【G3】ラジオNIKKEI賞2023 予想 過去10年のデータで見えた、買いたい馬はコレだ!

ラジオNIKKEI賞考察、予想

第72回 ラジオNIKKEI賞(GⅢ)

福島競馬場 1800メートル(芝)で行われる3歳オープンハンデ戦

出走表

馬番 馬名 性齢 斤量 騎手 厩舎
1 1 コレペティトール 牡3 55 田辺 栗東中竹
1 2 グラニット 牡3 55 嶋田 美浦大和田
2 3 スズカハービン 牡3 54 Mデムーロ 栗東高橋忠
2 4 オメガリッチマン 牡3 56 横山典 栗東安田翔
3 5 シーウィザード 牡3 55 三浦 美浦鹿戸
3 6 エルトンバローズ 牡3 55 西村淳 栗東杉山晴
4 7 シルトホルン 牡3 54 大野 美浦新開
4 8 セオ 牡3 56 松若 栗東上村
5 9 ウヴァロヴァイト 牝3 55 菅原明 美浦萩原
5 10 バルサムノート 牡3 57 松岡 栗東高野
6 11 アグラシアド 牝3 54 津村 栗東中村
6 12 ダイシンヤマト 牡3 53 吉田豊 美浦戸田
7 13 アイスグリーン 牡3 56 栗東池添
7 14 レーベンスティール 牡3 56 戸崎圭 美浦田中博
8 15 エマヌエーレ 牡3 54 石橋脩 栗東平田
8 16 マイネルモーント 牡3 55 石川 美浦高木

過去を見てもオッズが割れやすい傾向にある3歳馬によるハンデ重賞。

名称が現名称に改められて以降、オッズが4倍未満の馬を見ても8頭だけとなっており、オッズがかなり割れやすい傾向にある。
しかも人気を集めた馬の中で勝利を収めたのは2015年の「アンビシャス(2.8倍)」のみとなっており、難解なレースとなっている。

こちらも過去10年の結果をもとに好走馬の共通点を探っていきたいと思う。

注目ポイント

斤量

過去10年の3着内馬30頭中26頭は斤量が52キログラム超から56キログラムの馬であった。

52キログラム以下の馬に関しては勝利がなく、26頭出走中1頭のみ3着入線に留まっている。
また、56キログラム以上の馬に関しては2勝含む3頭が馬券に絡んでおり、出走頭数も21頭と少ないながら検討している。

基本的には軽すぎず重すぎずの馬から馬券を構築していくのが良さそうだ。

ローテーション

過去10年のローテーション別成績を見たところ下記の様な結果であった。

前走「プリンシパルステークス」からの臨戦馬の戦績

1着3頭、2着1頭、3着1頭、4着以下7頭
勝率25.0% 3着内率41.7%

前走「青葉賞」からの臨戦馬の戦績

1着1頭、2着0頭、3着1頭、4着以下5頭
勝率14.3% 3着内率28.6%

前走「皐月賞」からの臨戦馬の戦績

1着0頭、2着1頭、3着1頭、4着以下6頭
勝率0% 3着内率25.0%

前走「その他レース」からの臨戦馬の戦績

1着6頭、2着8頭、3着7頭、4着以下98頭
勝率5.0% 3着内率17.6%

と、この様に前走「プリンシパルステークス」組が圧倒的な戦績を残している。

出走頭数が少ないながらも、好走傾向にあるのが、続く「青葉賞」「皐月賞」組である。基本的にこの辺りからの臨戦過程の馬は積極的に狙いたいところだ。

また、上記の「その他レース」からの臨戦馬は、間隔に注意して見ていきたい。

その他のローテーションからの臨戦馬で3着内入線した21頭中19頭は、「中7週以内」の間隔で出走していた。

対して、「中8週以上」の馬は2頭のみで勝利無しとなっており、3着内率で見ても前者の22.6%と比べ5.7%と非常に厳しい状況だ。

これらを踏まえて、前述の3ローテ以外の馬は中7週以内の馬を選ぶのが良さそうだ。

牡馬中心のレース?

過去10年の3着内馬30頭中29頭は牡馬であった。
牝馬は最高着順が2016年の「ダイワドレッサー」2着一回のみで馬券に絡む可能性が低いと見て良さそうだ。

過去のレース実績

過去10年の3着内馬30頭中27頭は、JRA開催の1600メートル超から2200メートル未満(中山競馬場以外)の、出走頭数が10頭以上のレースにて勝利経験がある馬であった。

対して、この経験がなかった馬は3着内率が前者の31.4%と比べ5.0%と苦境に立たされている。
また、直近6年の結果だけを切り取ると1着0頭、2着0頭、3着0頭、4着以下31頭となっており一度も馬券に絡めていない。
中山競馬場以外で出走頭数が10頭以上の「中距離レース」の勝利経験がない馬は割引が必要になってくるだろう。

データ合致率の高い馬から選んでいきたい

過去4年の結果にはなるが、勝ち馬の全てが上述のローテーション以外の項目が全て一致している。
出来る限りデータ内の結果を残してきた馬を優先的に選んでいきたい。

以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う

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推奨馬

◎本命 レーベンスティール

前走「1勝クラス」1着からの臨戦馬。

これまで全4戦連対中で負けたレースもタイム差なしの0.0秒差。
その中でも目を見張るのが勝利時の着差だ。
2勝2着2回という成績なのだが、勝利時は0.6秒差以上での勝利をしており、ポテンシャルは非常に高い。
1勝クラスからいきなりの重賞ではあるが十二分に期待出来る。

〇対抗 セオ

前走「白百合ステークス」3着からの臨戦馬。

本命馬に前々走で勝利しており一足先にオープンクラスに挑戦。
本命馬の強さは言わずもがなで、この馬も強さを十二分に感じられる内容を見せてくれていた。
ここは、本命馬と二頭甲乙つけがたいが、対抗評価としたい。

▲単穴 グラニット

前走「皐月賞」12着からの臨戦馬。

こちらは唯一の上記の好走ローテからの臨戦馬で、ここまで「ソールオリエンス」や「ドルチェモア」など世代の一線級との戦いでは後塵を拝し、大敗しているが、その他の馬との戦いでは着差も大きくなく十分勝ち負けの戦いが出来ている。
ここで何かしらの一発があっても不思議ではない。

ここは単穴で。

「オメガリッチマン」「アイスグリーン」

前者は前走「京都新聞杯」6着からの臨戦馬。

上記の「グラニット」ではないが、この馬も「ソールオリエンス」との直接対決を経験しており、着差は僅か0.4秒差。世代の一線級相手にここまで走れたのならば上々だろう。
直近成績はあまり良くはないが、上手く展開がハマれば。
ここは△連下評価で。

後者は前走「白百合ステークス」2着からの臨戦馬。

こちらは対抗馬よりも前走先着しており、底が見えない。
大敗したり好走したりが続いており、決め打ちがし辛いが、この馬の得意な展開に向けば勝利をもぎ取っても不思議ではない。
ここは☆注意評価で。

以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

ラジオNIKKEI賞過去10年データ

結果、人気別データ、単勝オッズデータ、馬券種データ、脚質データ、枠順データ

G3ラジオNIKKEI賞過去データ

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