【第58回 農林水産省賞典函館記念】過去10年のデータから見えた、買いたい馬

函館記念考察予想

函館競馬場 2000メートル(芝)で行われる3歳以上オープンハンデ戦

サマー2000シリーズの第2戦で、荒れる重賞として知られる当レース。

一昨年は15番人気の「アドマイヤジャスタ」が勝利するなど波乱の多い重賞

それと言うのも、過去10年の3着内馬の約3分の2に当たる19頭が、7番人気以下という結果からも表れている。

また、過去10年の当レース勝ち馬から4頭のシリーズチャンピオンホースが出ている事も注視したい。
今回も過去10年の結果から好走期待値の高い馬を探っていきたい。

勝ち馬の法則は5番人気以内

冒頭で触れたように、荒れる重賞として知られるが、勝ち馬は意外にも一昨年の「アドマイヤジャスタ」以外は全て5番人気以内の馬で決まっている。

1番人気の勝利回数 1回 2019年
2番人気の勝利回数 2回 2014年、2021年
3番人気の勝利回数 3回 2013年、2015年、2016年
4番人気の勝利回数 1回 2012年
5番人気の勝利回数 2回 2017年、2018年



10番人気以下の勝利回数 1回 2020年

この様な結果となっている。上記をご覧頂くと2着~3着に伏兵馬が絡んでくる可能性が非常に高いという結果になっている事がおわかり頂けるだろう。

前走1着馬に過度な期待は禁物

前走1着馬に人気が集中しやすいせいか、伏兵馬の台頭が多くなっている。

前走1着からの臨戦馬は過去10年で18頭出走しており、その中でも半数が2番人気以内の支持を得たが、全て4着以下という結果に終わっている。
よって、前走1着馬の好走に期待を膨らませすぎると痛い目にあうといった内容が散見される。

更に、過去10年の結果を見てみると、前走6着以下の馬が3着内に16頭も入線しており、入線した16頭中14頭が単勝オッズ7番人気以下という非常に配当的妙味の大きい結果を出している。
こういった面も加味して予想して見るのも面白いかもしれない。

4歳馬が伏兵馬では要注目

過去10年の結果を見てみると、4歳馬の出走頭数は全22頭。
結果は1着2頭、2着3頭、3着1頭、4着以下16頭となっており、勝率9.1%の3着内率が27.3%となっている。

この数字は勝率は各世代単独トップで、3着内率も3頭のみ出走で3着1頭の3歳馬(3着内率33.3%)を除けば単独トップとなっており、非常に優秀な数字であると言えるだろう。

更に注目したいのが、その4歳馬の中でも7番人気以下の戦績だ。
こちらは1着1頭、2着3頭、3着0頭、4着以下6頭となっている。

4歳馬の3着内入線頭数6頭に対し、7番人気以下が4頭も馬券に絡んでいる事は無視出来ない結果となっているのではなかろうか。

7歳馬にも注視

7歳馬は最多の連対率23.1%を誇っており、過去10年で26頭出走し6頭が連対している。
内訳は、1着2頭、2着4頭、3着0頭、4着以下20頭となっており、勝率も4歳馬に続く7.7%と2位の結果が出ている。

これらの内容を鑑みて、好走期待値の高い馬を割り出す際には、4歳馬と7歳馬を優先的に見ても良いかもしれない。

ローテーション

過去10年の前走別成績を見てみると、GⅡ、GⅢ組が好走傾向にある。

中でも前走がGⅡ出走で1桁着順だった馬の成績が1着3頭、2着2頭、3着0頭、4着以下2頭と非常に高水準。
3着内率が71.4%と破格の数値だ。

また、オープン特別組は過度な信頼は禁物としておきたい。
最多の出走数を誇るものの勝率、連対率は一桁でGⅡ、GⅢ組の約4~6倍もの差がある。

また、巴賞組に関しても言及しておきたい。オープン特別からの出走の大半を占めるレースではあるが、1着1頭、2着5頭、3着2頭、4着以下47頭と不振傾向。

中でも2番人気以内に支持されたことのある馬が8頭いたが、その中で馬券に絡んだのは2019年の勝ち馬「マイスタイル」のみとなっており、過度な信頼は禁物と言えるだろう。

以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う

推奨馬

◎本命 サンレイポケット

前走「鳴尾記念」3着からの臨戦馬。

今回全てのデータ上でこの馬が一番合致していた為選定させて頂いた。
昨年の「ジャパンカップ」4着など一線級相手でも好走できる事は証明済み。
今回の相手には負けたくないだろう。ここで勝利を挙げて久々の重賞勝ち星を積み上げたいだろう。
ここは本命で。

〇対抗 マイネルウィルトス

前走「目黒記念」2着からの臨戦馬。

今回データ上で本命馬に次いで好走条件に合致しており、前走GⅡ一桁着順など、好走データとの相性も抜群だ。
2000メートルが距離的に当馬にあっているか否かが直近の成績でやや不安ではあるが、データ的に見てここは対抗評価としたい。

▲単穴 スカーフェイス

前走「大阪杯」6着からの臨戦馬。

過去4走りではGⅠを除く3走りが全て掲示板圏内。
前走もGⅠながら0.5秒差の6着と健闘しており、大崩れすることなく走っている。
直近で負けた相手が重賞での好走馬ばかりな為、今回の相手では勝ち負けの勝負になるのではなかろうか。
ここは単穴評価で。

「ギベオン」「アラタ」

前者は前走「宝塚記念」10着からの臨戦馬。

前走2200メートルを除く過去2走はいずれも2000メートル重賞で4着、5着と好走している。
ここでの逆転勝利があってもなんら不思議ではない。
ここは△連下評価で。

後者は前走「都大路ステークス」5着からの臨戦馬。

こちらはリステッド競走からの出走となるが、好走データにある程度合致しており、巻き返しの可能性が伺える一頭だ
。様々なタイプの馬が突っ込んでくる中、ここで仮に評価を落としているようであれば、抑えておきたい一頭だろう。
ここは☆注意評価で。

以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

>>函館競馬場の特徴

G3函館記念過去データ

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