【G1】ヴィクトリアマイル 2024 予想 過去10年のデータで見えた、買いたい馬はコレだ!
東京競馬場1600メートル(芝)で行われる4歳以上オープン戦
当レースは、春季に「東京競馬場」で行われる牝馬限定のGⅠレースで、秋の「エリザベス女王杯」とは異なり、芝1600メートルのマイル戦で競われる。
このレースを経て「安田記念」や「宝塚記念」に挑戦する一流の牝馬が多く、その臨戦間隔が次走のGⅠ競走に繋がりやすい事から、過去には昨年の勝ち馬「ソングライン」やGⅠを9勝した「アーモンドアイ」の様に、当レースを経て「安田記念」に挑戦する馬や、「ブエナビスタ」のように「宝塚記念」で中距離に挑戦する馬も多数輩出した。
当レースでは、マイラーだけでなく短距離馬や中距離馬も参戦する傾向があり、様々なタイプの有力牝馬が激闘を繰り広げる事とも魅力の1つとなっている。
今年の当レースには特に抜けた馬はおらず、「サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス」やステップレースで好成績を収めた馬が多数参戦しており、混戦が予想される中、春のマイル女王の座を手にする馬はどの馬か見逃せないレースとなっている。
今回も過去10年の結果より好走馬の傾向を探ってみた。
注目ポイント
人気別戦績
まずは下記のデータをご覧頂きたい。
過去10年の1番人気の戦績
1着2頭、2着2頭、3着1頭、4着以下5頭
勝率10.0% 3着内率50.0%
過去10年の2番人気の戦績
1着0頭、2着0頭、3着1頭、4着以下9頭
勝率0.0% 3着内率10.0%
過去10年の3番人気の戦績
1着0頭、2着3頭、3着0頭、4着以下7頭
勝率0.0% 3着内率30.0%
過去10年の4番人気戦績
1着2頭、2着2頭、3着0頭、4着以下6頭
勝率20.0% 3着内率40.0%
過去10年の5番人気の戦績
1着2頭、2着0頭、3着2頭、4着以下6頭
勝率20.0% 3着内率40.0%
過去10年の6番人気の戦績
1着1頭、2着0頭、3着2頭、4着以下7頭
勝率10.0% 3着内率30.0%
過去10年の7番人気から9番人気の戦績
1着2頭、2着0頭、3着2頭、4着以下26頭
勝率6.7% 3着内率13.3%
過去10年の10番人気以下の戦績
1着1頭、2着3頭、3着2頭、4着以下79頭
勝率1.2% 3着内率7.1%
上記で注目したい点は、過去10年1番人気が2勝に留まっている点、この2勝は「アーモンドアイ」と「グランアレグリア」の2頭で、それぞれ三冠牝馬と4つのGⅠレースの勝ち馬であった。
この結果からわかるように、1番人気は超一流馬でないと勝ち負けが厳しい傾向がある。
一方で、7番人気以下の馬が10頭馬券に絡んでおり、そのうち8頭は前走で1着から5着に入線しており、2015年の「ミナレット」(18番人気3着)も前走で5着に入っている。
穴馬を探す際は、今年の出走馬の前走の着順にも注目したいところだ。
馬齢別戦績
こちらもまずは下記のデータをご覧頂きたい。
過去10年の4歳馬の戦績
1着3頭、2着6頭、3着3頭、4着以下61頭
勝率4.1% 3着内率16.4%
過去10年の5歳馬の戦績
1着5頭、2着3頭、3着6頭、4着以下56頭
勝率7.1% 3着内率20.0%
過去10年の6歳馬の戦績
1着1頭、2着1頭、3着1頭、4着以下24頭
勝率3.7% 3着内率11.1%
過
去10年の7歳馬以上の戦績
1着1頭、2着0頭、3着0頭、4着以下4頭
勝率20.0% 3着内率20.0%
当レースは、リピーターが多く活躍するレースで、3年連続で馬券内に入った「ストレイトガール」や、4歳で勝利した「ノームコア」や「ソダシ」が翌年も好走している。
そのため、データ的にも4歳馬から5歳馬を中心に馬券を組み立てつつ、リピーターには馬齢を問わず狙ってみるのも面白そうだ。
前走レース別戦績
前走「サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス組」の戦績は安定している。こちらもまずは下記のデータに注目して頂きたい。
過去10年の前走「サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス」組の戦績
