【第57回 関屋記念】過去10年のデータで見えてきた、買いたい推奨馬は?

関屋記念予想考察過去データ

新潟競馬場 1600メートル(芝)で行われる3歳以上オープン戦

昨年の覇者「ロータスランド」の初重賞勝利で、サマーマイルシリーズ制覇に大きく貢献した当レース。

2012年よりサマーマイルシリーズが開催され、2017年の覇者以外は全て当レースでポイント獲得している事から、シリーズ制覇に大きく関係してくることが想定されるレースである事がわかる。
こちらも過去10年の結果より好走期待値の高い馬を探していきたいと思う。

中山・阪神・京都・東京競馬場の実績に注目

過去10年の3着内馬30頭中28頭は、昨年以降の4大競馬場の1600メートルレースにて2着以内入線の経験があった馬であった。

この経験の有無で3着内率に大きな差があった。
経験ありの馬の3着内率27.2%に対し、なしの馬は3着内率3.2%と大苦戦

更に2016年以降に限ると、3着内率0%の全滅という結果が出ている。
一昨年以前やローカル開催のレースでしか連対経験のない馬は割引が必要だろう。

重賞勝利経験や前走の実績にも注目

まずはじめに前走の実績だが、過去10年の3着内馬30頭中22頭は、前走の着順が6着以内であった。

こちらの3着内率が25.3%あるのに対し、前走着順が7着以下の馬は3着内率10.3%と苦戦傾向にある。
更に直近6年に限ると後者は3着内率が6.4%まで下がってしまう為、近年傾向を重要視するのであればより厳しくチェックしていきたい項目だ。

また、後者の前走7着以下でも3着内に入線してきた馬の過半数以上が、前年以降のJRA重賞(1600メートル)で勝ち星を挙げた経験のある馬であった。

こちらは3着内率が30.0%まで引きあがり期待値は大きくなってくる。
こちらも直近6年に限って見てみると、前走7着以下且つ、前年以降の重賞勝ちの経験がなかった馬は、36頭出走していたが、全て馬券圏外に沈み3着内率0%となっている。

その為、前年以降のJRA重賞(1600メートル)での勝利経験のない大敗馬は切ってしまっても良いだろう。

性別にも注目したい

こちらは直近5年のデータになるが、牡馬・せん馬よりも牝馬の方が優勢傾向にある。
牡馬・せん馬の3着内率11.7%に対し、牝馬の3着内率は34.8%と約3倍もの入線率となっているからだ。

また、牡馬・せん馬で期待が持てる馬は大型馬に限る。

520キログラム以上の大型馬の3着内率は34.8%となっており、520キログラム未満の3着内率11.7%を大きく上回っている。
よって、牡馬・せん馬から馬選びをする際は、馬格にも注目していきたいところだ。

前走どこで使われたかにも注意したい

前走が※1400メートル超重賞※の馬が過去5年で14頭3着内入線の結果を出しており、3着内率も28.0%となっている。

重賞以外のレースもしくは1400メートル以下のレースからの臨戦馬は割引しても良さそうだ。
こちらは33頭中1頭のみの3着内入線で、3着内率3.0%と絶望的な数字となっている。

高齢馬は不振

7歳以上の馬は2014年以降22頭出走しており、1度も馬券に絡んだことがない
これらの状況を肝がんみると6歳までの馬で馬券を組んだ方が勝率が高くなると思われる。

以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う

推奨馬

◎本命 イルーシヴパンサー

前走「安田記念」8着からの臨戦馬。

前々走「東京新聞杯」(東京1600メートル)での勝利を挙げており条件には合致している。
前走GⅠクラスで一線級を相手に着順こそ8着ではあったが、0.2秒差と大健闘している。
これらの内容を鑑みて、今回のメンバーで見ても今一番勢いのある一頭ではなかろうか。
人気を集める事も想定されるがここは本命で。

〇対抗 ザダル

前走「エプソムカップ」6着からの臨戦馬。

年明けの「京都金杯」で勝ち星を挙げており、前走着順や実績面でも合致している。年齢的にも6歳でギリギリ問題ない。今回のメンバーで、前年以降の重賞勝ち経験ありの馬ではこちらが合致する部分が最も多く期待の持てる一頭ではなかろうか。ここは対抗で。

▲単穴 ダノンザキッド

前走「安田記念」6着からの臨戦馬。

本命馬とはタイム差なしで着順が2つ上と言う部分を評価したい。
今回は前年以降の重賞での勝ち星がなく評価を落とす形となったが、相手関係を見ても勝ち切る能力は十分にあるだろう。
直近2走が微妙な着順という事が少々気にかかるが能力はメンバー内でも上位と考えるため、ここは単穴評価で。

「ピースワンパラディ」「スカイグルーヴ」

前者は前走「京都金杯」2着からの臨戦馬。

6歳馬だがきゃりあ13戦とあまり使い込まれていない為、肉体的には問題ないのではないかと考える。
キャリア通して2020年の7着2回を除き全て馬券に絡んでいる安定度は見逃せない。
ここは筆者の独断と偏見ではあるが、△連下評価としたい。

後者は前走「京王杯スプリングカップ」2着からの臨戦馬。
牝馬で当レースとしては好相性。
直近2走りは重賞で好走続きの2着2回。
距離的な不安要素はあるが、牝馬の3着内率とメンバーを見ても実力は通用しそうな雰囲気は十分にある。
ここは☆注意評価で。

以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

G3関屋記念過去データ

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