【第58回 農林水産省賞典小倉記念】過去10年のデータで見えてきた、買いたい推奨馬は?
小倉競馬場 2000メートル(芝)3歳以上オープンハンデ戦
過去10年1番人気の勝率が低く2勝しか挙げられていない波乱のレース。
小倉競馬場で最も歴史のある重賞と知られている。
一昨年は137万馬券が飛び出すなど難解なレースとなっている。
こちらも過去10年の傾向から好走馬を探っていきたいと思う。
Contents
馬齢に注目したい
過去10年の3着内馬を見てみると、4歳と5歳から9勝を含む20頭が馬券に絡んでおり、圧倒的な強さを誇っている。
2017年以降の連対馬に関しては全てが4歳と5歳から。
1着、2着を予想する際はここから選んで行きたいところだ。
また3歳馬の出走数は少ないものの2頭出走して、2頭が2着入線しているので、無視するのは危険かもしれない。
ローテーションにも注目したい
前走がGⅠ、GⅢ、3勝クラスからの臨戦馬が好走している。
中でも前走GⅠ組の好走率が最も高く、3着内率は55.6%と半数以上が馬券に絡んでいる。
また、今回面白いのが前走3勝クラスの馬だ。まずは下記をご覧頂きたい。
前走3勝クラスで勝利した馬の戦績
1着0頭、2着1頭、3着1頭、4着以下11頭
勝率0% 3着内率15.4%
前走3勝クラスで負けた馬の戦績
1着4頭、2着0頭、3着1頭、4着以下6頭
勝率36.3% 3着内率45.4%
この様に負けた馬の方が戦線気が良くなっている。
例としては昨年の「モズナガレボシ」佐渡ステークス3着からの臨戦馬が1着。
一昨年の「アールスター」垂水ステークス6着など、直近2年でもこういった結果が出ている。
また、オープン特別クラスからの臨戦馬は成績が思わしくなく、過去10年の内21頭が出走しているが、馬券圏内は3着1回のみと信頼度が低くなってくる。
騎手にも注目
今回のレースは乗り替わり騎乗の好走が目立つレースだ。
それと言うのも、2013年から9年連で前走から乗り替わりの馬が勝ち星を挙げているからだ。
中でも「川田将雅騎手」「松山弘平騎手」「和田竜二騎手」「武豊騎手」が複数回の連対実績がある為、ここは要注目ポイントになるのではなかろうか。
この4騎手が乗り替わりで参戦してきた際は、積極的に狙ってみるのも面白いかもしれない。
ディープインパクト産駒に注視したい
当レースにおいては、ディープインパクト産駒で人気を集める馬の好走率が極端に低くなっている。
基本的には芝の中距離戦線ではめっぽう強いイメージがあり、それらを優先したくなる気持ちはわかるが、2番人気以内のディープインパクト産駒は過去10年で全9頭出走しており、2着1回と支持を受けながらも凡走しているからだ。
しかし、だからと言って、ディープインパクト産駒が全く走らない訳でもなく、6番人気以下の産駒が好走している。
6番人気以下のディープインパクト産駒は過去10年で全12頭出走しており、1着1頭、2着3頭、3着3頭、4着以下5頭。
3着内率58.3%と好走している。
当日のオッズを見て不人気のディープインパクト産駒がいるのであれば選んでみても面白いかもしれない。
前走距離とタイムにも注目したい
前走が2000メートルのレースからの臨戦馬で、且つ前走の走破タイムが2分を切っている馬の好走率が非常に高い。
過去6年にはなるが、昨年の「モズナガレボシ」を除き全ての勝ち馬が、前走2000メートル芝のレースで1分58秒台から1分59秒台の走破タイムを叩き出していた。
昨年の「モズナガレボシ」は前走1800メートル芝からの臨戦馬であったが、走破タイムは1分45秒7と好時計をマークしていた。
その為、前走の走破タイムが優秀且つ、前述の好走例に当てはまる馬がいれば優先的に選んでみるのも良さそうだ。
以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う
推奨馬
◎本命 ムジカ
前走「博多ステークス(3勝クラス)」2着からの臨戦馬。
2000メートルで1分57秒2の走破タイム且つ斤量が55キログラムであった。
今回はそこから更に4キログラム軽くなる為、馬格も然程大きくない馬なので恩恵に預かれるのではないかと推察出来る。
鞍上も「松山騎手」から「横山(典)騎手」に乗り替わり、年齢も5歳という事で追い風。好走データに合致する部分が多く期待の持てる一頭だろう。
ここは本命で。
〇対抗 マリアエレーナ
前走「マーメイドステークス」2着からの臨戦馬。
前走GⅢからの臨戦馬は上述の通り好走データに合致している。
こちらも4歳という事で好走率の高い世代である。
また、鞍上が「坂井騎手」から「松山騎手」に乗り替わっており、上述の通り複数回の連対実績持ちの騎手へ変更された事で、好走期待値が更に高まるのではなかろうか。
また、前走の走破タイムも1分58秒6とデータに合致しており、本命、対抗はほぼ同率ではあったものの、今回は斤量差の事も踏まえてこちらを対抗に推したいと思う。
▲単穴 ジェラルディーナ
前走「鳴尾記念」2着からの臨戦馬。
こちらは乗り替わりはなく「福永騎手」が続投する形となっているが、前走2000メートルで1分57秒8という高度計をマークしており、上述の条件面でも合致している。
本命、対抗馬に比べて好走データの条件面でやや見劣りする為、今回は単穴としたい。
「タガノディアマンテ」「ピースオブエイト」
前者は前走「天皇賞(春)」17着からの臨戦馬。
3200メートルという距離は長すぎたのか3コーナー辺りからずるずる後退し、最終コーナー17番手通過でそのままゴール。
前々走の「京都記念」2200メートルでは0.2秒差の2着と健闘しており、また前走GⅠ組の好走率も見逃せない為、距離の大幅短縮で改めて見直しが必要な一頭ではなかろうか。
ここは△連下評価で。
後者は唯一の3歳馬。
前走「東京優駿日本ダービー」18着からの臨戦馬。
大敗直後だが3歳馬の馬券圏内率過去10年で100%をマークしているのは非常に不気味。
ここは感情論を抜きにして、過去に100%起こった事象に対して素直に選んでおきたい一頭だ。
また、前々走までは新馬から負けなしの3連勝をしていた事も評価に値する。
3連勝は全て1800メートルだが、負けた2400メートルよりも400メートル短くなる今回は、こなせるのであれば一発があってもおかしくはないのではなかろうか。
ここは☆注意評価で。以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。
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