬が35頭出走しており、その内2着1頭のみで、全く期待できない結果が出ている。
これらの事を鑑みて、当レースは前走4着以内の馬を中心に考えていきたい。

前年以降の重賞実績も注視

特に、前年以降のGⅠ・GⅡレースでの実績に注目したい。

過去10年の3着内馬30頭中23頭は、前年以降の2200メートルから3200メートルのGⅠもしくはGⅡで勝ち星を挙げていた。
この経験の有無で下記の様なデータがあるのでご覧頂きたい。

2200メートルから3200メートルのGⅠもしくはGⅡでの勝利実績ありの馬

1着8頭、2着9頭、3着6頭、4着以下39頭
勝率12.9% 3着内率37.1%

2200メートルから3200メートルのGⅠもしくはGⅡでの勝利実績なしの馬

1着2頭、2着1頭、3着4頭、4着以下98頭
勝率1.9% 3着内率6.7%

と、この様に出走頭数に大きな差がある為パーセンテージはアレではあるが、その分入線数を見てみると大きな違いがある事がわかるかと思う。
分母が多いにも関わらず、ここに割って入る事が出来ていない以上、データの信頼度は高いのではなかろうか。

前走の最終コーナー通過順位にも注目

こちらは過去6年分のデータにはなるが、前走の最終コーナー通過順位が6番手以内であった馬が全勝している。

そして、2着馬5頭、3着馬6頭と、2着馬の1頭を除き全てがこの条件から馬券圏内に入線している。
前走の最終コーナー通過順位が7番手以下の馬は期待薄と見ても良さそうだ。

キャリア数も大きな注目ポイント

直近5年では、3着内馬15頭中12頭がキャリア19戦以内の馬であった。

それに対し20戦以上の馬は3頭しか馬券に絡めておらず、苦境に立たされている。

しかし、馬券に絡んだ馬3頭は全て連対しており、力のある馬であれば軽視は禁物であろう。
実績のある馬で20戦以上であれば馬券に組み込むことを考えても良さそうだ。

基本的には19戦以内を中心に考えて、それでも決めきれなかった際に選んでみるのが良いのではなかろうか。

前走の単勝人気も注意

過去5年では、前走の単勝人気が4番人気以内の馬でほぼ全て態勢が決している。
前走5番人気以下の馬は2頭しか馬券に絡めておらず、信頼度は低くなってくる。

3歳時の成績も注意

こちらは過去7年に限るが、当レースの勝ち馬全てに共通していた内容が、3歳時に「菊花賞」に出走しており、尚且つ「2着以内」即ち連対していたことが共通項であった。

そして、この条件に当てはまっていた、過去7年の勝ち馬には、前走着順4着以内、前走の最終コーナー通過順位が6番手以内であったという好走例も全て一致していた。

この事から、こちらの内容も非常に重要視した方が良さそうだ。

以上の内容を元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う。

推奨馬3頭

◎本命 タイトルホルダー

上記の内容にほぼ完全一致の馬。

前走ハナを切ってこの馬のペースで走り逃げ切り勝ち。
2500メートルという距離でこれが出来るのはなかなかに優秀で、今回も非常に期待の持てる馬である。
世間的にも二強ムードが漂っているが、データ的にも好走例に合致している為、ここは本命としたい。

〇対抗 ディープボンド

こちらは「菊花賞」の連対経験こそないものの、それ以外は上記のデータにほぼ完全一致。

そして、本命馬と共に過去の勝ち馬が最も多く出ている8枠に入り、期待度がますます高まる一方だ。
今回も相手を見る限り、能力だけで言えばこの馬が勝つと言っても過言ではなさそうだが、「菊花賞」データのみかみ合わなかったので、対抗評価としたい。

▲単穴 ヒートオンビート

前走「日経賞」で「タイトルホルダー」の3着。

本命馬と0.1秒差の接戦を繰り広げた実力馬。
ちょっとした展開で逆転があっても不思議ではない存在であると考えられる。
データ的にも部分的にではあるが合致しており、これといった不安材料は特になさそうだ。
ここは単穴評価で。

「アイアンバローズ」「マカオンドール」

前者は前走「阪神大賞典」にて、「ディープボンド」の2着。
タイム差も0.1秒と申し分ない。3000メートル以上の距離ここ2戦では勝ててはいないものの、全て連対と好走をしている。

ここでも好走するのであれば、2着、3着は狙えるのではないかと考えられる。
ここは△連下評価で。

後者も「阪神大賞典」からの臨戦馬で、4着と好走。
後方に位置していたのが気にかかるが、今回それを踏まえて前に出してくるようであれば、飛躍する事も考えられるのではなかろうか。
今回の相手で見ても距離適性は上位クラスで、勝負になると見ている。
ここは☆注意評価で。

以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

過去10年の戦績

開催日 距離 頭数 タイム 勝ち馬 騎手 調教師 三連単配当
2021/5/2 阪神 芝3200 17 03:14.7 ワールドプレミア 福永祐一 [西] 友道康夫 ¥11,490
2020/5/3 京都 芝3200 14 03:16.5 フィエールマン ルメール [東] 手塚貴久 ¥55,200
2019/4/28 京都 芝3200 13 03:15.0 フィエールマン ルメール [東] 手塚貴久 ¥49,110
2018/4/29 京都 芝3200 17 03:16.2 レインボーライン 岩田康誠 [西] 浅見秀一 ¥11,650
2017/4/30 京都 芝3200 17 03:12.5 キタサンブラック 武豊 [西] 清水久詞 ¥3,780
2016/5/1 京都 芝3200 18 03:15.3 キタサンブラック 武豊 [西] 清水久詞 ¥242,730
2015/5/3 京都 芝3200 17 03:14.7 ゴールドシップ 横山典弘 [西] 須貝尚介 ¥236,300
2014/5/4 京都 芝3200 18 03:15.1 フェノーメノ 蛯名正義 [東] 戸田博文 ¥211,180
2013/4/28 京都 芝3200 18 03:14.2 フェノーメノ 蛯名正義 [東] 戸田博文 ¥111,830
2012/4/29 京都 芝3200 18 03:13.8 ビートブラック 石橋脩 [西] 中村均 ¥1,452,520

昨年の天皇賞春動画

※JRA公式チャンネルから引用

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コラム執筆
森山 悠人
生粋の競馬好き。
毎週重賞レースを過去のデータに基づき「買うべき馬」を当ブログにて執筆。
過去万馬券の的中実績は数知れず。

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