【G2】第70回 日経新春杯 過去10年のデータで見えた、買いたい馬はコレだ!

日経新春杯考察、予想

中京競馬場 2200メートル(芝)で行われる4歳以上ハンデオープン戦

例年では京都競馬場で開催されるレースだが今年も工事の関係で中京開催となる。

各世代トップクラスの馬が休養期間のこの時期に行われるハンデ重賞という事で、多種多様な路線からの参戦が目立ち年明けの面白い一戦となっている。
今回は過去10年の結果を元に好走馬の共通項を探っていきたいと思う。

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    競馬予想サイトハーレム競馬

    ハーレム競馬

    • 5月5日

      新潟6R

      66万9,900円獲得

注目ポイント

4歳馬が強い

過去10年4歳から10歳までと幅広い世代の馬が出走しているが、戦績では4歳馬が他を圧倒する結果が出ている。

昨年の「ヨーホーレイク」「ステラヴェローチェ」のワンツーフィニッシュも4歳馬同士の決着であった。
7歳以上の馬は全42頭が出走したが3着内入線した馬は1頭もいない。
よって、4歳馬を中心に相手に5歳、6歳馬を選ぶ方向で考えるのが良さそうだ

前走着順

まずは下記のデータをご覧頂きたい。

過去10年の前走8着以内の戦績

1着10頭、2着10頭、3着9頭、4着以下66頭
勝率10.5% 3着内率30.5%

過去10年の前走9着以下の戦績

1着0頭、2着0頭、3着1頭、4着以下54頭
勝率0% 3着内率1.8%

この様に9着以下の馬の入線は3着に1頭だけと絶望的な結果が出ている。
前走8着までの馬以外にほぼチャンスはないと見て良さそうだ。
8着までの馬は着順問わず巻き返すチャンスがありそうだという一種の目安になるのではなかろうか。

前走グレード問わず勝負になる為注意が必要か

過去10年の前走別成績を見たところ、前走がGⅠ組が最も勝利数が多くなってはいるものの、前走「2勝クラス」組や「3勝クラス」も勝負になっている。

中でも、「オリオンステークス(3勝クラス)」「グレイトフルステークス(3勝クラス)」からの臨戦馬は好走が多く要チェックだ。

斤量

過去10年の最軽量ハンデは49キログラムであった。
対して最重量ハンデは58キログラム。中でも、52キログラムから56.5キログラムの馬が好走傾向にある。

余りにもハンデの軽い馬やトップハンデクラスの馬の好走率が低くなる傾向にある。
中でも52キログラムから53キログラムの馬に注目したい。

年度 馬名 斤量 人気 着順
2013年 カポーティスター 52kg 10番人気 1着
2014年 フーラブライド 52kg 4番人気 3着
2017年 シャケトラ 53kg 2番人気 2着
2018年 ガンコ 52kg 7番人気 3着
2020年 モズベッロ 52kg 2番人気 1着
2021年 ショウリュウイクゾ 53kg 7番人気 1着
2021年 ミスマンマミーア 52kg 13番人気 2着

この様にかなりの数の馬が人気問わず入線しているので、気にして見ても良さそうだ。

また、前走との斤量差もチェックした方が良さそうだ。

前項でお伝えした通り4歳から6歳の馬でほぼ馬券が決まっており、この世代から選ぶに当たってもう一押し欲しい所だろう。

そこで着目したいのが、前走と比べて負担重量が2キログラム以上減った馬を狙い目としたい。

何故なら過去10年の勝ち馬10頭中9頭が前走と比べて負担重量が2キログラム以上減っていらからだ。
残りの1頭も斤量据え置きであった。これらの条件を加味して絞り込めば選定も楽になるのではなかろうか。

推奨馬

◎本命 ヤマニンゼスト

前走「菊花賞」6着からの臨戦馬。

メンバー中唯一の上記条件に合致する斤量2キログラム減の馬。
こういった極端なデータは無視出来ないもので、完全データ一致の観点や前々走の「神戸新聞杯」2200メートルのレースで2着と好走結果もあり、大いに期待出来るのではなかろうか。

強い馬もいる為配当的妙味のある一頭となるのではなかろうか。
ここは本命で。

〇対抗 ヴェローナシチー

前走「グレイトフルステークス」2着からの臨戦馬。

上述の臨戦過程でこちらも侮れないレースとなっており、斤量も1キログラムではあるが軽くなりハンデ戦の恩恵は得られる。
そもそも、今回2キログラム減の馬は2頭しかおらず、一方は本命、一方は選外の為、どちらかと言うと好ましいデータとなっているのではなかろうか。
今回は前走より相手のレベルが一段上がるが、好結果を出せる可能性はあるのではなかろうか。
ここは対抗で。

▲単穴 プラダリア

前走「菊花賞」7着からの臨戦馬。

こちらも4歳馬で本命から単穴まで全て4歳馬。
この馬はも対抗馬と同じく斤量は1キログラム減となっている。
「青葉賞」で2400メートルを勝っており重賞級の実力である事は疑いようのない事実だ。

前走成績と古馬との対戦経験の観点からひとつ評価を下げたが、データ的には実質対抗でも良いと思える内容ではあるが、前述の理由で今回は単穴としたい。

「ロバートソンキー」「ヴェルトライゼンデ」

前者は前走「産経賞オールカマー」2着からの臨戦馬。
前走から斤量アップの馬となるが直近2走りの針は1着、2着と好走が続いており安定感がある。
6歳馬で勝負になる世代の馬の中では最も可能性の高い一頭ではなかろうか。
ここは△連下評価で。

後者は前走「ジャパンカップ」3着からの臨戦馬。
レース当日は1番人気となるであろう当馬の斤量が非常に気になる。
過去10年では類をみない59キログラム。実績等加味すれば普通はこの馬を本命として考えるのが筋だろう。
しかしながら、本記事ではあくまでデータ重視での予想となるので、今回は別枠として☆注意評価とさせて頂きたい。

以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

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