【第42回 新潟2歳ステークス】過去10年のデータで見えてきた、ぜひ買いたい推奨馬は?
新潟競馬場 1600メートル(芝)で行われる2歳オープン戦
2歳マイラーの頂点を決める戦いと言っても過言ではない当レース。
堅く収まる傾向が強い。
結果を見ると昨年は三連単4950円、2020年は三連単6810円と手堅く収まっている。
直近で大きな配当を叩き出したのは2015年の26万1060円を最後に、以降は堅めの決着が続いている。
単勝人気別で見てみても4番人気以下の馬が勝ち星を挙げたのは2011年「モンストール(4番人気)」以降一度もない。
堅く収まるか意外な穴馬の激走があるのか。
今回も過去10年の傾向を見て好走馬を探っていきたいと思う。
Contents
まずは馬格に注目したい
過去10年の3着内馬30頭中29頭は前走馬体重が440キログラム以上であった。
440キログラム未満の馬は39頭出走して3着1回のみと苦境に立たされている。
3着内率も2.6%と信頼度が極端に低いので、小さめの馬に関してはここは軽視しても良さそうだ。
前走の上り3ハロンにも注目
過去10年の3着内馬の全てが、前走の上り3ハロンタイムが2番手以内であった。
よって、直近レースで切れる末脚を披露している馬に分がありそうな結果が出ている。
そういった部分も意識して見ると面白いだろう。
前走距離にも注視
ここからは過去5年のデータによるものだが、過去5年の3着内馬15頭中11頭は前走出走距離が1600メートルであった。
これらの馬は3着内率36.7%となっており、その他の距離から来ている馬の11.4%を遥かに凌ぐデータが出ている。
よって、前走と同じ距離で出走してくる馬に注目して見るのもひとつの手だろう。
それと言うのも、前走1600メートル以外からの臨戦馬に勝利経験がない為である。安心して軸に据えるには1600メートルを使ってきた馬からの方が、確率は高くなってくるだろう。
また、前述の1600メートル以外の距離から来た馬も一部好走する傾向にある。
前走の出走頭数12頭以上且つ、前走の最終コーナー通過順位が2番手以内の馬だ。
この条件を満たす馬は9頭出走中4頭が馬券に絡んでおり、勝ち馬こそ出ていないものの、3着内率は44.4%と最も高水準である事も覚えておきたい。
所属にも注目
まずは下記のデータをご覧頂きたい。
過去5年の栗東所属馬の戦績
1着5頭、2着2頭、3着2頭、4着以下20頭
勝率17.2% 3着内率31.0%
過去5年の美浦所属馬の戦績
1着0頭、2着3頭、3着3頭、4着以下30頭
勝率0% 3着内率16.7%
と、この様に栗東優勢が顕著に現れている。
出走頭数も美浦の方が多いので、割合的に悪くても同じくらいの入線数は欲しい所だが、圧倒的に差を付けられてしまっている為、これはケチのつけようがないと思われる。
よって、栗東所属馬から選定していくのがベターではなかろうか。
美浦所属馬の好走例もあるので、そちらもご紹介しておきたい。
前走を東京競馬場で使われた馬は3着内入線の美浦所属馬6頭中5頭と好相性。
その他の路線の美浦所属馬は無視しても良さそうだ。
基本的には、「440キログラム以上」「栗東所属」「前走1600メートル」「前走の上り3ハロン2番手以内」の馬がいれば積極的に狙っていきたいレースだろう。
以上の内容とデータを元に当レースの推奨馬を挙げていきたいと思う
推奨馬
◎本命 アイスグリーン
前走「未勝利」1着からの臨戦馬。
今回出走の馬の中でデータに合致する馬を探している際に、目を見張る走破タイムで前走勝ち切った当馬を見つけた。
今回の出走馬の中でも積極的な先行策で、最上位の走タイムを叩き出し勝ち切っている事を評価したい。
それと言うのも、今回前走1600メートル組がほぼいなく、前走距離を無視しなくてはならない為だ。
その中でもデータ的にも不安要素の少ない当馬を本命馬として推したい。
ここは本命で。
〇対抗 シーウィザード
前走「新馬戦」1着からの臨戦馬。
前走逃げて2番手の上り3ハロンタイムで勝ち切った事を評価したい。
本命馬と比べても遜色ないかと考えたが、美浦所属馬で前走が函館という事もあり、ひとつ評価を落とすことにした。
筆者の個人的な感想ではあるが、函館の洋芝でのタイムと、本命馬の小倉でのタイムで考えると走破タイム的には差はないと考えている。
よって、こちらも上位に食い込む可能性は大いにあるのではなかろうか。
ここは対抗で。
▲単穴 キタウイング
前走「未勝利(牝)」1着からの臨戦馬。
馬格は小さいが、今回唯一の前走1600メートル組で、勝利しての参戦という事で軽視するのは危険かもしれないと感じた。
データ的にもある一定の好走条件には合致している為、は知らない事はないだろうと判断している。
今回は鞍上も強化されたので何かあっても不思議ではない。
ここは単穴で。
「ウインオーディン」「バグラダス」
前者は前走「未勝利」1着からの臨戦馬。
今回のデータ的に合致する馬がなかなかおらず、消去法で選んでいくとこの馬が残ったといったところだ。
しかし、この馬の前走走破タイムもなかなかのもので、馬場が渋ってもいけるという結果も残しているので、週末の天気を気にせず選べる可能性もあるのである一定の期待感は抱いても良さそうだ。
ここは△連下評価で。
後者は前走「新馬戦」1着からの臨戦馬。前走1150メートルダートを使っており、ここに照準を当ててきたことが非常に不気味だ。
新馬戦を調教感覚で使ってここにぶつけてきたのであれば面白い存在になるのではなかろうか。
ここは☆注意評価で。
以上の内容とデータを元にご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。
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