【ローズステークス2021】考察/予想/本命馬

中京競馬場 2000メートル(芝)で行われる3歳オープン戦

≪引用元:昭和男児≫

当レースで3着以内入線の馬に秋華賞の優先出走権が与えられるトライアルレースだ。
注目したいのが昨年に続き、京都競馬場改修工事の為、今年も中京競馬場で行われるという事だ。
前年同様コースが変わるが、開催時期は同じため過去10年の傾向から当レースの考察を行っていこうと思う。

前走オークス組が主役級。

過去10年を見ても当レースの1着馬の8割がこのデータに当てはまる。
オークスで5着以内の馬に限っては、1着7頭、2着2頭、3着2頭、4着以下が7頭と、3着内率61.1%と脅威の数字だ。

その他で注目したいのは、前走GⅡ、GⅢ組は不振で前者が2着1回、後者に至っては全て馬券圏外
該当馬が全7頭しかいない為、データが少なく全幅の信頼を寄せられる情報ではないが、覚えておくと良いだろう。

また、キャリア別で見るとこれまでの出走数が5~6戦を経験している馬が7勝を挙げているところにも注目したい。
こちらのデータに該当する馬が過去10年の内7勝を挙げており信頼度が非常に高くなっている。
4戦以下から1勝、7~8戦からは2頭。
それ以上はゼロ。レース数が多い馬や少なすぎる馬は減点対象になるのではないか。

馬体重における面白いデータ

当レースでは大型馬が不振で、480キロ以上の馬体重の馬からは、1着馬が前年のリアアメリアのみ。

それ以外の年は、モズカッチャン2番人気、ファンディーナ1番人気、ジュエラー2番人気、などが居たがどれも優勝は出来ず。
という結果が出ている。前年のリアアメリアから会場が変わったことにより、大型馬にもチャンスが巡ってきたか、単純に小型、中型馬の方が向いているのか、この辺りがわかってくるのではないか。

次に血統で見てみると、ディープインパクト産駒が7勝を挙げており、他の追随を許さぬ結果となっている。
出走頭数こそ多いものの勝率で見ても、その他の種牡馬に圧倒的な差を見せつけており、無視出来ないデータではなかろうか。

ディープインパクト産駒

1着7頭、2着4頭、3着4頭、4着以下27頭
勝率 16.7% 複勝率35.7%

ハーツクライ産駒

1着1頭、2着0頭、3着2頭、4着以下11頭
勝率 7.1% 複勝率 21.4%

この様にメジャーどころではこの様な結果となっており、キングカメハメハや、ステイゴールド、ハービンジャー、ゼンノロブロイ産駒からは1着馬は出ておらず苦戦している。

最後に重賞勝ち鞍で明暗が分かれる傾向にある事もお伝えしたい。

冒頭で述べた通り、オークスからの直行馬が強いレースであるが、その条件を満たす馬が多くなりがちである。
その為、選定馬を絞る事が難しくなってくる。
そこで、重賞勝ち鞍に着目してみた。

過去10年の10勝馬の中の8頭が重賞勝ちの経験のある馬であった。
よって、これらの実績に該当する馬を選ぶことで、ある程度の取捨選択は出来るようになるのではなかろうか。

以上を踏まえて下記の馬を注目馬として選定したいと思う。

注目馬

◎本命 タガノパッション

オークスからの直行組の1頭で上記のデータの多くをクリアしている1頭。
今回抜きん出た馬がいない印象だが、ここはしっかり勝って本戦に繋ぎたいと鞍上も考えている事だろう。

○対抗 アールドヴィーヴル

桜花賞、オークス共に5着と大崩れは少ないもののキャリアが少なく、評価が難しい。
しかし、ポテンシャルだけで言えばメンバー上位クラス。

▲単穴 ストゥーティ

前走は1勝クラスではあるものの、桜花賞7着でGⅠ経験あり。
前走はしっかり勝ち切ってからの参戦という事で、期待の持てる一頭ではないか。
変則的な出走の仕方となっているが、上り馬として結果を期待出来そうだ。

上記はデータ上からの選定馬で、筆者の独断と偏見で気になる馬も一頭紹介したい。
新馬戦から福永祐一騎手とコンビを組んでいる「アンドヴァラナウト」だ。
牝馬戦にめっぽう強かった福永騎手の手腕に期待している。

上記のデータよりご自身の予想に役立ててみるのも面白いかと思う。
枠順等確定次第取り入れてみてはいかがだろうか。

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