【第58回 七夕賞】過去10年のデータから見えた、買いたい馬
福島競馬場 2000メートル(芝)で行われる3歳以上オープンハンデ戦
当レースはサマー2000シリーズの開幕戦に位置づけされる、七夕前後に行われる重賞となっており、シリーズのチャンピオンへの第一歩として、気にかけておきたい重要な一戦。
今回も過去10年の傾向から考察していきたいと思う。
Contents
斤量に注目したい
ハンデ戦という事もあり、様々な斤量での出走馬がおり、力関係を計りづらい傾向にあるが、過去10年で見てみると57キロ台の馬が7勝を挙げていた。
特に57キログラムの馬が好相性で6勝を挙げている。
勝率、連対率も単独トップで期待値が非常に高い。
また、トップハンデ想定の58キログラムの馬も勝率こそ0%だが、3着内率は42.9%と破格の数字が出ている。
過去10年の結果を見る限り、既にある程度の実績を持っている馬が優勢と言えるだろう。
軽ハンデの馬では55キログラムが最も馬券入線率が高く、3着内率も29.0%となっているので、注目しても良さそうだ。
総括すると、馬券に絡みやすい斤量は「57キログラム」「58キログラム」「55キログラム」となっている。
直近の勝ち星にも注視したい
過去10年の勝ち馬10頭中8頭は、直線の短い競馬場での勝利実績があった。
函館、札幌、小倉、中山、福島などのオープンクラスでの勝ち星がある馬が優勢傾向にある。
上述の通り57キログラムの馬が馬券入線率、勝率全て鑑みて最も期待値が高いので、これらの条件に当てはまる馬がいれば積極的に選んでいきたい。
枠順にも気を付けたい
過去10年の結果を2枠、6枠が3勝ずつの計6勝。
4枠が2勝を挙げており、その他はどんぐりの背比べ状態で拮抗している。
その中で最も馬券入線率が低いのが「7枠」だ。
かなり昔から競馬を嗜んでいる方からすると意外かもしれないが、ここ10年で一度も勝ち馬が出ていないうえに、3着内率も単独のワースト1となっている。
全ての枠が3着内率15.0%以上の結果が出ている中、「7枠」のみ5.0%となっている。
過去には1981年から1995年まで七夕にちなんだ「7」の枠が11連対するなど活躍していただけに、競馬歴の長い方ほど罠にハマりやすいかもしれないので、注意が必要だ。
基本的は、2枠、4枠、6枠中心で考えるのが良さそうだ。
馬齢にも注目したい
まずは下記のデータをご覧頂きたい。
過去10年の4歳馬の戦績
1着2頭、2着2頭、3着1頭、4着以下11頭
勝率12.5% 3着内率31.3%
過去10年の5歳馬の戦績
1着4頭、2着3頭、3着3頭、4着以下34頭
勝率9.1% 3着内率22.7%
過去10年の6歳馬の戦績
1着3頭、2着4頭、3着5頭、4着以下37頭
勝率6.1% 3着内率24.5%
過去10年の7歳以上の馬の戦績
1着1頭、2着1頭、3着1頭、4着以下40頭
勝率2.3% 3着内率7.0%
基本的には若い馬ほど勝ちやすいデータとなっている。
馬券圏内で見ても4歳馬が圧倒しており、古馬になって初年度の馬が最も勢いがある。
5歳、6歳はほぼ横並びだが、3着内率では6歳馬がややリードしている。
ここまでのデ-タと併せて選んでいくのが吉だろう。
所属と騎手に注目
過去10年での美浦と栗東の戦績は、ほぼ五分で1着、2着は同数の5勝ずつ。
3着が栗東が6勝とリードしているが、誤差程度の範囲なので気にしなくても大丈夫だろう。
しかし、ここで注意したいのが、“穴馬の激走”についてだ。
穴馬が突っ込んでくるといった側面だけで見ると、栗東所属の馬に軍配が上がる。
特に注意したいのが、【栗東所属馬】に【美浦所属の騎手】が乗る場合だ。
この条件の馬が過去に2桁人気で6頭も馬券に絡んでいるので、この辺りも気にしておいた方が良いかもしれない。
以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う
推奨馬
◎本命 モズナガレボシ
前走「目黒記念」16着からの臨戦馬。
直近の戦績だけでは頼りない着順となっているが、ハンデ戦ならではの結果もあると考え、データに最も合致しているこの馬を本命として選びたい。
鞍上も戸崎圭太騎手となっており、一定水準以上の信頼度はあるかと考える
。栗東所属馬に美浦所属騎手このコンビで勝利を掴めるか。ここは本命で。
〇対抗 アンティシペイト
前走「福島民報杯」1着からの臨戦馬。
過去に直線距離の短いオープンクラスでの勝利を収めている数少ない馬。
こういった実績の合致は非常に重要となる場合が多く、今回も例に漏れずそうなるのではないかと推察される。
この条件に合致する馬が極端に少ない=開催地が福島である事も踏まえ、競馬場相性は非常に重要と考える。
データでもある程度の合致を示している為、ここは対抗評価で。
▲単穴 ショウナンバルディ
前走「鳴尾記念」7着からの臨戦馬。
普通に考えて上位人気になるであろう当馬。
こちらもデータ面で良い部分が合致しており、鞍上や斤量、馬齢も含め好走する可能性は極めて高いだろう。
ここから流すのもありかもしれないが、その他の面も考慮して、今回は単穴評価に甘んじさせて頂きたいと思う。
「フォルコメン」「ヒートオンビート」
前者は前走「ダービー卿チャレンジトロフィー」2着からの臨戦馬。
前走の勝ち馬「タイムトゥヘヴン」が好走を続けている事から、その2着を評価したい。
距離的なものは過去に2000メートルでも2着入線の経験があり、問題なくこなせると考えている。
マイルを主戦場として戦ってきたが、思うように「勝利」という結果がついてこないのは、本来この距離が適正だったのかもしれないという可能性も含め△連下評価としたい。
後者は前走「天皇賞(春)」4着からの臨戦馬。
説明不要の1番人気筆頭候補ではなかろうか。
ここまで勝ち切れずにはいるが、一線級相手にも引けを取らない競馬を続けている為、データ云々以前に切ってはいけない馬かと考える。
当記事ではデータを最重要視している為、今回は☆注意評価として挙げておきたい。
以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。
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