【第11回 みやこステークス】事前考察・予想・推奨馬。買わなくて良い馬は?
阪神競馬場 1800メートル(ダート)で行われる3歳以上オープン戦
2020年の覇者クリンチャーが、今年の佐賀記念、名古屋大賞典を連勝し、帝王賞3着と大健闘した事が記憶に新しい当レース。
当レースの優勝馬は以降のダート戦線での活躍に注目したい馬になるだろう。
直近にチャンピオンズCも控えており、ダート戦の行く末を占う上で見逃せない一戦となっている。
今回は2018年は中止となっていた為、過去9年のレース傾向から考察して行きたいと思う。
Contents
前走人気馬
過去9年の3着内馬27頭中18頭は、前走人気が1~2番人気であった。
3番人気以下の馬は前者の36.0%に対し11.1%と心もとない数字となっている。
ここでは前走人気にも注意が必要だろう。
そして、前走り好走馬も見逃せないデータが出ている。
以下のデータをまずはご覧頂きたい。
前走4着以内の馬の当レース戦績
1着8頭、2着6頭、3着8頭、4着以下56頭
前走5着以下の馬の当レース戦績
1着1頭、2着3頭、3着1頭、4着以下48頭
この様に5着以下の馬の3着内率が9.4%と信頼度がかなり低い。
前走4着以上での臨戦馬から馬券を構築していくのが良いだろう。また、この条件に当てはまり尚且つ1着馬との着差が1.0秒以上の大敗を喫した馬は、3着内率4.4%と更に厳しい。
また、馬格にも注目していきたい。
大型馬が不振傾向にある当レース。
結論から言うと500kg以上の馬は割引が必要だろう。
過去9年の3着内の馬27頭中18頭が500kg未満であった。
500kg以上の馬の3着内率は前者の26.5%に対し14.3%と半数程度となっている。
また更に絞った過去6年の結果を見てみると3着内率10.8%と更に苦しい結果が出ている。
直近の傾向を重視するのであれば、500kg未満の馬から選んだほうが懸命だと言えるだろう。
前走最終コーナーの通過順位
過去9年の優勝馬はいずれも、前走の最終コーナー通貨順位が6番手以内となっており、さらには単勝人気が3番人気以内。
そして、5月以降のオープン戦で4着以内に入線した経験のある馬であった。
また、当レース創設時の優勝馬「トランセンド」もこの条件を全て満たしていた事から、こちらのデータも見逃せないものとなるだろう。
最後に当レースと同年の春以降の実績も重要なファクターとなってくる事もお伝えしておきたい。
過去9年の3着内の馬27頭中24頭は、上述とやや重複するが4月以降のオープン戦で4着以内入線経験のある馬であった。
この経験がない馬の3着内率は5.2%と大苦戦。
切り筆頭候補となるだろう。
過去6年に絞ると後者は38頭出走中1頭しか3着内に入れず信頼度がかなり低くなっている。
春以降のオープン戦で4着以上、500kg未満、先行力のある脚質であることを大前提で馬券を組むことをお勧めしたい。
以上を踏まえて当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う。
推奨馬
◎本命 クリンチャー
昨年の覇者。データ的にも十二分に条件を満たしており、連覇に向けて視界良好。
ここでも本命の1頭となるだろう。
7歳と高齢馬ではあるが、GⅢクラスでは負けられない実績のある馬なだけにここは本命とする。
○対抗 メイショウムラクモ
1勝クラスで多少もたついたが、その後は順調に勝ち星をあげ、3歳のダート界の新星として目覚ましい活躍を見せてくれる事だろう。
勝ちレースのタイム差が1勝クラスで1.3秒、2勝クラスで1.2秒、GⅢで0.5秒とまだまだ余裕がある。
ここは期待の新星として注目したいところだ。
ここではクリンチャーの存在が大きく壁として立ちはだかるか、超えていけるかの試金石となるだろう。
▲単穴 スワーヴアラミス
安定感抜群。
6歳馬ではあるがここまで大きく崩れる事なく走り続けている事から、ここでも勝ち負けの勝負が出来るだろう。
前述の2頭がいなければ本命候補にも挙げたい1頭だ。
直近4レースの戦績も2着、1着、1着、3着と全て馬券圏内に収まっている為、有力候補の一角として見ておきたい。
「メイショウハリオ」「ロードブレス」なども気になるが、ここでは上述の3頭が抜けていると判断した。
データ的にも実績的にも推奨馬たちがレース展開を作る形になるのではなかろうか。
以上をご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。
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