【朝日杯フューチュリティステークス】過去データから見る、買うべき馬・展望・考察・推奨馬

阪神競馬場 1600メートル(芝)で行われる2歳オープン戦

1949年に創設された2歳馬重賞。
2014年に阪神競馬場へと舞台が変わり、距離も芝1600メートルへと変更された。

ここで勝利を掴んだ馬や惜しくも敗れてしまった馬。
様々な馬が以降の活躍を残してきた当レース。
現行の条件に変わった2014年からの過去7年のデータを元に考察していきたいと思う。

<引用元:昭和男児>

早生まれの馬にチャンス

2歳馬に関してはやはり早く生まれたものが有利という定説の通り、圧倒的に早生まれの馬が好成績を残している。

体の出来上がりや、調教開始した時期、様々な恩恵を受ける早生まれ。
ここでいう早生まれは同世代の中でも早く生まれたという人間でいう4月生まれの事だ。

馬の場合は1月~3月に生まれた馬を指す。

この1月~3月生まれの馬が当レースを6勝挙げているのに対し、それ以降の生まれの馬は1勝しか挙げられていない点で顕著に表れているのではないだろうか。

キャリア別の好走例についても見ていきたい。

まずは下記のデータをご覧頂きたい。

キャリア4戦以内

1着7頭、2着7頭、3着7頭、4着以下73頭
勝率7.4% 3着内率22.3%

キャリア5戦以上

1着0頭、2着0頭、3着0頭、4着以下21頭
勝率0% 3着内率0%

と、この様にキャリア4戦以内の馬しか勝利はおろか、3着にも入り込めていない。

キャリア5戦以上の馬にはかなり分が悪い結果が出ている。
4戦以内の馬から選んでいきたいところだ。

内枠が優勢傾向にある

阪神・芝1600メートルは知られている通り内枠の成績が良いコース。

特に1枠の成績が良く、2018年~2020年の3年間は、勝率12.2%、3着内率も27.3%と破格。過去7年の当レースでも、2014年のダノンプラチナや、2017年ダノンプレミアム。そして、2020年グレナディアガーズと、1枠から3頭の勝ち馬が出ている事にも触れておきたい。

重賞勝ち馬が毎年馬券に絡んでくる

過去7年、重賞勝ちの実績があった馬は、毎年馬券に絡んでおり、1着3頭、2着4頭、3着4頭、4着以下20頭。3着内率35.5%とある程度の信頼のおける数字である。

2歳馬のGⅠという事もあり、生まれつきの身体能力や生まれたタイミングなどのハンデもあり、ここまでの実績で、ある程度決まってしまう部分もあり、重賞勝ちの実績がある馬は有力と見ても良いだろう。

2勝以上挙げている馬にも注目

当レースで成績が良いのは2勝以上を挙げている馬である。
好走率重視なら2勝以上の馬からがセオリー。

逆に1勝馬は2020年7番人気1着のグレナディアガーズや、2019年14番人気3着のグランレイなど、高配当を呼び起こす刺客になり得るが過信は禁物。

穴として1頭くらい相手に入れるもしくは2頭軸などでフォローした馬券構築をした方が賢明と言えるだろう。

10月以降のレース勝利後の臨戦馬が狙い目

過去7年の勝ち馬は全て前走で1着。

2着以下の敗れた馬はアタマでは狙い辛い。
更に勝ち馬は全て10月以降のレースで勝利しており、前走が条件クラスの馬は11月以降のレースで勝利し、その勢いに乗り朝日杯フューチュリティSに臨み勝利している。

アタマを予想する際は、上記のデータと合わせて、前走の時期と着順にも目を向けると良さそうだ。

以上のデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う。

推奨馬

◎本命 セリフォス

文句なし。データ完全一致の馬。生まれは3月。前走1着。重賞既に2回制覇。前走11月。2勝以上の戦績にキャリア3戦。ケチのつけどころがない。使ったレースは全て当レースと同距離の1600メートル。阪神、新潟、中京。右も左も関係なく勝ち切っている事から、今回も主役の座は譲れない。ここは本命で。

○対抗 ジオグリフ

こちらもデータ完全一致。場数の違いでこちらを対抗に。しかし、こちらはC.ルメール騎手が騎乗する為、鞍上の経験値では圧倒的にこちらが上。鞍上の判断ひとつで大きく戦局が変わるかもしれない。僅差だが実績でこちらを対抗とした。三連単フォーメーションなどを組む場合、アタマ2頭で組んだ方が良いだろう。そのくらい僅差と判断する。

▲単穴 ドーブネ

武幸四郎厩舎からの参戦。惜しくも届きそうで届かない結果を手にしたいところだろう。データ上では上記2頭には及ばないが、血統的にも申し分なくディープ産駒はよく走る。上述のデータにも当てはまる部分も多数あり、伏兵馬からの一発があるとしたらこの馬ではなかろうか。ここは単穴で。

ダノンスコーピオン」「スプリットザシー」なども怪しい。

特に後者は牝馬でありながらこちらに出走。
記念受験のようなノリなのか勝算があるのか真意は掴めないが不気味な存在だ。

前者は単穴のドーブネと然程変わらない評価ではあるが、阪神で2戦2勝。この戦績は侮れない。
前者は△後者は☆評価としたい。
以上の内容とデータをご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

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