【府中牝馬S2021】考察・予想・推奨馬

東京競馬場 1800メートル(芝)で行われる3歳以上オープン戦

昨年の府中牝馬Sは8頭立てという少頭数ではあったものの、189,020円の配当という高額配当の決着となった。

2001年以降14回も4番人気以下が勝利するといった波乱の起こりやすいレースだ。
当レースを過去10年の結果からデータを元に考察していきたいと思う。

出走馬の多い年は馬体重に注目したい。

<引用元:昭和男児>

出走頭数が15頭以上の出走年は3着入線した全12頭中10頭が前走の馬体重が460kg以上であった。
460kg未満の馬は3着内率8.3%と苦戦している。

そして、前述の3着入線の条件を満たした馬は、全て前走は国内のレースに出走していた。

直近の6年間に焦点をあてると、3着内の馬18頭中17頭は前走出走レースの距離は2000メートル未満のレースに出走していた。
2000メートル以上のレースに出走していた馬は1頭を除き全て4着以下とよほどの実力馬か展開に恵まれない限り難しいだろう。

下記を見て頂ければご理解頂けるだろう。

2000メートル未満出走の馬
1着5頭、2着6頭、3着6頭、4着40頭

2000メートル以上出走の馬
1着1頭、2着0頭、3着0頭、4着20頭

この様に、前走距離も気を付けたい要素の一つと言えるだろう。

また、キャリア21戦以下の馬がここでは主役になると思われる。

過去10年3着内に入線した馬の30頭中28頭は、通算出走数21戦以下であった。
22戦以上の馬は3着内率5.6%と苦しい状況である。

注目ポイント

年明け以降2000メートル未満のレースに勝利している馬が中心となる傾向が強い。

過去6年の3着内の馬18頭中14頭は、同一年のJRA2000メートル未満のレースで勝利した経験のある馬であった。
この実績を持つ馬の3着内率は40%と非常に高水準。
年明けに2000メートル未満のレースで勝利している馬は見逃せない一頭となるだろう。

逆に上記の1着の経験のない馬で3着入線した馬は、全て前走の着順が4着以上であり、尚且つ距離が2000メートル未満であった。

前述の2つの条件に満たない馬は、いかに実績のある馬であっても過信は禁物と思われる。
この条件に当てはまらなかった馬の全てが4着以下と馬券に絡んでいないためだ。

ここまでのデータから、当レースの推奨馬をあげていきたいと思う。

推奨馬

◎本命 デゼル

前走はGⅠということで相手も強力。当レースでも相手は強いが、直近の結果を見ると「強かった」の方が正しい表現に見える。
今回はデータに多く当てはまる当馬を本命に推したい。
強力なGⅠ一線級の馬相手にはやや見劣りするが、当レースのメンバーであれば実力は上位。
ここは次への弾みをつけるために勝利したい一戦だろう。

○対抗 マジックキャッスル

今回、多頭数の為、馬格が小さいことに不安はあるが、実力はメンバー内でも屈指。
データには当てはまらないが、みすみす切り捨てるわけにはいかない一頭だ。
ヴィクトリアマイルなどで一線級相手にも引けを取らない好レースを演じる事が出来ることから、ここでも勝ち負けのレベルで戦えると見る。

▲単穴 アカイイト

実績こそ、上記の二頭やその他数頭にくらべ、心もとない感はあるが、過去のデータの勝ち馬に合致する部分が多く、戦績も安定している。
3勝クラスを勝利したばかりだが、当レースの考察冒頭に述べたように波乱も起こる当レースでは、一発があると思える一頭だ。
ここは推していきたい。

スマートリアン」「ドナアトラエンテ」「レッドベルディエス」など、気になる馬は多数いるが、言っていたらキリがないので上記を選出した。
枠順確定後には多少の変更は必要だが、ご自身の予想の参考にしてみてはいかがだろうか。

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