【G1】高松宮記念 2024 予想 過去10年のデータで見えた、買いたい馬はコレだ！

中京競馬場（芝）1200メートルで行われる4歳以上オープン戦

当レースは、春のスプリント王を決める重要な1戦。

「中京競馬場」1200メートルというトリッキーなコース形状で行われ、3コーナーからのスパイラルカーブ、ラストの直線の坂超え、そして枠順もかなり勝敗が左右されるなど難解なレースの一つである。

馬場の面で見ても、過去10年で10回中7回が稍重以上と、この時期ならではの重馬場が多いレースとなっており、プラスアルファで負荷要素が多いレースになる。過去の勝ち馬で見てみると、2018年勝利した「ファインニードル」は同年の「スプリンターズステークス」を勝利、2022年の勝ち馬「ナランフレグ」は同年の「スプリンターズステークス」3着など数々の名スプリンターを誕生させてきた。

他にも2021年勝ち馬「ダノンスマッシュ」（6歳）や2023年勝ち馬「ファストフォース」（7歳）など、高齢馬（ピークを過ぎた後）になってからキャリアの集大成として勝利する馬もおり、年齢の幅も広く、楽しみな1戦になる。

今年も様々な路線、ステップレースから実力馬が集結し一筋縄ではいかないレースになるが、今年最初の芝GⅠ競走は盛り上がること間違いないだろう。今回も過去10年の結果から好走馬の傾向を探って行きたいと思う

注目ポイント

人気別戦績に注目

1番人気はやや低調。
2番人気3番人気が中心だが、穴馬の台頭もあるレース。
まずは下記のデータをご覧頂きたい。

過去10年の1番人気の戦績

1着1頭、2着1頭、3着2頭、4着以下6頭
勝率10.0％　3着内率40.0％

過去10年の2番人気の戦績

1着2頭、2着4頭、3着0頭、4着以下4頭
勝率20.0％　3着内率60.0％

過去10年の3番人気の戦績

1着2頭、2着1頭、3着3頭、4着以下4頭
勝率20.0％　3着内率60.0％

過去10年の4番人気の戦績

1着1頭、2着0頭、3着1頭、4着以下8頭
勝率10.0％　3着内率20.0％

過去10年の5番人気の戦績

1着1頭、2着1頭、3着0頭、4着以下8頭
勝率10.0％　3着内率20.0％

過去10年の6番人気から9番人気の戦績

1着2頭、2着2頭、3着0頭、4着以下36頭
勝率5.0％　3着内率10.0％

過去10年の10番人気以下の戦績

1着1頭、2着1頭、3着4頭、4着以下84頭
勝率1.1％　3着内率6.7％

と、データをご覧の通り、当レースでは1番人気から勝ち馬が1頭のみとGⅠ競走にしては物足りない結果となっている。

対して、2番人気3番人気からは、勝ち馬4頭、3着内率60.0％と信頼度の高い数値となっており、軸馬として選びやすい戦績だ。

また、当レースは6番人気以下の下位人気馬も健闘しており、勝ち馬3頭、馬券内に10頭とGⅠ競走としては多く馬券に絡んでおり今回も狙いの馬がいれば、相手には入れて馬券を構築していきたい所だ。

前走の着順別戦績に注目

前走連対した馬が好調。
前走5着馬にも注目したい。
こちらもまずは下記のデータをご覧頂きたい。

過去10年の前走1着からの臨戦馬の戦績

1着3頭、2着6頭、3着1頭、4着以下23頭
勝率9.1％　3着内率30.3％

過去10年の前走2着からの臨戦馬の戦績

1着4頭、2着2頭、3着2頭、4着以下20頭
勝率14.3％　3着内率28.6％

過去10年の前走3着からの臨戦馬の戦績

1着0頭、2着0頭、3着0頭、4着以下17頭
勝率0.0％　3着内率5.6％

過去10年の前走4着からの臨戦馬の戦績

1着1頭、2着0頭、3着1頭、4着以下9頭
勝率9.1％　3着内率18.2％

過去10年の前走5着からの臨戦馬の戦績

1着1頭、2着1頭、3着2頭、4着以下10頭
勝率7.1％　3着内率28.6％
　　

過去10年の前走6着から9着の臨戦馬の戦績

1着1頭、2着0頭、3着2頭、4着以下30頭
勝率3.0％　3着内率9.1％

過去10年の前走10着以下の臨戦馬の戦績

1着0頭、2着1頭、3着1頭、4着以下40頭
勝率0.0％　3着内率4.8％

この様に、前走1着、2着馬から勝ち馬7頭、馬券内18頭と前走連対した馬が優秀な戦績を残しており、他を圧倒していることがわかる。

このことから当レースでは、実力馬や昇級馬がステップレースでしっかり結果を残し、本番でも力を発揮するケースが多い傾向があることが推測できる。

一方、前走5着馬も母数こそ少ないが、馬券内4頭、3着内率28.6％と中々の戦績を残しており、臨戦過程として穴馬になりやすい傾向もあり、馬券的妙味を求めるのであれば相手に組み入れるのも面白いだろう。

年齢別戦績

4歳から6歳馬中心だが高齢馬も健闘。
こちらもまずは下記のデータに注目して頂きたい。

過去10年の4歳馬の戦績

1着3頭、2着3頭、3着2頭、4着以下31頭
勝率7.7％　3着内率20.5％

過去10年の5歳馬の戦績

1着3頭、2着3頭、3着3頭、4着以下35頭
勝率6.8％　3着内率20.5％

過去10年の6歳馬の戦績

1着2頭、2着4頭、3着3頭、4着以下35頭
勝率4.5％　3着内率20.5％

過去10年の7歳馬以上の戦績

1着2頭、2着0頭、3着2頭、4着以下49頭
勝率3.8％　3着内率7.5％
　　
と、上記の通り年齢別の戦績で見てみると4歳馬から6歳馬で決まっており、3着内率をみてもほぼ横ばいで馬券を組み立てる際は、この年齢で構築するのがベターだろう。

