【第57回 G3札幌2歳ステークス】過去10年のデータで見えてきた、買いたい推奨馬は?

札幌2歳ステークス予想考察過去データ

札幌競馬場 1800メートル(芝)で行われる2歳オープン戦

昨年の覇者「ジオグリフ」が後の「皐月賞」を制した事で記憶に新しい。

また、一昨年の覇者「ソダシ」や2着馬の「ユーバーレーベン」が後の「桜花賞」「オークス」の勝ち馬になるなど、近年翌年のクラシック戦線の主役を占う重要な一戦となっている。

今回も2013年函館開催を含む、過去10年の結果より好走馬の傾向を探っていきたいと思う。

末脚が物を言うか

過去10年の3着内馬30頭中28頭は前走の上がり3ハロンタイムが2番手以内であった。

3番手以下の馬の3着内率は6.9%と苦戦傾向が強い。
前走鋭い末脚で好パフォーマンスを見せて馬から選ぶと良さそうだ。

前走の単勝オッズにも注目

過去10年の3着内馬30頭中26頭は前走の単勝オッズが3番人気以内であった。

4番人気以下の馬の3着内率は7.8%とこちらも厳しい結果が出ている。
前走上位3番人気から漏れた馬は過信禁物という事になる。

しかし、その4番人気以下の馬の中で好走する馬の共通点を探ってみたところ、前走が「コスモス賞」もしくは「クローバー賞」に出走していた馬である。

ここからの出走馬は3着内率21.4%と跳ね上がり期待が持てる。
それ以外の路線は思い切って切りにしてしまっても良いかもしれない。

馬番にも注目

直近5年の成績を見てみると、外枠の馬の成績が好調だ。

内枠の馬は1勝しか挙げられておらず、3着内馬も全3頭のみ。
中から外枠で馬券を組むのが良さそうだ。
参考までに下記のデータを頭に入れておいて頂ければ役に立つかもしれない。

馬番「1番から5番」の馬の戦績

1着1頭、2着0頭、3着2頭、4着以下21頭
勝率4.2% 3着内率12.5%

馬番「6番から14番」の馬の戦績

1着4頭、2着5頭、3着3頭、4着以下27頭
勝率10.3% 3着内率30.8%

と、こういったデータが出ている。

レース間隔にも注目

こちらも直近のデータだが、過去5年の3着内馬15頭中12頭はレース間隔が中3週以上であった。

前走から使い詰めの馬よりある程度休養を挟んだ馬の方が活躍する傾向にある。
例えば、始動後の2戦目だからと言って、安心すると痛い目に合うかもしれない事は覚えておきたいところだ。

また、中2週で強行して来た馬の好走材料はオープンクラス勝ちの経験のある馬のみだ。

こちらは3頭出走しているが、いずれも3着内入線と100%の入線率である。
そういった点を鑑みてオープン勝ち経験のある連闘馬が居る場合は選んでも良いかもしれない。

ここまでのレースの距離にも注目

2歳馬という事で出走回数も少ない事から、どの距離をメインで使って来たかも重要なファクターとなる。

当レースの好走馬の共通項としては、当レースと同距離である1800メートルのみで使われてきた馬だ。

こちらは直近5年の勝ち馬全てがこのデータに当てはまる。
3着内で見ても15頭中12頭と圧倒的。距離をコロコロ変えている馬でなく、1800メートルを一貫して使い続けてきた馬が優勢だろう。

以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う

推奨馬

◎本命 シャンドゥレール

前走「新馬戦」1着からの臨戦馬。

1800メートル芝で0.3秒差の快勝を収めており、非常に期待値の高い馬だろう。
馬格もあり直線の長い東京競馬場ではあるがメンバー内でも屈指の持ち時計。
ここは本命で。

〇対抗 ブラストウェーブ

前走「新馬戦」1着からの臨戦馬。

こちらも1800メートル勝ちでここに臨んできた。
洋芝も経験済みで持ち時計も悪くない。

本命馬との差は前走の出走頭数や乗り替わりといった面で多少気になる部分がある為で。
鞍上は強化されているが初コンビでどういった内容になるか、当馬は前走出走頭数6頭のみであったが、本命馬は16頭だての1着。

これは大きく意味が違ってくるのではないかと考えひとつ評価を落とした。
ここは対抗で。

▲単穴 ドゥアイズ

前走「コスモス賞」2着からの臨戦馬。

こちらは2戦1着、2着と現時点では安定感抜群。一貫して1800メートルを使ってきたことと、人気しなくても「コスモス賞」を使ってきたことで3着内率はグンと跳ね上がる。

ここは期待しても良さそう。
今回は単穴で。

「ウェイビー」「ドゥーラ」

前者は前走「コスモス賞」3着からの臨戦馬。

こちらはデビュー戦こそ2000メートルではあったが、そこで0.5秒差の圧勝をして見せている。
今回の好走馬のデータにも合致しており、ここでも一発あっても不思議ではない。
ここは△連下評価で。

後者は前走「未勝利」1着からの臨戦馬。

札幌競馬場1800メートルでの走破タイムは最も速く、持ちタイムの数字だけで見ると一番強そうではある。
データ的にも合致する部分もありこの馬がここで勝つこともなんら不思議ではない。
ここは☆注意評価で。
出走経験の浅い2歳馬なので何が起きても不思議ではない為、データにある単勝オッズや馬場と相談してレース当日に馬選びを確定させるのも良いかもしれない。

以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

G3札幌2歳ステークス過去データ

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