【第164回天皇賞(秋)】事前考察・推奨馬

東京競馬場 2000メートル(芝)で行われる3歳以上オープン戦

2015年以降の当レースの優勝馬は、前年にGⅠ制覇の実績のある強豪馬だ。

2018年のレイデオロ以外は同一年のGⅠレースを制覇していた実績も鑑みて、実績上位の馬から選んできたいところだが、過去10年のレース結果より考察していきたいと思う。

過去10年の3着内の馬は4歳と5歳が中心となっている。

3着内馬30頭中27頭が4歳と5歳。
3歳馬が2着1頭、3着1頭と、6歳以下が中心となっている。

ちなみに、過去6年まで遡ると1~3着は4歳と5歳で独占している為、直近の傾向を見ると3歳馬も連下程度の評価までが妥当ではないかと思う。

【引用元:昭和男児】

前走出走レースに注目

前走がJRAの重賞出走からの臨戦馬から選定していきたい。
何故なら、その他のレースからの臨戦馬に過去10年一度も馬券圏内の実績がないからだ。

ここは、実力と実績が伴っていないと勝利するには厳しいレースと覚えておきたい。

前走GⅠ組は3着内率34.2%と好成績を収める傾向にある。

対してGⅡ組は15.6%となっている。
条件に該当する馬の出走頭数が後者の方が多いので仕方がないと言えばそうなのだが、その中で注視したいのがGⅡ組の前走3着内馬は当レースの3着内率が26.4%まで跳ね上がるといったところだ。

結果、GⅠからの臨戦馬とGⅡで好走した馬からいくのがセオリーと言えるだろう。

枠順も気にしておきたい部分だ。
ここ直近4年で顕著なのが、外枠の馬の3着内率が皆無と大苦戦している。

馬番1番から10番までの馬が3着内を独占しており、内枠から中枠で固めたいところだ。
世代最強馬などがいない限り直近の傾向を見る限り外枠は過信禁物だろう。

直近4年では、前走の最終コーナー通貨順位も興味深いデータがある。

先行よりも差し気味の馬の方が当レースにて好走しやすい傾向にある。
前走で先行していた馬の当レース優勝回数1回に対し、差し気味でのレース運びをしていた馬は3回優勝している。

しかし、先行馬でも侮れないのは、前年以降に東京競馬場で行われたGⅠで着順が3着以内の実績があり、尚かつ上がり3ハロンタイムの順位が6位以下の経験がある馬だ。

この条件に該当する馬は6頭おり、その内3頭が3着内を確保している。
これはなかなかに興味深い数字ではないだろうか。

馬体重

過去10年の優勝馬に共通して言えるのは、馬格のある馬が勝ちを掴んでいるという事だ。

全馬共通して馬体重480キロ以上の馬で、それ未満で優勝した経験のある馬は2010年のブエナビスタまで遡らないと見当たらない。
馬格のない馬は割引が必要だろう。

これらを元に推奨馬を挙げていきたいと思う。

推奨馬

◎本命 ワールドプレミア

春秋制覇のかかった大舞台。ここに向けてしっかりと調整してきたと考え、ここでは主役級の活躍を見せてくれるのではなかろうか。
データ的にも申し分なく、三冠馬やグランアレグリア、三歳のエフフォーリアに人気は集中しているが、ここでは本命に推したいと思う。

〇対抗 エフフォーリア

年齢的な懸念点はあるものの、実力・実績ともに申し分なく、ここでも走れると考える。
相手は古馬の一線級だが、この馬の実力とデータを照らし合わせてみたところ、勝ち負けの勝負になるのではないかと考え、ここは対抗評価とする。

▲単穴 グランアレグリア

大阪杯で4着と好走はしたものの、距離が長すぎる懸念もある。

しかし、大阪杯は重馬場で初の中距離ということもあり、今回までは評価を落とすには尚早と考え単穴候補に。
この距離もなんとかもつのであれば1着は間違いないと言えるほどの実力は備えているだろう。

「コントレイル」「カレンブーケドール」など気になる馬もいるが、上記の馬に比べ抑えておきたいデータに当てはまらず、後者に至っては外枠が望ましくないという事も踏まえ選定馬からはずしたが、気になるところだ。
相手候補として筆者は選ぶだろう。
ご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか?

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