【第89回 日本ダービー】過去データから見えた買うべき3頭

日本ダービー競馬予想

東京競馬場2400メートル(芝)で行われる牡馬・牝馬3歳オープン戦

1932年に創設され、ここまで2400メートルの距離を一度も変更することなく継続している歴史あるレースである。
3歳馬の頂上決戦と言っても過言ではない当レース。
こちらも過去10年の結果から考察していきたいと思う。

上位人気の馬からがセオリーか

過去10年の連対馬20頭中19頭が単勝人気が5番人気以内の馬であった。

この事から1,2着の馬を選ぶにあたって、5番人気以内の馬が非常に信頼度が高い事がおわかり頂けるであろう。
基本的には実力上位の馬が大崩れする事はないと考えても良さそうだ。

しかし、3着入線の馬に限って言えば、過去10年の3着馬10頭中6頭が6番人気以下からの入線となっている為、ヒモを選ぶ際には下位人気も視野に入れておかなくてはならない事も覚えておきたい。

内枠優勢傾向か

まずは下記のデータをご覧頂きたい。

1枠、2枠の戦績

1着4頭、2着3頭、3着3頭、4着以下30頭
勝率10.0% 3着内率25.0%

3枠、4枠の戦績

1着1頭、2着2頭、3着2頭、4着以下34頭
勝率2.6% 3着内率12.8%

5枠、6枠の戦績

1着3頭、2着4頭、3着2頭、4着以下31頭
勝率7.5% 3着内率22.5%

7枠、8枠の戦績

1着2頭、2着1頭、3着3頭、4着以下53頭
勝率3.4% 3着内率10.2%

最内枠の1枠とその隣である2枠の4頭が最も好走率が高い

2017年から5年連続連対しており、優先度は極めて高い。
それに続くのが5枠、6枠だ。

3,4枠の戦績の悪さが顕著に目立つ結果が出ている。

大外は枠の関係上頭数が多くなる為、4着以下がかなり多く分母も大きくなるが、それでも3枠、4枠の方が率が悪いという事は、好走率が低い他ならない証明となってしまう。

よって、1,2,5,6枠の馬を主軸に考え、その後に追加したい馬が7,8枠にいれば選んでも良さそうだ。

通算出走数にも注目

キャリア4戦、5戦の馬が強い
過去10年の連対馬20頭中15頭がここから出ている。

3戦の馬からは勝ち馬が1頭のみ。6戦の馬からは連対馬2頭、7戦以上からは連対馬が2頭となっており、4戦の馬が7頭、5戦の馬が8頭と圧倒的だ。

基本的にはキャリア4~5戦の馬をメインに考えると良いだろう。

皐月賞組が鉄板か

過去10年の前走別成績では、3着内率が最も高いのは前走「皐月賞」組の23.3%となっている。

しかし、勝率だけで見ると8.1%となっており、勝ち馬を輩出しているローテの中では最も低い。

それに対して勝率が最も高いのは、前走「毎日杯」組で勝率が16.7%となっている。

これは単独トップの数字ではあるが、出走馬が6頭しかおらず、その内5頭が4着以下と大きな信頼度は寄せ辛い。

しかし、面白い事に「京都新聞杯」組は23頭出走し4頭が馬券に絡んでおり、勝ち馬も2頭で勝率8.7%と「皐月賞」組のそれをやや上回る結果が出ている。

ここに固執する必要はないが、勝つ可能性のあると考えられる馬であれば「京都新聞杯組」から頭を選定するのも面白いかもしれない。

また、「青葉賞」組も勝ち馬こそいないものの3着内率は各ローテーションごとの3着内率では2番目に高いので、ここも軽視は出来ない。

この辺りも念頭に馬券を組むのが良さそうだ。

通算勝利数にも注目

4勝以上の馬が信頼度が高い。

こちらは勝率単独トップの16.7%となっており、2番目に高い3勝馬の6.0%に大きな差を付けている。

それに続くのが2勝馬で勝率4.8%となっており、1勝馬は馬券に絡む事さえない勝率、3着内率共に0%となっている。

基本的にはここに至るまでの勝利数が多い馬の好走率が高くなっており、勝利数が少なければ少ないほど好走率も下がるといった内容だ。

ここもかなり重要なポイントだと思われるので注視したいところだ。

以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う

推奨馬

◎本命 ドウデュース

前走「皐月賞」3着からの臨戦馬。

データ上ではこの馬含む3頭が最も好走率が高かった。
その中でも前走の上り最速を見せたこの馬に注目したい。

東京の直線の長いコースではこの馬に展開が向くのではないかと考えられる。
オークスの様なイレギュラーがなければ末脚炸裂で差し切り勝ちを見せてくれるのではなかろうか。
ここは本命で。

〇対抗 ジオグリフ

前走「皐月賞」1着からの臨戦馬。

前走の先行勢の中では上り最速。
そして全頭で見ても上り3番手の末脚で勝ち切った強い競馬を見せた。

前走と同様の走りをすれば、この馬に土を付ける事は考えづらく、ここでも勝ちに最も近い馬のうちの1頭ではないかと考えられる。

本命馬の道中の位置取り次第ではこの馬のに冠達成も現実的ではなかろうか。
ここは対抗評価で。

▲連下 オニャンコポン

前走「皐月賞」6着からの臨戦馬。

5着までの馬でこの馬より早い上りの馬は、本命に推した「ドウデュース」のみ。
前に居た馬はさすがの地力を見せていたが、あと少し距離が長ければこの馬に差されてもなんらおかしくないと判断する。

今回の東京コースが吉と出るか否かの所ではあるが、ここでも勝負になる事は明白ではなかろうか。
ここは単穴評価で。

「アスクワイルドモア」「ダノンベルーガ」

前者は前走「京都新聞杯」1着からの臨戦馬。

また、馬番も1番と絶好の枠を引き、期待値の非常に高いデータを有している。
枠の利を活かして立ち回れば、何か一発があってもおかしくはない一頭かと考えられる。
今回は△連下評価で。

後者は前走「皐月賞」4着からの臨戦馬。

脚部の怪我の影響で右回りに不安を抱えていながらも4着までねじ込んできた実力は折り紙付き。
得意の左回りに戻った事で、ここで勝利してもなんら不思議ではない。

怪我さえなければ世代屈指の潜在能力はあると考えられる為、ここで評価を確定したいとも考えている。
本物か否かの見極めに重要な一戦。
陣営も元々はここに向けての調整だったかの発言も前走以前に見て取れたので、一番怖い存在だ。
ここは☆注意評価で。

以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

優駿牝馬(日本ダービー)過去10年のデータ

G1日本ダービー過去データ

昨年のレース映像

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