【第58回 札幌記念】過去10年のデータで見えてきた、ぜひ買いたい推奨馬は?
札幌競馬場 2000メートル(芝)で行われる3歳以上オープン戦
全GⅡ最高額の賞金7000万円という事もあり、強豪がひしめき合う事も珍しくない重賞。
古馬に挑戦する3歳馬や秋のGⅠ戦線に向けた始動戦として使われる馬、海外挑戦を視野に入れている馬など、様々な路線を目指す馬の出走が見込まれる。
こちらは2013年を除く(函館開催の為)過去9回の結果より好走馬の傾向を探っていきたいと思う。
Contents
血統に注目したい
2013年を除く過去9回の種牡馬別成績を見てみると、ディープインパクト産駒とハービンジャー産駒が好成績を収める傾向にある。
2019年は1着から6着までこの2頭の産駒で独占していた。
2020年はハービンジャー産駒がワンツーフィニッシュ、昨年は、ディープインパクト産駒の「ラヴズオンリーユー」が2着でハービンジャー産駒の「ペルシアンナイト」が3着と好走していた。
よって、この二頭の産駒に注目するのも一つの手かと考えられる。
枠順にも注目
過去9回の結果を見てみると、内枠が優勢傾向にある。
特に直近4年は最内枠の1番枠が非常に強く、目下4連勝中と圧倒的だ。
1枠と3枠が3着内率40%超えと好調だ。
内ラチ沿いを上手く立ち回る事で、距離ロスなく走れるのが強みになるのだろう。
当レースがこの時期に珍しく定量戦である事も、それらの関係性を強くしているのかもしれない。
単勝オッズにも注意したい
こちらは過去10年の結果ではあるが、1番人気が10連敗と不甲斐ない結果を残している。
しかし4着以下に敗れたのは2頭のみで、3着内率は80%と高水準である。
それに続くのが2番人気の3着内率60%だ。
更にこの2番人気は過去10年の半数である5頭が1着と勝率、連対率も50%と非常に高水準である。
下記のデータをご覧頂ければおわかり頂けるかと思うが、2~5番人気を頭に据えるフォーメーションを組むか、1番人気からのマルチを組むかが勝利の鉄則となりそうだ。
過去10年の単勝人気別1着回
■1番人気 0頭
■2番人気 5頭
■3番人気 1頭
■4番人気 1頭
■5番人気 2頭
■6番人気以下 1頭
ローテーションも重要
前走GⅠから臨戦馬が最も馬券に絡みやすい結果が出ていた。
勝率10.3%、3着内率38.5%と他の追随を許さない圧倒的数値だ。
中でも前走GⅠレースで5着以内の馬に関しては、1着3頭、2着4頭、3着2頭、4着以下8頭と3着内率が50%超えとなっており、より信頼度が増す結果が出ていた。
それに続くのがGⅡ、GⅢ組で結果は甲乙つけがたいほぼ同率の結果となっている。
いずれも勝率が、8.3%と8.2%とほぼ横ばい。
3着内率も16.7%と16.4%とほぼ横ばい。
そして、それ以下のオープン特別組や条件戦からの臨戦馬は、馬券に絡んだことが一度もなく非常に苦しい傾向にある。
前走が重賞の馬以外は軽視しても問題なさそうだ。
マイル以上の重賞の実績も気にしたい
過去10年の勝ち馬のうち8頭は、過去1年以内に1600メートル以上重賞での勝利実績があった。
直近3年はGⅠ馬が3連勝と勢いがある。
過去の重賞実績を見つつ上記の内容を参考にして頂ければ、勝ち馬を見つけ出せるのではなかろうか。
以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う
推奨馬
◎本命 ジャックドール
前走「大阪杯」5着からの臨戦馬。
前走まで使い詰めで破竹の5連勝。連闘傾向の中思ったような切れ味を見せる事が出来なかったものの、5着と健闘した結果は侮れない。
今回は相手も揃っているが、前走GⅠ組且つ今年にマイル以上の重賞の勝ち星も挙げており、後は枠順の兼ね合いでどうなるかといった所ではあるが、本命視しても問題ないと考えられる馬だ。
今回の人気は対抗馬に指定した「ソダシ」に持っていかれ2番人気に甘んじるのではないかと考えられるため、最も勝率の高い2番人気になった際は、更にお勧め出来るポイントになりそうだ。
ここは本命で。
〇対抗 ソダシ
前走「ヴィクトリアマイル」1着からの臨戦馬。
また当レースの前年覇者でもある。前年と比べ今年は相手が揃った感は否めず、マイルまでであれば無双を期待出来るが、一線級ひしめきあうこの舞台で本命視出来るかと言うと、やや疑問が残ってしまう。
しかし、ここに来て絶頂期を迎えているかの様な強さを見せつつあるため、ここでも好勝負になると見ている。
前年の勝ちがブラフでない事を証明出来るか否かの一戦ではなかろうか。
ここは対抗で。
▲単穴 グローリーヴェイズ
前走「ドバイシーマクラシック」8着からの臨戦馬。
当レースの過去実績を見ると前走海外組も然程悪くない。
3着内率が30.0%と国内GⅠ組に引けを取らないデータがある。
「香港ヴァーズ」勝ちの経験もありGⅠとして相応しい走りを見せてくれるのではなかろうか。
いかんせん国内重賞では及第点の結果しか残せておらず、高齢馬という事もあり今回はこの位置に甘んじる形とさせて頂きたい。
ここは単穴で。
「パンサラッサ」「レッドガラン」
前者は前走「宝塚記念」8着からの臨戦馬。
前々走は「ドバイターフ」1着。
その前は「中山記念」で1着。2200メートルでは敗れたものの、1800メートルでは無類の強さを見せている。
今回の2000メートルがこなせるか否かの部分が大きな勝負の分かれ目となりそうだ。
過去に「福島記念」を勝っている為距離的な不安はある程度問題ないかと考えるが、コース的な部分で初の札幌が吉と出るか凶と出るか。
ここは△連下評価で。
後者は前走「新潟大賞典」1着からの臨戦馬。
デビューからここまでほとんどが5番人気以内と期待の高い馬であることがわかる。
今回は相手が相手なだけに評価を落とすことになるかとは思うが、大きく崩れる事のあまりない安定度の高い走りで、馬券圏内に食い込んでくる可能性があるかもしれない。
GⅢ組の台頭もほどほどにはある為、一応警戒しておいた方が良さそうだ。
ここは☆注意評価で。
以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。
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