【G3】カペラステークス 2023 予想 過去10年のデータで見えた、買いたい馬はコレだ!
中山競馬場1200メートル(ダート)で行われる3歳以上オープン戦
どんなレース?
2023年12月10日 (日) 15:20
中山競馬場 ダ1200m
当レースは、JRA唯一の短距離1200メートルで行われるダートの重賞で、スタートから100メートルほど芝の上を走るため、より長く芝を走れる外枠の馬が有利な傾向にあるコースである。
2014年の勝ち馬「ダノンレジェンド」と2021年の勝ち馬の「ダンシングプリンス」は、その後「JBCスプリント」でも勝利を収めている。
今年も新たな飛躍を果たす馬が期待される一戦となっている。
それらを踏まえ、過去10年の結果より好走馬の傾向を探ってみた。
出馬表
枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 厩舎 | 想定オッズ | 想定人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ピンシャン | 牡6 | 57 | 石橋脩 | 栗東森秀 | 60.8 | 15 |
1 | 2 | メタマックス | 牡3 | 56 | 菅原明 | 栗東森秀 | 6.6 | 3 |
2 | 3 | テイエムトッキュウ | 牡5 | 57 | 津村 | 栗東木原 | 7.5 | 4 |
2 | 4 | デュアリスト | 牡5 | 57 | 三浦 | 栗東安田隆 | 13 | 7 |
3 | 5 | ラプタス | セ7 | 58 | 幸 | 栗東松永昌 | 56.9 | 14 |
3 | 6 | アイスリアン | 牝5 | 55 | 亀田 | 栗東高柳大 | 19.6 | 11 |
4 | 7 | スズカコテキタイ | 牡4 | 57 | 岩田康 | 美浦奥村武 | 10.6 | 5 |
4 | 8 | オーロラテソーロ | 牡6 | 57 | 佐々木 | 美浦畠山 | 17 | 10 |
5 | 9 | オールアットワンス | 牝5 | 56 | 石川 | 美浦中舘 | 34.7 | 13 |
5 | 10 | タガノクリステル | 牝4 | 55 | 戸崎圭 | 栗東長谷川 | 5.1 | 1 |
6 | 11 | アティード | 牡5 | 57 | 田辺 | 美浦加藤士 | 32.3 | 12 |
6 | 12 | ベルダーイメル | 牡6 | 57 | 吉田豊 | 栗東本田 | 15.5 | 9 |
7 | 13 | チェイスザドリーム | 牝4 | 55 | 藤岡佑 | 栗東矢作 | 12.9 | 6 |
7 | 14 | オメガレインボー | 牡7 | 57 | 横山和 | 栗東安田翔 | 13.2 | 8 |
8 | 15 | カイザーメランジェ | 牡8 | 57 | 江田照 | 美浦中野 | 92.9 | 16 |
8 | 16 | リュウノユキナ | 牡8 | 58 | 柴田善 | 美浦岩戸 | 6 | 2 |
注目ポイント
過去10年の人気別成績
まずは下記のデータをご覧頂きたい。
過去10年の1番人気の戦績
1着1頭、2着2頭、3着1頭、4着以下6頭
勝率10.0% 3着内率40.0%
過去10年の2番人気の戦績
1着2頭、2着2頭、3着4頭、4着以下2頭
勝率20.0% 3着内率80.0%
過去10年の3番人気の戦績
1着3頭、2着1頭、3着0頭、4着以下6頭
勝率30.0% 3着内率40.0%
過去10年の4番人気の戦績
1着2頭、2着1頭、3着0頭、4着以下7頭
勝率20.0% 3着内率30.0%
過去10年の5番人気の戦績
1着0頭、2着0頭、3着0頭、4着以下10頭
勝率0% 3着内率0%
過去10年の6番人気から9番人気の戦績
1着1頭、2着3頭、3着5頭、4着以下31頭
勝率2.5% 3着内率22.5%
過去10年の10番人気以下の戦績
1着1頭、2着1頭、3着0頭、4着以下67頭
勝率1.4% 3着内率2.9%
過去10年のデータでは、上位人気の馬の信頼度が高いことがわかる。
特に注目すべきは2番人気の馬の3着内率が80.0%と非常に高い数字となっており、1番人気の馬よりも好走率が高い点だ。
