【第64回 MBS賞スワンステークス】事前考察・推奨馬

阪神競馬場 1400メートル(芝)で行われる3歳以上オープン戦

当レースは1着馬にマイルチャンピオンシップの優先出走権が与えられることで知られている京都競馬場のレースだが、今年は京都競馬場改修の為、阪神で行われることになった。
過去10年の阪神1400メートル(芝)や当レースの傾向から考察していきたいと思う。

最初に枠番有利が大きく働くコースであることを知っておきたい。

内枠が有利となっており、過去10年から今年の半年分にあたる6月までの枠番戦績を見てみると、枠番が外にいくに連れて好走率が下がっている現象が見て取れる。

京都競馬場で開催されていた直近の3年間は1~2着を、3年連続で外枠8番が連対と好成績を残しているが、阪神に変わる今年は外枠馬に過信は禁物と言えるだろう。

<引用元:昭和男児>

過去10年の阪神1400メートル(芝)の戦績を見ると、C.ルメール騎手とM.デムーロ騎手が好成績を残しているが、両者共に東京にいる為、今年はそれ以下の騎手で見ていきたいと思う。

好成績上位7人の内、4人が阪神に居ない為非常に絞りやすい。
ここにいる騎手では下記の様になる。

1位 川田騎手
勝率 15.8% 連帯率 29.9% 3着内率 43.9%

2位 浜中騎手
勝率 12.4% 連帯率 22.2% 3着内率 30.7%

3位 岩田騎手(康誠)
勝率 9.2% 連帯率 18.4% 3着内率 29.6%

2位の浜中騎手も悪くはないが、3位の岩田騎手がこの数値なので、川田騎手から馬券を組み立てていくのが良いかもしれない。

馬齢5歳以下が中心傾向

6歳馬の勝ち鞍はなく、7歳馬に至っては過去10年全て5着以下と不甲斐ない結果となっている。
3歳馬が4勝、4歳馬が3勝、5歳馬が3勝と割合で言うと3歳馬が圧倒している。

3歳で優勝した4頭にはいずれも連勝経験があった。

また、4歳で3着以内に入った馬には単勝オッズが1ケタの人気馬が多く、5歳で3着以内に入線した馬には1600メートル以上の重賞で連対経験がある馬で大多数を占めていたことも覚えておきたい。

当レースに臨むにあたって、距離短縮での出走馬が好走をしている。

1400メートル超からの臨戦馬が、過去10年で7勝を挙げている事から信頼度は非常に高い。

逆に距離延長の馬は1勝と心もとない。総合的な2~3着の割合は距離延長も同一距離も然程変わらない為、相手候補として選ぶ分には問題ないと言える。

以上を踏まえて今回の推奨馬を挙げていきたいと思う。

推奨馬

◎本命 ダノンファンタジー

騎手相性、馬の実力、臨戦にあたるローテーションなど、上記の条件に多くあてはまる為、本命馬として推したいと思う。
GⅠでは苦渋を味わっているが、それ以下の重賞2戦では直近1着1回、5着1回と崩れていない。
1着のレースも阪神カップGⅡと相性も良さそうだ。
ここで盛り返したいところだ。

○対抗 ホウオウアマゾン

NHKマイルからの臨戦馬。前走は9着と見せ場を作れなかったが、二走前のアーリントンカップでは勝利を収めており、阪神競馬場の結果は楽しみなものだ。
ここでは3歳馬ということで他馬よりも斤量の恩恵が感じられることも相まって上位に食い込みたい。

▲単穴 ルークズネスト

こちらを対抗に推したい気持ちもあったが、NHKマイルで対抗馬の「ホウオウアマゾン」に0.2秒差の負け。
前走ポートアイランドステークスで勝ち切っていれば評価も変わったが0.0秒差の2着ということで、勝負強さの面で今一つ対抗馬よりも足りていないという評価を下した。
ここは単穴候補で。

「ギルデッドミラー」「ファーストフォリオ」など気になる馬がいるが、枠番が確定した際には入れ替え候補として考えてみるのも良いかと思う。ご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

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