【サウジアラビアロイヤルカップ2021】考察/予想/推奨馬

東京競馬場 1600メートル(芝)で行われる2歳オープン戦

当レースは2歳GⅠで好走する馬や、翌年の3歳三冠レースで好走する馬を見極める大事な一戦になりそうだ。
過去に2017年優勝のダノンプレミアムが同年の朝日杯フューチュリティ―ステークスを、2019年にサリオスが結果を残している。
また、2018年にはグランアレグリアが翌年の桜花賞を制覇したように、ここを使って大きく開花させる馬が多く見受けられる。

今回は過去10年のデータを元に考察していきたいが、2013年以前は同レースの前身である「いちょうS」のデータも踏まえていこうと思う。

<引用元:昭和男児>

当レースは脚質に注目して頂きたい。

昨今、先行で押し切る競馬が目立つが、当レースでは左回りの実績のある差し馬が中心になる傾向がある。

過去10年の3着内に入線した馬30頭の内、実に23頭もの馬が左回りのレースで2着以内、上り3Fのタイムがメンバー内で3番手以内の実績のある馬であった。
よって、当レースでは左回りの連対実績と、過去の上り3Fの速い馬から選んでいけば良いというデータが出ている。

上記の実績がない馬で3着内に入線した馬は7頭。
そのうち3頭は、阪神競馬場で行われた新馬戦の勝ち馬であった。

しかし、これらが有力なデータか否かと言えば疑問符が付く。
単に馬が強かっただけではないか?などの憶測が飛び交う事もありそうなので、参考までに抑えておくと良いだろう。

また、レースを使うローテーションも十分に注目しておきたい。

サウジアラビアロイヤルカップに名称が変更されてからの、過去6年に関しては3着内の馬18頭中17頭が、中4週以上の間隔であり、それよりも短い間隔で挑んだ馬は3着内率3.7%と非常に心もとない。
厳しいローテーションの馬はいかに有力馬であろうと、過信は禁物だと思われる。

馬体重にも目を向けたい。

こちらは、成長著しい若駒で馬体が小さくても強い馬はいるが、過去10年の3着内馬30頭はいずれも440kg以上の馬であった。

極端に馬体の小さな馬は割引が必要だろう。
また、480kg以上の大型馬は3着内率が52.0%と優秀な結果を残しており、馬齢的にも成長の早い、もともとの馬体が大きい馬に有利が働きそうだ。

前走着順にも着目したい。

サウジアラビアロイヤルカップの名称に変更されてからの過去6年の3着内馬18頭中17頭はいずれも前走着順が1着であった。
当条件に当てはまる馬の3着内率は41.5%と非常に高水準。上述のローテーションとあわせて当てはまる馬は要注目ではないだろうか。

ここまでのデータを元に推奨馬を挙げていきたい。

推奨馬

◎本命 ステルナティーア

キャリア1戦ではあるが、前走1着、新潟(左回り実績)、差し馬(1戦のみであるから確定ではないが)、中4週以上、前走446kgと文句の付け所のない実績と、上り3Fが32.7秒の驚異の末脚。
そして、2戦目未勝利から続投していたロードリライアブルよりも福永騎手がこちらを選んだという事は(騎乗依頼等の兼ね合いもあるだろうが)…言わずもがなだろう。
ここは鉄板ではなかろうか。

○対抗 コマンドライン

こちらもキャリア1戦だが、鞍上は安定のC.ルメール騎手。本命に推したステルナティーアと同条件で出走する当馬。
前走馬体重512kgとかなりの大型馬。
上述のデータだけ見るとこちらが全て当てはまってはいるが、若駒で間隔が空きすぎていると走らない懸念と、上り3Fタイムがステルナティーアの方が早いことと、福永騎手がここ最近の若駒戦の異常な勝ち鞍を誇る凄まじさからあちらに軍配をあげた。

▲単穴 スタニングローズ

前走りは5着と敗れたものの、左回り適正と当レースの距離適性的に問題なしと見た為選定。
ウナギノボリと迷ったが、前走のレベルが低く感じられたことと、距離延長が懸念材料に挙げられるためこちらを。

2歳馬という事で非常にデータは少ないものの、わかりやすい実績からの結果となっている。
似たような戦績の馬が多い場合は上述の上り3Fなども目安にしてみてはいかがだろうか。

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