一方で、10番人気以下の馬の3着内率は2.9%と非常に低く、馬券の組み立ては、上位人気の馬から中穴人気の馬までで構築することがベターだろう。
馬齢別成績
馬齢を重ねるにあたり、戦績は落ちている傾向にある。そのことを踏まえて下記のデータをご覧頂きたい。
過去10年の3歳馬の戦績
1着3頭、2着0頭、3着0頭、4着以下9頭
勝率25.0% 3着内率25.0%
過去10年の4歳馬の戦績
1着4頭、2着2頭、3着1頭、4着以下23頭
勝率13.3% 3着内率23.3%
過去10年の5歳馬の戦績
1着2頭、2着3頭、3着4頭、4着以下35頭
勝率4.5% 3着内率20.5%
過去10年の6歳馬の戦績
1着1頭、2着3頭、3着2頭、4着以下28頭
勝率2.9% 3着内率17.6%
過去10年の7歳馬以上の戦績
1着0頭、2着2頭、3着3頭、4着以下34頭
勝率0% 3着内率12.8%
この様に、過去10年の3歳馬から7歳馬以上の馬の3着内率は、馬齢が高くなるにつれ減少傾向があるものの6歳馬までは大きな差はない。
3歳馬と4歳馬の勝率が頭ひとつ抜けているが、3歳馬の扱いが難しい。3歳馬の3着内率=勝率となっており、“勝つか馬券外に飛ぶか”の極端な傾向がある為、取捨選択が難しい側面もあり、馬券構築時には注意してその他データ面での適性を見ていきたいところだ。
枠番別の傾向
過去10年、当レースでは1枠に入った馬が4勝しており、勝率は20.0%、3着内率は35.0%と好走率で1番高い数値を叩き出している。
注視したいのは2014年に1枠に入り勝利した、12番人気の「ダノンレジェンド」も同枠だった点だろう。
中山ダート1200メートルは芝スタートのため外枠が有利とされているが、意外にも当レースでは最内1枠が最も勝率が高い。
次いで、6枠の3着内率が30.0%、7枠の3着内率25.0%となっており、6枠と7枠の馬が相手候補として有力だろう。
前走別成績
過去10年の前走別成績では、地方競馬からの臨戦馬が好走。
中でも「JBCスプリント組」は勝率13.3%、3着内率53.3%と非常に信頼度が高い。
また、「テレ玉杯オーバルスプリント組」は出走頭数こそ少ないが勝率33.3%、3着内率66.6%となっており、こちらも高い好走率を誇っている。
前走前述の2レース以外の地方競馬からの臨戦馬は全16頭中出走していたが、1度も馬券に絡んでいない為、該当馬に過度な期待は禁物だろう。
以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う。
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推奨馬
◎本命 リュウノユキナ
前走「JBCスプリント」3着からの臨戦馬。
想定2番人気。好走データに多く合致している。
8歳にして衰えを感じさせない面も好材料。
ここは本命で。
〇対抗 タガノクリステル
前走「藤森ステークス」7着からの臨戦馬。
想定3番人気、前走は内枠で窮屈な競馬を強いられ7着と敗れたが、今年に入り7回出走して3着内を外したのは2回と安定した走りを見せる。
4歳馬で、充実期に入ったと見て対抗評価としたい。
▲単穴 メタマックス
前走「銀嶺ステークス」1着からの臨戦馬。
好走データの3歳馬で、もうすぐ4歳になるこの時期に古馬より1キロ斤量が軽いのは魅力。
現在2連勝中と勢いもあり、単穴評価としたい。
「アイスリアン」「ラプタス」
前者は、前走「室町ステークス」1着からの臨戦馬。
現在2連勝中と勢いのある馬。前走は中団からの差し競馬がハマり、ラストの叩きあいを制した末脚は見事なものだった。
ここは格上挑戦になるのでどこまで健闘できるか。
といった所だろう。
ここは△連下評価までとしたい。
後者は、前走「JBCスプリント」5着からの臨戦馬。
前走は、強い相手に5着と好走しており、7歳馬だが衰えはあまり感じられない内容であった。
ここはスタートを決めて得意の先行競馬ができれば馬券内もあるとみて☆注意評価としたい。
以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。
カペラステークス2023予想
予想印はレース当日朝10時までに当ブログで公開します。
※AI予想ですので、本記事の印とは異なります。
是非馬券購入の参考にしてください。