【G1】ホープフルステークス 2023 予想 過去10年のデータで見えた、買いたい馬はコレだ!
どんなレース?
中山競馬場(芝)2000メートルで行われる2歳限定オープン戦
当レースは、JRA重賞の1年を締めくくるレースでその年の2歳ナンバー1を決めるGⅠになる。
2017年にGⅠに昇格され、このレースをステップに数々の名馬が誕生し、将来を見据える上で注目のレースになる。
2019年勝ち馬の「サートゥルナーリア」は後に「皐月賞」を2020年「コントレイル」はクラシック無敗の三冠を達成した後に「ジャパンカップ」も制しており、後のクラシックやGⅠレースに繋がる大事な一戦になる。
当初は「有馬記念」から「京都金杯」「中山金杯」までの期間があくため新設されたGⅠ競走だったが、2歳の頂点を決めるレースに格付けされてからは、実力馬が多数集結し、年内ラスト重賞のため否が応でも熱の入る一戦。
今回は過去9年のレースの(GⅠ昇格前の2017年以前のオープン時代を含めた)結果から好走馬の傾向を探って行きたいと思う。
注目ポイント
人気別成績
先ずは下記のデータをご覧頂きたい。
過去9年の1番人気の戦績
1着5頭、2着2頭、3着0頭、4着以下2頭
勝率55.6% 3着内率77.8%
過去9年の2番人気の戦績
1着2頭、2着1頭、3着4頭、4着以下2頭
勝率22.3% 3着内率77.8%
過去9年の3番人気の戦績
1着1頭、2着2頭、3着1頭、4着以下5頭
勝率11.1% 3着内率44.5%
過去9年の4番人気の戦績
1着0頭、2着2頭、3着1頭、4着以下6頭
勝率0% 3着内率33.3%
過去9年の5番人気の戦績
1着0頭、2着0頭、3着0頭、4着以下9頭
勝率0% 3着内率0%
過去9年の6番人気から9番人気の戦績
1着0頭、2着2頭、3着4頭、4着以下31頭
勝率0% 3着内率16.2%
過去9年の10番人気以下の戦績
1着1頭、2着0頭、3着0頭、4着以下52頭
勝率1.8% 3着内率1.8%
と、上記通り1番人気と2番人気の3着内率が77.8%と群を抜いて好成績を収めている。
特に1番人気は3着内率=連対率(内5勝)となっているのが驚異的だ。
2番人気は2勝と前者と比べ勝ち鞍こそ少ないものの、好走率の高さは目が離せない。
また、5番人気の馬は過去10年1度も馬券に絡めておらず今年はこのジンクスを覆す馬が出てくるだろうか。
6番人気以下の穴馬も数頭馬券に絡んでおり、馬券構築の際は1番人気、2番人気を軸に6番人気以下を相手に入れるのも1つの手だと言えるだろう。
前走の距離別戦績
こちらも先ずは下記のデータをご覧頂きたい。
過去9年の芝2000メートルからの臨戦馬の戦績
1着4頭、2着5頭、3着5頭、4着以下68頭
勝率4.9% 3着内率17.0%
過去9年の芝1800メートルからの臨戦馬の戦績
1着4頭、2着3頭、3着4頭、4着以下34頭
勝率8.9% 3着内率24.4%
過去9年の1600メートルからの臨戦馬の戦績
1着1頭、2着1頭、3着0頭、4着以下5頭
勝率14.3% 3着内率28.6%
過去9年のダートからの臨戦馬の戦績
1着0頭、2着0頭、3着0頭、4着以下10頭
勝率0% 3着内率0%
と上記のデータをご覧頂くとわかる通り、過去10年の勝ち馬は1800メートルか2000メートルからの臨戦馬で実に9頭を占めている。
1600メートルのレースからの臨戦馬は非常に数が少ないながら、勝率・3着内率は単独トップの数字を叩き出しており、「朝日杯フューチュリティステークス」を使わず、わざわざこちらに焦点をあわせて来たという事は、翌年の三歳クラシックを見据えて適正距離の幅のある実力馬である証明にもなるだろう。
上記のデータからダート以外の臨戦馬はその他データと合わせて注視しておきたい点だ。
生産牧場別成績
当レースは「ノーザンファーム生産馬」が他を圧倒しており、1着7頭、2着5頭、3着5頭、4着以下24頭と、ほぼ勝ち馬はこの生産牧場から出ており3着内率40%とかなり優秀な戦績を残している。
対して「社台ファーム」、「白老ファーム」からは各1頭ずつ勝ち馬を出しているが、他の生産牧場からの臨戦馬は期待薄で、このことから「ノーザンファーム」からの有力馬が出走してきている際は積極的に馬券に組み入れるのが馬券攻略の鍵になるだろう。
前走の間隔に注目
こちらはGⅠとして昇級後過去6年の結果になるのだが、前走との間隔が中4週以上だった馬が1着6頭、2着6頭、3着5頭、3着内率24.6%、実に3着内に入線した18頭中17頭が中4週以上の臨戦馬だということがわかる。
対して中3週未満の馬は3着内率4.5%とかなりの苦戦傾向にある。
余裕をもったローテーションの臨戦馬から馬券構築するのがベターだろう。
以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う。
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推奨馬
◎本命 シンエンペラー
前走「京都2歳ステークス」1着からの臨戦馬。
早くから期待される素質馬で、前走は着差は僅かながらもきっちりとラスト差し切った末脚は目を見張るものがあった。
血統的には父に「凱旋門賞馬」「ソットサス」をもつ良血一族。
データ面でもほぼクリアしておりここを勝てばクラシックも狙える逸材。
ここは不動の本命に推したい。
〇対抗 ゴンバデカーブース
前走「サウジアラビアロイヤルカップ」1着からの臨戦馬。
前走の「サウジアラビアロイヤルカップ」は最後方からラスト直線一気の競馬で全頭ごぼう抜きした末脚は圧巻の内容だった。
こちらもデータ面でクリアしており今後に期待がかかる1頭。
唯一の懸念点は逃げるか追い込みか極端なレースしかしておらず、メンバーレベルが上がる当レースで上手くレースの流れに対応できるかが鍵になる。
その点からここは対抗評価としたい。
▲単穴 ヴェロキラプトル
前走「野路菊ステークス」1着からの臨戦馬。
前走はスタートをうまく出して直線で押し切る横綱競馬でとても強い内容だった。
今年1番の2歳戦勝ち馬輩出している「スワーブリチャード」産駒だけに期待のかかる1頭。
重賞初挑戦でどこまで健闘できるか。といった所だろう。
ここは単穴評価にしたい。
「シリウスコルト」「レガライラ」
前者は前走「芙蓉ステークス」1着からの臨戦馬。
前走は今回と同条件のレースを先行して上がり最速で勝った競馬はとても強い内容だった。
今回はメンバーレベルも上がるため挑戦者としての一戦になる。
ここは△連下評価まで。
後者は前走「黄菊賞」1着からの臨戦馬。
「ノーザンファーム生産馬」、前走は負けはしたが上がり最速の末脚で3着に追い上げた内容は次戦に繋がる内容だった。
ここ2戦上がり最速の末脚を繰り出しており展開がはまれば面白い1頭。
今回は格上挑戦になるが鞍上「ルメール騎手」を配することから期待も込めて☆注意評価としたい。
以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。
ホープフルステークス2023予想
予想印はレース当日朝10時までに当ブログで公開します。
※AI予想ですので、本記事の印とは異なります。
是非馬券購入の参考にしてください。