1着4頭、2着3頭、3着4頭、4着以下57頭
勝率5.9% 3着内率16.2%
過去10年の前走「ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス」組の戦績
1着1頭、2着1頭、3着0頭、4着以下11頭
勝率7.7% 3着内率15.4%
過去10年の前走「大阪杯」組の戦績
1着1頭、2着1頭、3着2頭、4着以下3頭
勝率14.3% 3着内率57.1%
過去10年の前走「福島牝馬ステークス」組の戦績
1着0頭、2着1頭、3着1頭、4着以下20頭
勝率0.0% 3着内率9.1%
過去10年の前走「東京新聞杯」組の戦績
1着0頭、2着1頭、3着0頭、4着以下2頭
勝率0.0% 3着内率33.3%
過去10年の当レースで、前走「サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス」からの臨戦馬は過去10年で7回で馬券に絡み、最多の好走頭数を輩出している。
一方、前走が「大阪杯」からの臨戦馬は母数こそ少ないものの3着内率が57.1%と高く、半数以上が好走している。
今年の出走馬の中で前走が「サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス」や「大阪杯」だった馬は注目したいところだろう。
脚質別戦績
過去10年の当レースでは、勝ち馬7頭と2着から3着に入った11頭が差し馬という結果だった。
この傾向から読み取るには、「東京競馬場」は最後の直線が長く、末脚を生かせる条件下で開催されることが多いため、決め手のある馬が活躍傾向にあることが推測される。
なお、逃げ馬は2014年の「ヴィルシーナ」や2015年の「ミナレット」が印象的だが、直近8年の開催では全て着外に終わっているため、ここは軽視しても良いだろう。
以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。
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推奨馬
◎本命 マスクトディーヴァ
前走「サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス」1着からの臨戦馬。
末脚に定評がある、4歳馬、臨戦レースと好走データに合致。
「関西テレビ放送賞ローズステークス」では他を寄せつけずレコードを樹立、さらに、次走の「秋華賞」では三冠牝馬「リバティアイランド」の2着など実績面でも申し分なく、ここは本命としたい。
〇対抗 ナミュール
前走「ドバイターフ」2着からの臨戦馬。
末脚に定評がある、5歳馬、人気上位になる可能性は高いと見ており、単勝人気のデータ上好材料にもなる可能性もある。
昨年の「マイルチャンピオンシップ」の勝ち馬でマイル適性が高い。
しかしながら、海外帰りという点を割引き、対抗評価としたい。
▲単穴 スタニングローズ
前走「大阪杯」8着からの臨戦馬。
前走からの臨戦過程がデータ的に好材料、5歳馬、前走は8着と敗れたが、逃げの展開が向かなかったと度外視できる。
クラシック路線でも活躍しており、地力面では上位の存在で単穴評価としたい
「ウンブライル」 「ハーパー」
前者は前走「サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス」2着からの臨戦馬。
末脚に定評がある、4歳馬、昨年の「NHKマイルカップ」2着の実績がありマイル適性は高いと言える、
前走は本命に推した「マスクトディーヴァ」と差のない戦いをしていて侮れない一頭、△連下評価。
後者は前走「大阪杯」13着からの臨戦馬。
前走の臨戦レース、4歳馬、と好走データに合致。
この馬もクラシック路線での活躍があり地力面で評価できる。
前走は一級の牡馬との混合戦での敗戦のため、牝馬限定戦なら面白い一頭、☆注意評価としたい。
ヴィクトリアマイル2024予想
予想印はレース当日朝10時までに当ブログで公開します。
※AI予想ですので、本記事の印とは異なります。
是非馬券購入の参考にしてください。
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