【京都大賞典2021】考察・予想・推奨馬
阪神競馬場 2400メートル(芝)で行われる3歳以上オープン戦
当レースは、のちに続くジャパンカップや天皇賞(秋)に出走予定の馬がここを使って、本戦に望む傾向が非常に強くなっている。
今年は京都競馬場の工事により、阪神競馬場2400メートルでの開催となるが、当レースの過去10年の傾向と阪神2400メートルの傾向を探りながら考察したいと思う。
例年、京都大賞典が行われる開幕週は内枠が有利。1日目、2日目に限定した場合1~3枠で1着7頭、2着11頭、3着7頭。6~8枠で1着5頭、2着2頭、3着11頭と3着内の馬の数でも差が明白である。
また、今年の当レースの会場である阪神競馬場2400メートルでも外枠が劣勢であるというデータが出ている。
3着内率が1~4枠26.3%~29.4%に対し5~8枠は21.7%~25.5%とこちらも差が明白である。
基本的には内枠から中枠までを重視した方が良さそうだ。
そして、脚質というよりも最後の直線の切れ味勝負になりやすい。
上り3Fがメンバー内最速であることが最重要項目のひとつとなる。
最速であった馬の3着内率は40%以上と高い水準で結果を残している。
それも阪神競馬場の外回りコースが直線の長いコースである特徴からくるものだろう。
末脚がメンバー内で4番手以下の馬は3着内率も半分以下となり、大きく水をあけられる結果となっている。
これらを踏まえて、切れ味勝負になりやすい事は明白である。
ここは鋭い直線の伸びを武器とする馬から選んでいくのが吉ではないか。
また、出走の間隔などローテーション関係で見ても面白いデータがある。
前走GⅠ組が結果を残しやすい傾向にある。
こちらの経験のある馬の3着内率が45.2%と信頼度の高い数値をたたき出している。
また、2015年、2016年、2018年、2020年はGⅠ馬が勝利を挙げている事から、GⅠ出走経験があり、尚且つGⅠを制している場合は最有力候補と言っても過言ではないだろう。
逆にGⅠ馬の出走のない年は、2017年のスマートレイアーのように重賞勝ち鞍が複数ある馬が勝ち星を挙げている。
2019年には重賞1勝のドレッドノータスが勝利を収めるなど、荒れる要素も含まれているところに注目だ。
GⅠ馬の居ない年は荒れるかもしれない。
という事を頭において予想を立てることも大事な着眼点になるだろう。
最後に騎手別戦績を見ていきたい。
C.ルメール騎手、M.デムーロ騎手、福永祐一騎手の勝率が20%以上と非常に高い水準で勝ち星を挙げている。
今年はそのほとんどが毎日王冠に出走しているが、ここも見逃せない点であろう。
今週出走予定の騎手では
M.デムーロ騎手 勝率22.2%
松山弘平騎手 勝率14.7%
藤岡佑介騎手 勝率13.2%
この3人が勝率の高いジョッキーだ。
以上のデータを踏まえて推奨馬を挙げていこうと思う。
推奨馬
◎本命 アリストテレス
当馬はデータ上では騎手的な面でしか優位性は認められないが、三冠馬コントレイルを追い詰めた実績もあり、距離的な面でもこの距離はベター。
ここで古馬としての格をつけたいところだろう。強力な対抗馬も見当たらないのでここで勝利を掴みたい。
○対抗 キセキ
こちらGⅠではあるものの、3歳GⅠまでの話。
それ以降は惜しい実績はあるものの勝ち切れない競馬が続いている。
しかし、晩年となった今も第一線で戦えない事もない事から、今回のメンバーなら上位も狙えるのではないか。
▲単穴 オセアグレイト
当馬もGⅠ出走経験あり。当レースでは圧倒的GⅠ馬が見当たらず、過去のGⅠ馬不在レースと同様のレース結果が予見される。
風穴をあけに来る1頭として推奨したい。
ステイヤーズで1着を取るなど、距離的には問題なくここでも当馬の走りが出来れば。
今回はGⅠ馬が居るものの、キャリア晩年を迎えた古馬のみ。勢いがあるとは決して言えない状況下にあるので、非常に難しいレースとなるだろう。
筆者も悩みに悩んだが、枠順など上記を参考にご自身の予想と照らし合わせてみてはいかがだろうか。
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