【第62回きさらぎ賞】過去データから見えた買うべき推奨馬3頭
中京競馬場 2000メートル(芝)で行われる3歳オープン戦
三歳三冠の登竜門として2月の京都を沸かせる当レースだが、京都競馬場の整備工事の為、昨年に続き今年も中京競馬場の芝2000メートルで行われる。
会場と距離が例年とは違うが過去10年のデータから考察していきたいと思う。
Contents
早生まれの馬がやや優勢か
過去10年の当レースの結果を見ていく上でひとつ見ていきたいところが生まれだ。
早生まれの馬の好走率がやや高くなっており、中でも2月生まれの馬の勝率が21.7%とかなり高くなっている。
6番人気で勝った2013年のタマモベストプレイや、2017年の6番人気アメリカズカップ、2020年7番人気のコルテジアなど人気薄にも関わらず勝利した馬もいる事も意識したい。
人気馬による上位独占ではないが…
当レースは過去を振り返ってみてもフルゲートになることが少なく、近年の結果を振り返ってみても、大波乱と言えるような結果はない。
過去10年で3着以内に入った馬は全て7番人気以内であった。
上位人気が独占しているわけではないが、7番人気以内の馬には勝った負けたの勝負が出来る傾向の強いレースと言えそうだ。
よって、穴党でもその辺は意識しつつあまり派手な穴馬は狙わない事が吉と出るかもしれない。
キャリア2戦、3戦の馬が中心
過去10年の通算出走数ごとの成績で見てみたところ、キャリア2戦、3戦の馬が好走率が高くなっている。
昨年など、キャリア3戦のラーゴム、ヨーホーレイク、ランドオブリバティが3着内を独占した事からその傾向が強いことがわかるだろう。
キャリア1戦の馬は14頭出走し、いずれも新馬勝ちからの臨戦となっていたが、1着1頭、2着1頭と以下全て4着以下に敗れている。
2013年、2018年に出走したキャリア1戦の1番人気であったリグヴェーダ、ダノンマジェスティは8着、9着と大敗している為、キャリア1戦馬は割引が必要だろう。
2勝馬を中心視したい
当レースは基本的に2勝馬と1勝馬による戦いになることが非常に多く、前述の通り1勝馬は新馬上がりのキャリア1戦の馬が多い。
よって、ここは信頼度と経験を取って2勝馬からいくのがセオリーだろう。
しかし、新馬上がりでない1勝馬で3着以内に入った馬は17頭。
そのうち14頭は、デビューからの通算戦績で3着内率が66.7%以上であった。
簡単に行ってしまえば馬券圏内からはずれた事のない1勝馬は相手候補としてはうってつけだ。
相手次第では本命にしても良いだろう。
最後に前走傾向を探っていきたい
前走出走レースが1600メートル、もしくは、2000メートル且つ3着以内だった馬に注目したい。
過去10年の勝ち馬は全て前走で1600メートルか2000メートルを使っていた。
2017年のアメリカズカップ(前走GⅠ出走)を除く9頭は全て前走3着以内。
ここは要注目ポイントではなかろうか。
そこに上記で述べた単勝7番人気以内、早生まれの馬(1~4月)などの条件を絞っていけば、選定が楽になるのではなかろうか。
以上の内容を元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う。
推奨馬
◎本命 マテンロウレオ
今回は上述に合致する馬はあまり見受けられなかったが、早生まれ且つ1勝馬のみで前走GⅠのこの馬に2017年の再来を期待したい。
今回は2勝馬が一頭もいないレースの為、過去の勝ち馬の傾向からこちらを選定した。
後述する対抗馬との二頭軸も視野に入れてみるのも良いかもしれない。
○対抗 アスクワイルドモア
前走本命馬と直接対決で負けている為、こちらは対抗評価。
しかしながらキャリア4戦の3着内率は75.0%となっており、直接対決云々を除けばこちらの方が、データ的には分がありそうな内容だ。
西の武豊騎手と東の横山典弘騎手。
2000年前半はこの二人の日本人騎手がかなりの勝利数を挙げ有力馬を持っていたこともあり、この二頭の叩き合いになった際は見ものではなかろうか。ここは対抗で。
▲単穴 ストロングウィル
2着1回、1着1回とキャリア2戦目。
ここは非常に期待出来るのではないかと思われる。
キャリア2戦目の馬の3着内率40.0%。
勝率20.0%と、各キャリアごとでTOP2とTOP1の結果が出ている為、今回のレースでも強い馬と戦った事のあるなしの経験値がどう出るか程度の差でしかないと考えられる。
当馬が1着でもなんら不思議ではないが、ここは対抗としたい。
「メイショウゲキリン」「セルケト」前者はデビューから一度も掲示板を外したことがなく3着内率も75.0%。
しかし、前走距離が2200メートルと勝ち馬の条件から外れていたため、ひとつ評価を落とした形だ。
そういった部分を無視するのならば対抗評価くらいまで押し上げたい一頭。
後者は単穴に選定した「ストロングウィル」と評価はほぼ同じだが、鞍上がテン乗りである事が気にかかる。
その一点のみではあるが、福永祐一騎手→C.デムーロ騎手→岩田望来騎手と鞍上が強化されたとは言い難い部分もあり評価を下げた。
※おまけの一頭※
「エアアネモイ」新馬上がりの1勝馬は期待に応えられない傾向はあるが、やはり不気味ではある。
走破タイムも上がり3ハロンタイムもあまり褒められたものではないので、軽視しても良いかもしれないが気になる方はチェックしておいても良いかもしれない。
以上の内容と上記のデータをもとにご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。
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