【G3】鳴尾記念 2023 予想 過去10年のデータで見えた、買いたい馬はコレだ!

鳴海記念考察、予想

第76回 農林水産省賞典
鳴尾記念(GⅢ)

阪神競馬場2000メートル(芝)で行われる3歳以上オープン戦

宝塚記念の前哨戦として知られる当レース。
昨年と一昨年は中京競馬場開催となったが、今年は阪神競馬場にて開催される。

昨年の勝ち馬「ヴェルトライゼンデ」が以降の「ジャパンカップ」で3着と好走。

また、同年の2着馬である「ジェラルディーナ」は「エリザベス女王杯」を制し、暮れの「有馬記念」でも3着と好結果を残しており、秋のGⅠ戦線を占う重要な一戦と考えても良さそうだ。

今回も過去10年の結果より、好走馬の傾向を探っていきたいと思う。

注目ポイント

馬齢

過去10年の年齢別成績を調べてみたところ、4歳馬がの3着内率では他を圧倒しており、驚異の56.3%をマークしている

16頭出走中9頭が馬券に絡んでいた。

続くのが、勝率が最も高い5歳馬で過去10年の半数にあたる5頭が1着入線。
3着内率が33.3%となっていた。

最も出走頭数の多い6歳馬は7頭馬券に絡んでいるものの、3着内率だけで見ると4番手(3歳~9歳の中で)と不振傾向

6歳以上の馬は割引が必要かもしれない。

しかし、その6歳以上の馬で注目したいのが、2013年から2020年のデータだ。

いずれも阪神競馬場で開催されていたが、その際に単勝6番人気以下の馬が8頭馬券に絡んでいるのだが、その内6頭は6歳以上の馬であった。

今回、阪神に開催地を戻したことで、6歳以上の馬が突っ込んでくることも想定しておきたい。

前走掲示板をはずしていても軽視する事なかれ

過去10年の前走の着順別成績を見たところ、6着以下の馬(競走中止馬も含む)から3着内馬が19頭出ている。

よって、前走の成績が悪くとも適正をしっかりと見極めて、巻き返し可能のかの判断が重要になってくる。

しかしながら、直近4年の傾向を見ると、勝ち馬は全て前走3着内入線していた。
中京競馬場開催の2年も含むため、一概には何とも言えないが、阪神競馬場開催のラスト2回もそういった傾向があった為、無視できないデータではなかろうか。

上記と併せて上手く馬券を構成する必要がありそうだ。

前走レースの格式

過去10年の前走別成績を調べたところ、前走がGⅠからの臨戦馬が最も好走率が高く、3着内率も47.4%と高水準

続くのがGⅡからの臨戦馬で3着内率が30.4%と好走を見せており、前走のレースの格がものを言う形になっている。

過去に2021年の「ユニコーンライオン」が前走3勝クラスからの臨戦過程で勝利を収めているが、同様の条件での出走馬は、過去10年で4頭しか出走しておらず、データが足りず何とも言えない形ではあるので、該当馬が居てどうしても気になる場合は馬券に組み込んでも良いかと思うが、点数を広げたくなければ勇気をもって切る選択肢も念頭に入れておくと良いだろう。

以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う

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    横綱ダービー

    • 9月28日

      中京5R

      25万6,920円獲得

推奨馬

◎本命 マリアエレーナ

前走「大阪杯」5着からの臨戦馬。

前走GⅠ5着と好走し走破タイムも優秀。
「大阪杯」から約二カ月の準備期間を経ており、ダメージもなく順調に調整が進んでいれば、勝ち馬筆頭候補と見ても良さそうだ。
また、5歳馬は過去10年の結果でもわかるように最も勝率が高く、ここでも期待が持てるのではなかろうか。ここは本命で。

〇対抗 フェーングロッテン

前走「金鯱賞」2着からの臨戦馬。

前走は逃げて逃げ粘りの2着で今回も自身のペースで上手く逃げる事が出来れば、といった所だろう。
持ち時計が然程速いわけではないので、展開が上手くむけば勝機はやってくるだろう。
4歳馬の馬券入線率が非常に高くここでは見逃せない存在になりそうだ。

ここは対抗で。

▲単穴 ソーヴァリアント

前走「中山記念」9着からの臨戦馬。

前々走は「チャレンジカップ」で優秀な走破タイムで勝利しており、舞台は勝利した同じ阪神という事もあり期待出来るだろう。
こちらを本命または対抗にしても良かったのだが、前走レースの結果や格を見てこの位置に甘んじさせて貰った。

ここは単穴評価で。

「カラテ」「ボッケリーニ」

前者は前走「新潟大賞典」1着からの臨戦馬。

GⅠクラスになると通用するか微妙なところではあるが、ここ3戦のGⅢの結果を見てみると、3着、1着、1着と馬券圏内から外れたことがない。
今回も同様に馬券に絡んでくる可能性は大いに考えられる。
ここは△連下評価で。

後者は前走「日経賞」2着からの臨戦馬。

前者と同様7歳と競走馬としては、高齢馬の域に入ってきているが、GⅡクラスまでのレースではまだまだ健在っぷりを発揮している。
こちらはGⅠでこそ大敗しているものの、過去5戦連続でGⅡレースで馬券に絡んでおり、3着1回、2着3回、1着1回と8割の連対率を誇っている。
ここも無視できない存在ではなかろうか。
ここは☆注意評価で。

以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

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