【G2】第8回 サウジアラビアロイヤルカップ 過去10年のデータで見えた、買いたい馬はコレだ！
東京競馬場 1600メートル（芝）で行われる2歳オープン戦
2014年に「いちょうステークス」として創設されたが、翌年には「サウジアラビアロイヤルカップ」に改称し現在に至る比較的歴の浅いレースとなっている。
しかしながら、過去8年の勝ち馬から4頭のGⅠ馬を輩出するなど目の離せないレースとなっている。
こちらは過去8年の結果から傾向分析していきたいと思う。
Contents
注目ポイント
前走勝ち馬
過去8年の3着内馬24頭中20頭は前走「新馬戦」、もしくは「未勝利戦」で初勝利を挙げた馬であった。
その他オープンクラスのレースからの臨戦馬では2017年の「ステルヴィオ」2着が最高着順となっている。
1勝クラスからの臨戦馬は3着内率0％となっており、馬券に絡む事が出来ていない点も注意したい。
新馬勝ちでの臨戦馬の3着内率が58.3％と非常に高く前評判通りの勝利を挙げた馬が順当に結果を積み重ねている傾向にある。
単勝オッズ
過去8年の勝ち馬は全て単勝オッズ4番人気以内の馬であった。
3着以内の馬で見ても全24頭中21頭がそれに該当しており、6番人気から9番人気の馬から2着1頭、3着2頭のみという結果になっている。
下記を見て頂ければおわかり頂けるだろうが、1番人気を軸にしても10回に9回馬券に絡む計算となるので、全幅の信頼をおいても良さそうだ。
過去8年の1番人気の戦績
1着3頭、2着3頭、3着1頭、4着以下1頭
勝率37.5％ 3着内率87.5％
過去8年の2番人気の戦績
1着1頭、2着4頭、3着1頭、4着以下2頭
勝率12.5％ 3着内率75.0％
過去8年の3番人気の戦績
1着2頭、2着0頭、3着3頭、4着以下3頭
勝率25.0％ 3着内率62.5％
過去8年の4番人気の戦績
1着2頭、2着0頭、3着1頭、4着以下5頭
勝率25.0％ 3着内率37.5％
と、この様な結果となっている。1番人気が他の追随を許さぬ結果を出しており、それに続くのが2番人気だが勝率は一番低くなっている。
しかし、マルチ等で考えるのであれば、1番人気、2番人気はかなりの信頼度を誇っているのではなかろうか。
新馬戦勝ちからの馬の前走傾向
当レースの3着内の半数以上の14頭が新馬戦からの臨戦馬だ。
その中でも前走が【6月の東京芝1600メートル新馬戦】勝ちからの臨戦馬が3戦3勝と絶好調。
また、【7月以前に阪神デビュー勝ちの馬】こちらも2戦2勝という好成績を収めている。
よって、夏競馬以前の【阪神・東京】デビュー勝ちの馬は要チェックかもしれない。
また、前走が新潟や中京のデビュー勝ちの馬も3着内率が75.0％、66.7％と安定度の高い走りを見せている。
勝ち星こそないが相手やヒモ選びには良さそうだ・
1月生まれの馬が強い
過去8年の結果を見てみると1月生まれの馬が3着内率81.8％と驚異の数字を叩き出している。
勝率も18.2％となっており最も高い数値となっている。
未勝利組は前走の着差に注目
前走2着馬とのタイム差が0.3秒以上で勝利した馬は、3着内率が41.7％と高水準。
勝率も25.0％と信頼のおける数字が出ている。
0.2秒以下の馬は13頭出走しているが、3着1回のみでかなり厳しい。
以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う
推奨馬
◎本命 ノッキングポイント
前走「新馬戦」1着からの臨戦馬。
6月4日の東京競馬場でデビューし0.5秒差の圧勝。
上述のデータに合致しており、当日も一番人気になる可能性が非常に高い為、この馬は鉄板ではなかろうか。
走破タイムも抜きんでており、説明不要の本命馬として推しても良いだろう。
〇対抗 シルヴァーデューク
前走「未勝利」1着からの臨戦馬。
新潟競馬場の未勝利で0.4秒差の1着。
1800メートルしか使われていないが、前走の走破タイムから換算すると本命馬よりやや劣るが、2番手評価にしても差し支えなさそうな足を持っているのではないかと推察される。
他馬との走破比較等々加味した上で、こちらを対抗評価としたい。
▲単穴 ドルチェモア
前走「新馬戦」1着からの臨戦馬。
こちらは対抗馬と違い前走札幌1500メートルからで、こちらも走破タイムや馬場状態、洋芝などを加味した上で、走破タイムを計算してみたところ3番手評価にしても差し支えなさそうな数字が出た。
その為こちらを単穴評価とさせて頂きたい。
「マイネルケレリウス」「グラニット」
前者は前走「新馬戦」1着からの臨戦馬。
こちら6月19日東京競馬場デビューでの1着ではあるが、走破タイム的に不安要素がある為、△連下評価とした。
後者は前走「新潟2歳ステークス」6着からの臨戦馬。
前走オープンクラスからの臨戦馬も1頭は入れておかないと足元がすくわれそうな為こちらを選定。
前者とは新馬戦でぶつかっており、0.1秒差の3着に敗れてはいるが実力にそこまで差はないと期待して、☆注意評価としたい。
また、当日オッズによって多少入れ替える余地があるかもしれないが、以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。
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