【中山大障害】過去データから見る、買うべき馬・展望・考察・推奨馬

中山競馬場 4100メートル(芝)で行われる3歳以上オープン障害戦

1934年に創設された歴史のある重賞。

過去春秋開催されていた当レースだが、1999年に春の開催が中山グランドジャンプに変更され以降は年1回開催となった。

非常に難しい障害として知られ全馬完走する事で拍手喝采が起こるレースでもある。
こちらも過去10年の傾向から考察していきたい。

前走着順で明暗が分かれる

前走着順をあまり気にしなくても良かったりする障害レースだが、当レースにおいては前走3着以内の馬が好走するといったデータがある。

過去10年この好走データの該当馬は30頭中26頭3着内に入線しており、前走4着以下で臨んだ馬は3着内率5.0%と信頼度が極端に低い結果となっている。

最終コーナーを4番手以内で回れない馬の連対はほぼ無理。

当レースは過去10年の連対馬の20頭中19頭は最終コーナーを4番手以内の好位で通過。

前でしっかりと競馬するタイプでないと1着、2着はないと見て良いだろう。

前走の最終コーナー通過順位を見る事である程度本番での位置取りがどうなるか等の指標になるだろう。
後方待機の馬に勝利はほぼない。

これはどの障害レースにも当てはまる事ではあるが、より重要視していきたい。

4歳と5歳が強い。

障害レースでは高齢馬も数多く活躍しており、ここでも歴戦の古馬が強いようなイメージがあるかもしれない。

しかし、過去10年の勝率を見ると、4歳と5歳で7勝と大半を占めている。

6歳以上の好走例も多数あるが、頭を選定するには4歳、5歳勢から選んだ方が良さそうだ。
2着以下は大差はないので、上述のケースに当てはまる4歳、5歳馬が居たら積極的に選ぶのも良いだろう。

最後に同年のオープンクラスの勝利実績にも注目

同年の障害オープンクラスで勝利経験のある馬から9頭の勝ち馬と10頭の3着馬が出ている。

2着に関しては5頭ずつの半々ではあるが、馬券圏内に入線する率だけで見ると、勝利経験のある馬が圧倒的。ここは見逃せないデータとなるのではなかろうか。

以上の内容を元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う。

推奨馬

◎本命 レオビヨンド

唯一の上述の好走例に当てはまる馬。

実績やその他気になる部分は多々あるが、過去の傾向とデータに基づき当馬を本命とする。

正直な話実績だけで見ると対抗馬の方が強そうに見える。
しかし、ここは過去のデータを重視しようではないか。という事で本命に。

○対抗 ラヴアンドポップ

競争中止後の2走は見事な勝負強さで勝利をもぎ取り、障害レースの主役に踊り出るか?と、いった活躍を見せている。
本来であればこちらを本命に推したいが、データを重視した為対抗評価とする。

▲単穴 アサクサゲンキ

8月の小倉サマーJで勝利をしている。
やや物足りない感はあるが、データを元にこちらを単穴評価とする。

オジュウチョウサン」「タガノエスプレッソ」歴戦の古馬。
過去の実績は素晴らしいが高齢馬。

当レースの傾向から上記の選定馬からは外させてもらったが侮れない2頭。
特に後者は戦績も安定しており一発があってもおかしくはない。

以上、上述のデータと合わせてご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

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