しかしながら、2023年の勝ち馬「ファストフォース」や、2015年の「エアロヴェロシティ」など7歳以上の高齢馬からも勝ち馬2頭輩出していることから、高齢の実力馬が出走の際は馬券に組み入れるのも一つの手だろう。

性別毎の戦績

性別で見てみると牡馬・騙馬が1着9頭、2着4頭、3着7頭、3着内率16.5％となっており、一方牝馬が1着1頭、2着6頭、3着3頭、3着内率16.9％と勝ち馬で見れば、牡馬が9頭と圧倒しているが、3着内率で見ると牝馬も健闘しており、3連系の馬券を買う際は実力のある牝馬を軸にするのも面白いだろう。

所属別戦績

所属別の戦績で見てみると、栗東所属が1着7頭、2着7頭、3着5頭、4着以下104頭、3着内率15.4％、対して、美浦所属が1着2頭、2着3頭、3着5頭、4着以下45頭、3着内率18.2％、と比較して見てみると一目瞭然で、栗東所属が勝ち馬7頭、馬券内19頭と圧倒している。

要因として、当レースは「中京競馬場」開催ということもあり栗東から輸送もかなり短く、スムーズに本番を迎えやすいと言うのが利点で、好走率が高いと推測できる。

その他、海外馬も1頭勝ち馬を出しており、今回も1頭出走登録があるため、しっかり見極めて行きたい。

前走のレース別戦績

過去10年の前走レースで1番相性のいいレースは「シルクロードステークス」組で1着5頭、2着2頭、3着1頭4着以下25頭、3着内率24.2％と、実に半数の5頭がこの臨戦から勝利を上げていることがわかる。

続いて「阪急杯」組が1着2頭、2着2頭、3着3頭、4着以下37頭、3着内率15.9％と、距離短縮のこの臨戦馬も馬券内に7頭としっかりと戦績を残している。

他にも「夕刊フジ賞オーシャンステークス」組が、1着1頭、2着2頭、3着4頭、4着以下54頭3着内率10.0％と、まずまずの戦績を残しており、ほぼこの臨戦過程から、馬券内に絡んでおり、今年も該当馬がいれば、馬券の中心に組み立てて行きたい。

尚、例外で1頭のみの臨戦になるが、年末の香港で行われる「香港チェアマンズスプリント」からの臨戦で「エアロヴェロシティ」が唯一外国馬で勝利しており、今年も久々に香港から参戦してくる馬もいるため、注意して見て行きたい。

以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う。

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  横綱ダービー

  • 9月28日

    中京5R

    25万6,920円獲得

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推奨馬

◎本命　ルガル

前走「シルクロードステークス」1着からの臨戦馬。

前走好相性の「シルクロードステークス」組の栗東所属とデータでもほぼ合致。
前走差し有利の展開の中で、唯一先行して直線で押し切る競馬は圧巻の内容だった。

ここは初タイトルも狙えると見て本命に推したい。

〇対抗　ウインマーベル

前走「阪急杯」1着からの臨戦馬。

「阪神カップ」、「阪急杯」で重賞2連勝中と勢いに乗る1頭。
5歳馬で前走1着とデータ的にも推せる1頭。
前2走ともに展開の向かないハイペースの中、先行して抜け出す競馬で力を見せており、ここは勝ち負けまであると見て対抗評価としたい。

▲単穴　ナムラクレア

前走「京都牝馬ステークス」2着からの臨戦馬。

栗東所属の牝馬。
前走着順と臨戦過程からも面白い1頭。1200メートルから1400メートルまでの戦績は2022年の「スプリンターズステークス」5着以外、全て馬券内に好走しており、近走の好調ぶりからみても、ここはタイトルにも手が届きそうな1戦。

馬券内はあると見てここは、単穴評価としたい。

「トウシンマカオ」「ママコチャ」

前者は前走「夕刊フジ賞オーシャンステークス」1着からの臨戦馬。
5歳馬。
前走、好相性の「夕刊フジ賞オーシャンステークス」1着からの臨戦。重賞も連勝中で、前走は不利な8枠15番から、スタートを決めて先行差し切りした脚はとても強い内容だった。
今回は相手強化になるためどこまで健闘できるか。といった所だろう。
ここは、△連下評価としたい。

後者は前走「阪神カップ」5着からの臨戦馬。
栗東所属の5歳牝馬。と、データ的にも勧めたい1頭。
前走ハイペースの展開で、先行して5着と負けはしたが粘り強い末脚も見せ、次に繋がる競馬だった。さらに、前々走の「スプリンターズステークス」では「川田騎手」の好騎乗もあり、先行して押し切って勝利したレースは見事な内容だった。
しかしながら、今回は同型の馬も多数出走し、先行争いも激化すると見て、一筋縄ではいかない可能性もあるため、今回は☆注意評価までに留めたい。

以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

高松宮記念2024予想

予想印はレース当日朝10時までに当ブログで公開します。
※AI予想ですので、本記事の印とは異なります。
是非馬券購入の参考にしてください。

高松宮記念G1過去結果

G1第53回 高松宮記念

G1第52回 高松宮記念

G1第51回 高松宮記念

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G1第49回 高松宮記念

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