【第83回 優駿牝馬(オークス)】過去データから見えた買うべき3頭

第83回オークス考察予想

東京競馬場 2400メートル(芝)で行われる3歳牝馬オープン戦

波乱含みの牝馬三冠の2戦目。
昨年は16番人気の「ハギノピリナ」が3着に入線し、50万馬券が飛び出した事からも穴馬の台頭も視野に入れて予想した方が良さそうだ。

2013年から2020年までの8回は1番人気が3着内の常連であった事から、昨年の結果だけを鵜呑みにしないようにしたい。
こちらも過去10年の結果を元に考察していきたいと思う。

通算キャリア数に注目

過去10年の3着内馬30頭中25頭はキャリア通算5戦以内であった。

5戦以内の馬より勝ち馬8頭と3着内率26.3%をマークしているのに対し、キャリア6戦以上の馬は勝ち馬2頭と3着内率6.0%と苦戦傾向にある。

しかし、後者のキャリア6戦以上の馬にもチャンスはある。
この条件に該当する馬で種牡馬が「天皇賞(春)」で連対経験があれば、キャリア5戦以内の馬と遜色のない勝率と3着内率を誇る為、キャリア6戦以上の馬は種牡馬の過去の実績を見てみると良いだろう。

前走の先行馬は切り対象か

過去10年の3着内馬30頭中29頭は、前走の最終コーナー通過順位が3番手以下であった。

逆に前走の最終コーナー通過順位が1番手もしくは2番手の馬は3着1頭で3着内率4.2%と好走例はほぼなく、かなり苦しい結果が出ている。

先行勢が結果を出しづらくなっている事も覚えておきたい。

前走の好走馬に注目

過去10年の3着内馬30頭中24頭は、前走の着順が3着以内であった。
それに対し、4着以下の馬は勝率1.3%3着内率7.5%と期待値の薄い結果となっている。
基本的な馬選びは前走馬券圏内の馬から選ぶと良いだろう。

更に、過去4年に絞ると前走5着以下の馬の馬券に絡んだケースはなく、前走4着以内の馬ですべて決着がついている。
直近の結果をより重要視するのであれば、前走着順4着以内の馬で固め打ちした方が良さそうだ。

切れ味重視の勝負となるか

こちらは過去7年のデータだが、3着内馬21頭中15頭は前走の上がり3ハロンタイムの順位が3位以内であった。

4位以下の馬は3着内率が7.8%と苦戦傾向で、前者の31.9%に対し大きく差を付けられている。
この事から、鋭い切れ味の末脚を持っている事が、このレースの好走条件と言えるのではなかろうか。

しかし、上記の前走上り3ハロンタイム4位以下の馬でも、過去に※東京競馬場オープンクラス※のレースで、上り3ハロン3番以内且つ、当該レースで勝利を収めていれば好走率は、前走上り3ハロン3番以内の馬と変わらず、期待が持てるといったデータがあるので、そちらも覚えておくと良いだろう。

直近傾向は馬格も重要

過去5年の3着内馬15頭中13頭は、前走の馬体重が450キログラム以上であった。

450キログラム未満の馬は3着内率6.1%で勝ち馬もなしといった苦しい状況。
直近のデータを重視するのであれば、ある程度の馬格も備えておいて欲しいといったところだろうか。

直近の勝ち馬のデータをまとめると以下の様な内容が浮上した。

過去4年の勝ち馬は全て前走着順が3着以内であった。

2018年から2020年までの勝ち馬「アーモンドアイ」「ラヴズオンリーユー」「デアリングタクト」は前走1着。

昨年の覇者「ユーバーレーベン」は前走3着となっている。
更に、この4頭には別の共通点も。

前走の最終コーナー通過順が4番手以下だった事や、前走の上がり3ハロンタイムが1位であった事、そして馬体重が454キログラムから466キログラムと450キログラム以上であった事。上述した好走内容に多く当てはまっていた事も無視出来ない。

頭や軸馬を考える場合、この辺りの一致する項目を探すことも重要だと言えるだろう。

以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う

推奨馬3頭

◎本命 エリカヴィータ

前走「フローラステークス」1着からの臨戦馬。

東京2000をこなし、しっかり勝ち切ったのは高評価。
データ的な好走評価も高く、ここで3歳牝馬の主役に躍り出ても不思議ではない。
「桜花賞」組が強いがここは何かしらの一発があっても不思議ではない。
今回は本命で。

〇対抗 サークルオブライフ

前走「桜花賞」4着からの臨戦馬。

前走はこの馬の持ち味を活かし切れなかったかの様に映った。
今回直線の長い東京競馬場に部隊が変わる為、最後の切れ味で一気に突き抜ける結果があってもおかしくはない。

今回は前走の雪辱を果たすことも考えられるこの馬を対抗評価としたい。

▲連下 アートハウス

重賞未経験だが、実はデータ的にはこの馬が単独トップ。

経験の浅さを考慮して評価を落としたが、データ的にはこの馬が1着だと言っている為、非常に不気味な存在だ。
前走勝った「スターズオンアース」を切り捨ててまでこちらを選んだ川田騎手の動きも不気味だ。
ここは単穴評価で。

「スターズオンアース」「パーソナルハイ」

前者は「桜花賞」1着からの臨戦馬。

牝馬三冠の一冠目を戴冠している為、軽視は禁物だろう。
データ的にも好走条件はある程度揃っている為、この馬が怪物であればこのまま三冠をもぎ取ってもおかしくはない。
ここで、勝てば三冠も現実味を帯びてくるため、死に物狂いで獲りに来ることを考えれば切ってはならないだろう。
ここは△連下評価で。

後者は前走「フローラステークス」2着からの臨戦馬。

本命に推した「エリカヴィータ」とのタイム差は0.1と差はなく、巻き返しがあってもおかしくはない。
ここで好走し牝馬の主役級に飛躍するのはこの馬かもしれない。
ここは☆注意評価で。

以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

昨年のオークスのエース映像

オークス過去データ

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G1オークス過去データ

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