【G1】朝日フューチュリティステークス 2023 予想 過去10年のデータで見えた、買いたい馬はコレだ!
レース概要
2023年12月17日 (日) 15:40
阪神競馬場 芝1600m
どんなレース?
阪神競馬場1600メートル(芝)で行われる2歳オープン戦
当レースは、来年のクラシックやGⅠ戦線に向けての2歳馬のチャンピオンを決める一戦。暮れのGⅠ「ホープフルステークス」と共にどちらかの勝利馬が世代トップの称号手にすることが多い一戦になる。
そのため当レースの勝ち馬や上位入着馬がその後のGⅠで活躍するケースが多く見られる。
過去には、2018年に勝利した「アドマイヤマーズ」は、後に「NHKマイルカップ」、「香港マイル」を勝利し、2021年に勝利した「ドウデュース」は後に、「日本ダービー」を勝利している。
この様に、将来の活躍馬を占う一戦として見所が多いレースになる。
今回は、2014年以降の「阪神競馬場」に移設した過去9年のレースの結果から好走馬の傾向を探っていきたいと思う。
出馬表
注目ポイント
前走別成績
過去9年の前走別成績で、最も勝率が高いのは「サウジアラビアロイヤルカップ」からの臨戦馬で勝率が27.3%、3着内率が54.5%、次いで「デイリー杯2歳ステークス」からの臨戦馬で、勝率4.2%、3着内率29.2%となっている。
この2戦の共通点は、芝の1600メートルの重賞で、強い相手と戦ってきた経験が活きていることが考察できる。
臨戦過程から距離適性なども重要視して馬券を組み立てていきたいところだ。
前走2着以下の馬への過度な期待は禁物
過去9年の勝ち馬は全て前走も勝利していた。
上述の「サウジアラビアロイヤルカップ」「デイリー杯2歳ステークス」を勝利したの臨戦馬は、1着4頭、2着3頭、3着2頭、4着以下3頭で3着内率75.0%と非常に信頼度が高い。
対して、前走どちらかのレースで2着以下に敗れた馬は1着0頭、2着3頭、3着1頭、4着以下19頭で3着内率が17.4%と、前者と比べてしまうと雲泥の差がある。
よって、前走で2着以下に敗れた馬の好走率は低く馬券の軸にはし辛いといった事も頭に入れておきたい。
通算出走数
過去9年のキャリアごとの成績を見ると、通算出走数が多い馬ほど好走率が下がる傾向が見られる。
しかし、キャリア4戦の馬は好走率が比較的高い傾向にある。
その中でも単勝6番人気以下の3着内率が15.4%となっており、穴馬にしては比較的高い数値を残している。
これに加えて、当レース2014年の「アルマワイオリ(2着)」2015年の「シャドウアプローチ(3着)」2016年の「ボンセルヴィーソ(3着)」が単勝2桁人気で好走した例もあることから、キャリア4戦の馬は人気薄でも注意深く考慮していきたい。
血統
過去9年の当レースにおいて、「ディープインパクト産駒」が最も勝ち馬を輩出していたが、その産駒は前年度がラストクロップであり今年からは出走はない。
代わりに注目されるのが「ハーツクライ産駒」で、連対率、3着内率ともに高い成績を誇っている。
「ハーツクライ産駒」は晩成のイメージがあるものの、2歳戦でも好走し当レースでも良い実績を残している。
今年のレースでは特に「ハーツクライ産駒」に注目したいところだ。
過去9年の人気別成績
まずは下記のデータをご覧いただきたい。
過去9年の1番人気の成績
1着4頭、2着2頭、3着2頭、4着以下1頭
勝率44.4% 3着内率88.9%
過去9年の2番人気の成績
1着2頭、2着3頭、3着1頭、4着以下3頭
勝率22.2% 3着内率66.7%
過去9年の3番人気の成績
1着1頭、2着1頭、3着2頭、4着以下5頭
勝率11.1% 3着内率44.4%
過去9年の4番人気の成績
1着0頭、2着0頭、3着1頭、4着以下8頭
勝率0% 3着内率11.1%
過去9年の5番人気の成績
1着0頭、2着0頭、3着0頭、4着以下9頭
勝率0% 3着内率0%
過去9年の6番人気から9番人気の成績
1着2頭、2着2頭、3着0頭、4着以下3頭
勝率5.6% 3着内率11.1%
過去9年の10番人気以下の成績
1着0頭、2着1頭、3着3頭、4着以下62頭
勝率0% 3着内率6.1%
1番人気馬は過去9回中8回馬券に絡んでおり信頼度が高い。
1番人気が馬券買いに沈んだのは2016年のみで、この年は単勝3番人気以内の馬が4着以下に敗れ波乱が起きた年であった。
また、2016年以外の8回では、2番人気馬と3番人気馬のうち少なくとも1頭は3着内に入線する傾向も見られる。
ただし、前述の8回中5回は7番人気以下の馬が3着内入線を果たしており、下位人気馬も好走の可能性を秘めている為、注意が必要だろう。
以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う
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推奨馬
◎本命 シュトラウス
前走「東スポ杯2歳ステークス」1着からの臨戦馬。
前々走の「サウジアラビアロイヤルカップ」では、3着に敗れたが相手関係を考えれば負けて強しの競馬で、想定3番人気、キャリア4戦目と多くの好走データに合致し、前走の「東スポ杯2歳ステークス」では、地力の高さを証明して先行押し切りと他馬を圧倒した競馬だった。
ここは総合評価で実力が1枚抜けおり不動の本命に推したい。
〇対抗 ジャンタルマンタル
前走「デイリー杯2歳ステークス」1着からの臨戦馬。
想定2番人気、キャリア3戦目。
これまでは2戦2勝と地力の高さが窺える。
リーディング2位の「川田騎手」に乗り替わりも好材料で、対抗評価としたい。
▲単穴 ダノンマッキンリー
前走「秋明菊賞」1着からの臨戦馬。
想定1番人気、キャリア3戦目。
この馬もこれまで2戦2勝と地力の高さが窺えるものの、今回初の1600メートルの距離。戦ってきた相手関係を考慮して、単穴評価で。
「エコロヴァルツ」「タガノエルビーダ」
前者は、前走「コスモス賞」1着からの臨戦馬。
今回がキャリア3戦目で、前走の「コスモス賞」では2着馬に1.0秒差の着差をつけて快勝している。
懸念点は、上述の重賞からの臨戦過程ではない事や、初の1600メートルの距離という不安材料もあるため、△連下評価までとしたい。
後者は、前走「新馬戦」1着からの臨戦馬。
キャリア1戦目、前走1600メートルで勝利しており適性の高さが窺える。
しかしながら、「新馬戦」からの臨戦ということもあり、相手強化された今回は、地力面での評価が難しく☆注意評価としたい。
以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。
朝日フューチュリティステークス2023予想
予想印はレース当日朝10時までに当ブログで公開します。
※AI予想ですので、本記事の印とは異なります。
是非馬券購入の参考にしてください。