【京都2歳ステークス2021】買うべき馬は?考察・過去データから見る推奨馬

阪神競馬場 2000メートル(芝)で行われる2歳オープン戦

歴代の出走馬から3歳クラシックやその後の活躍馬が数多く輩出されている当レース。

過去重賞に格上げされる前のデータも含めて見ると、アドマイヤドンやヴィクトワールピサ、エピファネイアなど、様々な場で活躍している。

海外・ダート・芝を問わず活躍の期待される若駒たちの集結する当レースをオープン戦時期を含む過去10年の傾向から考察していきたい。

<引用元:昭和男児>

まずはじめに、経験こそ浅いが大敗直後の出走馬は危険。

過去10年の3着内馬30頭中28頭が、前走着順が3着以内であった為だ。

4着以下の戦績で臨んだ馬の当レースでの成績は3着内率前者の39.4%に対し7.7%と大苦戦している。

直近のレースで大敗または4着以下の馬は過度な期待は禁物と言えるだろう。

そして、キャリアの浅い馬と実績をしっかりと積んできた馬が優勢。

重賞格上げ後の過去7年の3着内馬21頭中13頭は、1勝クラス以上で1600メートル以上のレースで好成績を残した馬だ。

前述の条件で3着以内の入線経験がある馬の当レースの3着内率は46.4%と2頭に1頭は入線している計算だ。
迷ったらこのキャリアを持った馬から選ぶのも良さそうだ。
この経験のある馬から馬券を組んでも良いとも思える。

また、上記の実績のない馬で3着内に入線した馬の8頭は、合計出走数が2戦まで。
この条件外の馬は過去7年入線経験なし。
これは面白いデータではなかろうか。

また、直近の6年に絞ってみよう。
更に細かい部分になるが10月以前に1600メートル以上のレースで勝利した実績のある馬の戦績を見て欲しい。

10月以前の1600メートル以上の優勝馬
 1着6頭、2着6頭、3着6頭、4着以下23頭
 勝率14.6% 連帯率29.3% 3着内率43.9%

それ以外の馬
 1着0頭、2着0頭、3着0頭、4着以下18頭
 勝率0% 連帯率0% 3着内率0%

と、この様に直近6年まで絞れば、1600メートル以上の優勝経験のない馬が切り筆頭となる事がわかる。
いかに強そうに見えてもここでは勝てないという摩訶不思議なジンクスの様なものでもあるのだろうか。

これを踏まえて当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う。

推奨馬

◎本命 キャンデセント

新潟の2000メートルを稍重の馬場状態で後述の「トゥデイイズザデイ」とほぼ同じ走破タイムで勝利。

上り3Fも当馬の出走レースのメンバー中最速。当馬の後ろで脚を溜めていた馬よりも早く、ここは評価したい。
また、筆者が再三語っているが、またも若駒戦にここ最近めっぽう強い福永騎手騎乗も追い風。
実力も鞍上もデータ的にも文句なしの本命に推したい。

○対抗 フィデル

ここで選ぶ3頭の中で唯一右回り勝利からの臨戦馬。
本命か対抗か非常に悩ましいところではあったが、データ的なものと距離実績、馬場状態を加味して本命馬より一歩劣ると判断した。
本命馬は2000メートルを経験済みだが、当馬は1800メートル。
単純計算だが200メートル12秒換算すればこちらの方が走破が早いかもしれない計算になるが、ここはっ距離経験を加味して対抗としたい。

▲単穴 トゥデイイズザデイ

本命のキャンデセントと同距離、左回り経験のみ。当馬は中京の新馬戦からの臨戦馬だ。
本命馬の選定理由にて述べたが良馬場で本命馬とほぼ同じ走破タイム。
競馬場が違えど条件は対抗馬と比べれば近しいものだ。
対抗馬が本命に推したいと考えられる実績を残している為、こちらは単穴候補まで。

M.デムーロ騎手の「ライラック」も有力候補と考えるが、データを重視した為、上述の馬を選定したいと思う。
気になる方はこの馬も相手候補または頭候補に据えるのも悪くないと思う。
上記のデータとあわせてご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

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